【映画】『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』の感想 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

【映画】『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』の感想

『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』を観ました。

同作は、2015年7月1日に全米公開を開始した実写映画で、ターミネーターシリーズのリブートです。

ターミネーター1と2のシーンがあり、観ていて「あのシーンだ!」「あれはあれだな」と思い出しながら観ていて楽しかったです。

ストーリー

ターミネーターやカイルを過去に送ることを何度も繰り返した結果、ターミネーター1や2と全く違う展開になるというのが同作のストーリーでした。

同作のサラ・コナーは6歳にターミネーターに襲われ、人間によって送られた別のターミネーターに守られ成長した強く逞しい女性になっていました。
長い時間を共に過ごしたターミネーター「オジサン」から未来のこと、ジョン・コナーやカイル・リースのことを聞かされていて全てを知っており、自分が運命から逸れた選択をすると人類滅亡に繋がると恐れて自由に生きることを諦めていました。

ターミネーター1と同様に未来からターミネーターが送られてきますが、「オジサン」とサラ・コナーによって瞬殺されます。
次にターミネーター2に出てきたT-1000も出てきますが、これも「オジサン」とサラ・コナー、カイル・リースの3人で中盤あたりで倒していきます。

あれ?もう敵なし?と思ったときに、ターミネーター化したジョン・コナーが未来からやってきて人間の敵となるのです。

人間であった頃の記憶を所有しながら身体や脳を侵されターミネーターとなったジョン・コナーはスカイネットの前身となるジェニシスを世に放つ為に、それを阻止しようとするサラ・コナーたちを妨害し続けます。

最終的にはサラ・コナー、カイル・リースたちの勝利に終わり、スカイネットの脅威が消え去りました。

サラ・コナーは運命から解放され、好きに生きることが許されるようになり、ハッピーエンドとなりました。

感想1:ジョンコナーが可哀想…

生まれる前から、そして最期までスカイネットに翻弄され続けて死んでしまった彼をこの上なく可哀想に思えてきました。

彼が指導者に立つまでどんな葛藤があり苦しんできたのか、そして指導者に立った後も苦しみ続けてきたことを、ターミネーター2から彼を観続けていて知っています。

それ故に最期にターミネーターにさせられて操られてしまったという顛末に衝撃を覚えました。
せめて安らかに眠りついてほしいです。

感想2:始まりはどこに?

カイル・リース:
ジョン・コナーに命を救われて抵抗軍としてターミネーターと戦う術を教わりました。後にジョン・コナーの命でサラ・コナーをターミネーターから守るために過去に送り出され、サラ・コナーと恋に落ちて2人の間にジョン・コナーが生まれます。

サラ・コナー:
ターミネータ1では最初は何も知らない普通の女性でしたが、未来から送られたターミネーターに命を狙われ、同じく未来から来たカイルによって命を救われます。そしてのちの指導者となる息子ジョン・コナーを生み、カイルから教わった情報とターミネーターと戦う術をジョンコナーに教えなから育てます。

ジョ・コナー:
少年時代から未来から送られ続けるターミネーターに命を狙われながらも、母によって守られ生きる術・戦う術を教わります。後に指導者になる運命だと知りつつも自分にできるはずがないと葛藤し続けながらもスカイネットによる審判の日が来るのを阻止しようと試みようとします。審判の日が起きた後は抵抗軍の指導者となり抵抗軍の仲間と共にターミネーターと戦う中で父となる子供のカイルと出会います。彼をターミネーターから救い、ターミネーターと戦う術と自分の母であるサラ・コナーを教えます。

さて、始まりはどこにあるのでしょうか?
ジョン・コナーの父カイル・リースは未来の人であり、カイル・リースの息子ジョン・コナーは過去の人なのです。
真面目に考えれば考えるほどわからなくなります。

感想3:スカイネットの敗因はターミネーターを過去に送ったことにある

ターミネーターを過去に送らなければ、サラ・コナーを守るためにカイル・リースを過去に送ることもなく、そうなれば2人の息子であるジョン・コナーも生まれることはなかったはずです。

カイル・リースがジョン・コナーの父であることをスカイネットが知っていることはターミネーター4の中で分かっています。(確かそうだったはず)

そう考えるとスカイネットが自ら敗因を作ったということになるのではないでしょうか。
そもそも時間移動装置を作ったこと自体が間違いだと思います。

他にもツッコミどころはありますが、一番の敗因はそこにあるのではないかと思っています。

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