隠れ認知症に注意!セルフチェックと予防法『この差って何ですか?』

テレビ番組『この差って何ですか?』で隠れ認知症について、そして予防方法が紹介されました。
先生の説明がすごくわかりやすかったです。
10万人以上の認知症患者を診察してきた金町脳神経内科の内野勝行先生によると、一度認知症になってしまうと残念ながら回復することは非常に難しいです。
しかも近年では40代から50代で認知症になってしまう若年性認知症の患者も、急増しています。
認知症になってしまうともう戻りませんので、その前段階の軽度認知障害で止めてあげることが一番大事です。
その段階できちんと対処していれば、その後認知症に進行することを抑えることができると言われてます。
軽度認知障害とは?
軽度認知障害は、簡単に言うと、いつも当たり前でやっていたことが急にできなくなるっていうことになります。
例えば、トイレの水を流し忘れたり、部屋の電気を消し忘れたり、普段にしていたことを頻繁に忘れ始めたら要注意です。
ただこれはなかなか自分では実は気づきにくいので身近な人が大切な方がどうなのかというのをぜひチェックをしていただきたいです。
「スマヌ法」で軽度認知障害をセルフチェック
軽度認知障害のセルフチェック「スマヌ法」があります。
これは2人ひと組で行います。
- チェックをしたい方の背中に大きくカタカナのス・マ・ヌのどれかを書く
- 書かれた人はス・マ・ヌのどれが書かれたかを答える
- 6回中3回以上間違えてしまったら、軽度認知障害の可能性があると言える
この「スマヌ法」は実際に高齢者のドライバーさんたちの認知機能の検査になっている方法です。
何故「スマヌ法」で軽度認知障害かどうかが分かるの?
軽度認知障害になると視覚・聴覚・触覚が最初に衰えます。
その中で視覚、見るのはやはり皆さん結構気づきます。
なんか最近ぼやけてるなとかね悪いなって。
聴覚、聞こえも気づいやすいです。
しかし、触覚は衰えてもあまり自覚しにくいです。
そして、体の中でも鈍感な背中で行うことで脳が正確に認識できているかをチェックになります。
認知症にならないための予防法
内野先生が勧める予防法は「一人じゃんけん」です。
- まずは右手で勝ち、左手で負けるを10回
- 次に左手で勝つ、右手で負けるを10回
- これを1日左右1セットずつを行う
これで認知症の予防につながります。
最初はそんなに速くなっても、じゃんけんぽんじゃんけんぽんぐらいのスピードで結構です。
実はこの1人じゃんけんは出来なくても大丈夫なのです。
手・目・脳の同時に動かすことで触覚を司る頭頂葉が刺激されるため、できなくても十分効果があります。

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