「老後2000万円不足」対策に複業を始めよう!

『老後2000万円報告書』が問題になっていますね。
政府が報告書を受け取らなかったからといって、報告書をなかったことにしたからといって、「老後生活に年金だけでは2000万円不足する」という事実が消えてなくなって老後の生活が安泰になるわけではありません。
※「2000万円不足」は年金収入だけに頼ると毎月約5万円の赤字に、今後30年生きると2000万円が不足するという推計結果。
大事なのは、その報告を真摯に受けて我々が今からどう向き合いどう備えていくか。
それは、これまでも、そしてこれからも変わることはありません。
これからは「複業」の時代
では私たちはこれからどうしたら良いのか?
キーワードは「複業」です。
政府も副業を推進する時代になりました。
そこで『複業の教科書』を読みました。
「複業」≠「副業」
著者は「複業」と「副業」は違うと説明しています。
副業:副収入が目的
複業:本業ではできないことに挑戦し、本業とともに成長していくことを目的
すなわち、複業は副収入を目的としておらず、「自己成長」と「他者貢献」を目的にしています。
収入は活動の結果、収入に結びついたということになります。
複業を経験すると老後の不安が消える
無形資産を蓄財
複業を通して人と出会い、経験を積み、周りから信頼されるようになります。
精神面で鍛えられる
複業を続けることで
「好きなことにチャレンジする」
「失敗しても何度でも工夫して楽しむ」
というマインド面の強さが培われます。
定年退職後も一生食べていける自信になる
複業の結果、収入が得られるようになったら、定年退職後もある程度の収入があると安心できます。
定年退職後も自分はもっと稼げる、他にもできることがあると意欲的になります。
得意分野で複業を始めよう
Will(やりたいこと)、Can(得意なこと)、Must(求められていること)
これら3つが満たされた職が「天職」です。
会社に勤めていると「Must」が多くなり、「Will」がなかなかできません。
複業は「Will」をやるのに適しています。
トライ&エラーを繰り返して自分の「Will」を磨き、「Can」を増やして制度を高めていきましょう。
走りながら方法論を探る
ほとんどの人は「準備ができてから」「勝算が立ってから」といってなかなか動き出そうとしません。
複業を行う上で大事なのは「やる」と決めることです。
たとえ準備ができていなくても、勝算がたっていなくてもとりあえず「やる」と決めてしまいます。
「やる」と決めた後はどうすれば達成するか方法論を探しながらやっていくのです。
強みを見つけるコツ
「自分の強みは何だろうか」
誰しもそう考えたことはあるでしょう。
クラスで一番になれるものを見つけましょう。
そこを深堀すると一生もののキャリアに活かせる、キャリアにつながる可能性があります。
おわりに
私はすでに複業を始めていますが、『複業の教科書』を読んで改めてこれからは「複業」の時代なんだなと思いました。
「複業」と考えると「難しそう」「本業だけで精一杯!」と思うかもしれません。
私もそうでした。
しかし、「複業」≠「副業」。
収入ではなく信頼やスキルを高めることを目的とするなら、私も今すぐ始められる、いや、今すぐ始めなくては!と思い、行動を写すことができました。
『複業の教科書』には
- 複業の定義
- 自分はどんな複業が向いているか?
- 複業の始め方
- 複業を成功させる五カ条
- 自分の仕事に対する値段の付け方
- 確定申告
- 複業を行う上でオススメのツール
が書かれています。
もっと詳しく知りたい方は『複業の教科書』を読むことをオススメします。

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