あなたの知っている健康情報はもう古い?!『この差って何ですか?』 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

あなたの知っている健康情報はもう古い?!『この差って何ですか?』

2019/7/2放送『この差って何ですか?』で眠り・運動・眼・お酒に関する今の常識が紹介されました。
過去に放送されたテーマを抜き取ってまとめて再送したようで、いくつか既視感がありました。

昔の常識と言われたけど、知らなかった常識がいくつかありました。
昔の常識と今の常識が違いすぎて面白かったです。

眠りに関する今の常識

今の健康常識:90分の倍数で目覚まし時計を合わせてもすっきりと目覚めるとは限らない

90分の倍数で目覚まし時計を合わせるとスッキリ目が覚めることができる。 そんな常識を聞いたことがありますか?

それは昔の健康常識で、間違いだったのです。 今の健康常識では90分の倍数で目覚まし時計を合わせてもすっきりと目覚めるとは限らないです。

なぜこのように変わったのかというと、眠りのレム睡眠、ノンレム睡眠が90分単位で切り替わると言われていましたが、最新の研究によって、睡眠サイクルには個人差があることがわかりました。 さらに、体調によっても変わるため90分の倍数で目覚まし時計を合わせても全く意味がないということがわかったのです。

運動に関する今の健康常識

今の健康常識:運動前にストレッチをすると怪我になりやすい

運動前にストレッチをすると怪我防止になると思っていませんか?
実はこれ、昔の健康常識で間違いだったのです。
運動前にストレッチをすると怪我をしやすくなってしまいます。

そう教えてくれたのは栗原先生。

筋肉の伸縮性が運動したときの衝撃を吸収するクッションの役割をしてくれるのですが、ストレッチをしすぎてしまうと、筋肉や腱が伸びた状態で固まってしまいます。
その状態で運動したときに衝撃を吸収できなくなって怪我をしやすくなるのです。

それじゃ一切行わない方がいいじゃないかとそういうことではなく、運動後にストレッチをしていただくのがいいです。
運動後にストレッチをしていただくと筋肉の中にたまった乳酸とかそういった疲労物質が流れやすくなるというふうに言われています。

今の健康常識:20分以上運動しなくても脂肪は燃えている

もう一つ。 皆さんは脂肪を燃やす際に20分以上の継続した運動が必要と思っていませんか?
その常識、実は間違いなんです。

今の健康常識では脂肪燃焼に時間は関係ありません。
ではなぜ脂肪燃やすには20分の運動が必要と言われていたのか?

1970年代ぐらいに厚生労働省が健康のために必要な運動時間は20分ぐらいと提唱したのが、間違いの始まりなのではないかなと考えています。
最新の研究ではやっぱり運動直後から脂肪がちゃんと消費されるということがわかっています。1日の中で細切れでもいいのでやっていただくということが大切になります。

眼に関する今の健康常識

今の健康常識:遠くを見ても視力は良くならない

皆さん、遠くを見ると視力が良くなる。そう思っていませんか?
実はこれ、昔の健康常識で、今は間違いです。
そう教えてくれたのは深作眼科院長 深作先生です。

本やスマホ等近くのものを見てばかりの人は、眼の筋肉を力を入れて収縮して常に緊張した状況で疲れてしまう。
しかし、遠くを見ることで収縮した筋肉の緊張がほぐれて楽になったのを視力が良くなったと勘違いしただけです。

他にも、緑の喪男を視力が良くなると言われていますが、 実はこの常識、間違いだったのです。
この緑の波長はですね網膜にとってすごい心地良い、気持ちがリラックスするような効果は確かにあります。 ですけれども、それによって目が良くなるわけではない。

今の健康常識:暗いところで本を読んでも視力は悪くならない

皆さんは暗いところで本を読むと視力が悪くなると思っていませんか?
これは昔の健康常識で間違いです。

暗いところで本を読んでも視力が悪くなることはありません。
目は光を入れようとして瞳孔が大きく開きます。そうすると近くが見えにくくなるんですね。近くのものを見ようとして目の筋肉が緊張してしまうのです。そうすると余計に筋肉が疲れちゃいますので、暗いところで見てる人は暗いせいで目が悪くなったんだなっていうふうに誤解されるわけです。

食事に関する今の常識

今の健康常識:健康のために1日15品目がオススメ

皆さん、健康のためには1日30品目食べなければならないと思っていませんか?
実はこれは昔の健康常識で間違いです。
今の健康は1日に食べる食品の数は関係ありません。
そう教えてくれるのはお茶の水健康長寿クリニック院長 白澤卓二先生です。

そもそもこの1日に30品目というのが広まったのは1985年に厚生労働省が健康作りのための食生活指針にこのことを記載したことがきっかけなんですね。
食品に含まれる栄養素というのは食品ごとにそれぞれ異なっていて、異なる食品から幅広く栄養とるべきだというふうに当時は考えいました。

しかし、現在では実際に30品目を使った料理を毎日食べているとかなりの確率でカロリーが過剰になって肥満や生活習慣秒に繋がる可能性があることがわかったんですね。

では、健康常識では何品目ぐらい食べるのが理想なのでしょうか?
私は1日に15品目ぐらいおすすめしているんですよ。15品目ぐらいとりますと、そういういろいろな栄養バランスがとれて、しかも1日分として2000超えないぐらいのカロリーに収まります。

今の健康常識:卵を5個食べてもコレステロール値は上がらない

コレステロール値が上がるからと卵は1日2個までまで。
実はこれ、昔の健康常識で間違いです。今の常識では卵は5個食べてもOK。
なぜこのように変わったのか?

そもそも昔は卵を1日に5以上食べると血中のコレステロール値が上がる等言われていました。
しかし、最新の研究で血中のコレステロールは食べ物の影響をほとんど受けないということがわかっています。

今の健康常識:甘いものを食べると余計に疲れる

皆さん、疲れたときは甘いものを食べるといいと思っていますよね?
実はこれも違いなのです!
今の常識では疲れたときに甘いものを食べるとかえって疲れてしまいます。

甘いものを食べると血糖値が急上昇するのです。その血糖値を下げる際、大量のエネルギーを使うのでかえって疲れてしまうということがわかりました。

お酒に関する今の常識

今の健康常識:お酒を飲む前に牛乳を飲んでも意味がない

皆さん、お酒を飲む前に牛乳を飲む。こんなお酒に関する常識聞いたことありませんか?
実はこれ、昔の常識でいまは間違いだとわかっています。

そもそも昔は牛乳を飲むことで胃に膜が張られ、アルコールの吸収が遅くなる要因になると言われていました。
しかし、牛乳も飲むことで、意味薄い膜ができることもありますが、最新の研究ではそのような膜はすぐにとれてしまうとわかっているのです。
しかもアルコールのほとんどは胃ではなく、腸で吸収されるので胃に膜ができたところで意味がないのです。

今の健康常識:炭酸水で割ると酔いやすい

同じお酒を飲んでも飲み方によって酔い方に差があるんです。
例えば、ウイスキーですとかロックとかですね。水や炭酸水などで割って飲むこと多いですね。
全部全てアルコール濃度は一緒でアルコール量は同じとした場合、ウイスキーなどは炭酸割りで飲むと酔いやすくなるのです。

炭酸によって血管が広がったり血流が良くなることによって、酔いが早くなってしまいます。
実は炭酸に含まれる二酸化炭素には血管を刺激して、拡張する効果があるためアルコールを一緒にとる吸収と消化が早まり、脳に到達する時間が早くなるため、結果酔いやすくなってしまいます。

今の健康常識:二日酔いの時にシジミ味噌汁を飲んでも意味がない

二日酔いの朝にしじみ味噌汁を飲む。
今の常識ですと、間違いです。お酒と一緒に飲まないと効果はないと言われています。

なぜ二日酔いの朝にしじみ汁を飲んでも意味がないのか?
これはですね、シジミに含まれている成分が肝臓の機能を高めてアルコールの分解を助けてくれます。
けれども、もう二日酔いになっている時点で肝臓の機能を高めても、すでに出回ってる時点で飲んでもあまり変わらない。

つまり、酒を飲んでいる最中にシジミ味噌汁を取れば、ある程度分解の手助けができるけど、すでに二日酔いになっている状態でシジミ味噌汁を飲んで肝臓を手助けしたところでもう遅いと言うことですね。

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