ドライマウスや口臭予防に効果的なお口ケアの新常識『ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜』

2019年7月3日放送のTV番組『ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜』。テーマは「最新のお口常識」です。
暑いこの時期にこそきになるのが、口内ケア。
実は、夏場の冷房や暑さによる脱水で起こるトラブルが口の乾燥。
ドライマウスや口臭をはじめ、様々な感染症にかかりやすくなってしまう虞もあるといいます。
さらに、そんな口内ケアを怠っていると大変なことに!
いくら水を飲んでもガムを噛んでみても、マッサージしてもみても、口が乾燥する。
そんなことはありませんか?
この問題について、口内ケアの専門家であるえんどう耳鼻咽喉科クリニック 遠藤院長が警鐘を鳴らします。
口が乾燥するのは糖尿病が原因かもしれない?!
口が乾燥する原因の一つとして、糖尿病が考えられます。
日本今や糖尿病患者は1000万人以上にも上る、まさに現代の国民病です。
ストレスや肥満運動不足など生活習慣の乱れが引き起こす糖尿病。
一体、口の乾燥等どんな関係があるのか?
人は糖尿病になったとき、高血糖状態を改善しようと体内の水分を大量に消費し、脱水状態になって口がが乾燥してしまうんです。
さらに、口の中の乾燥はそもそもな病気を引き起こします。
そこで、実は当たり前になっているかもしれない超最新お口ケアの新常識を先取りして一挙大公開します。
マウスウォッシュは逆効果?!
口臭予防や感染症予防に役立つマウスウォッシュ。
口の中がさっぱりして気持ちいいので、使っている人も多いですよね。
しかし、口の中を綺麗にしすぎると感染症にかかりやすくなってしまうんです。
一体どういうことなのか?
そもそも口の中には様々な菌が存在していることをご存知ですか?
それら菌を常在菌と呼びます。
これらの常在菌には良い菌と悪い菌があり、大切なのはそのバランスです。
常在菌が適切な割合で口の中にいると、悪い菌の繁殖を防ぎ、感染症予防に一役買ってくれます。
マウスウォッシュで口の中をの洗浄しすぎるとどっちも菌が殺菌されて菌のバランスが崩れてしまいます。
市販のマウスウォッシュは殺菌力が強いため、朝と夜の1日2回程度が推奨されています。
中には歯磨きの代わりにマウスウォッシュを使うなど、間違った使い方をしている人もいます。
口の中を綺麗にしすぎるのはソレダメ!
常在菌バランスを整える最新の方法
それは今までの発想とはまるで違った方法です。
常在菌の働きを良くするため最近では、口の中に新たな菌を足すという方法があります。
乳酸菌は口の中に住む菌です。
乳酸菌といえば、胃や腸で働くものだと思われがちですが、実は口内でも善玉菌を増やしてくれる働きがあるんです。
乳酸菌で口内により定着し、高い効果を発揮する菌がある。それが、「ロイテリ菌」です。
ロイテリ菌は口内の消化酵素に強く消化されにくい性質をもち、さらに虫歯の原因菌を減らす効果もあるので、口内環境の改善に最適と言われているんです。
最近では乳製品が苦手な人のためにロイテリ菌を多く含むサプリメントや食品もあるので試用してみるのも、ソレマル。
歯磨き&マウスウォッシュに次ぐ第三の口内ケア
2020年にはこれが常識かもしれない。
歯磨き&マウスウォッシュに次ぐ第三の口内ケアです。
従来の口内ケアでは歯磨きやマウスウォッシュを使うのが当たり前でしたが実は今、磨く手間も吐き出す手間もない、最新のお口ケアがあります。
それが「お口パック」。
2018年に誕生し推奨するクリニックも徐々に増えてきているといいます。
お口パックとは?
このお口バックの正体は炭酸です。
口に含むだけで唾液と反応して炭酸が発砲し、歯や舌の汚れを浮かして除去します。
ブラッシングでは届かない歯や舌の汚れを落とし、虫歯や歯周病、口臭予防に効果的だといいます。
この口パック、歯磨きやマウスウォッシュに続き、第三の口内ケアと呼ばれています。
舌の衰えをストップ!味覚をアップさせる食べ物
口の中で歯以外にも重要な役割を果たしているのが舌。
舌は健康的な生活を送るために必要な食事・発生・呼吸を行うための大切な器官です。
舌は全身の筋肉と同じで、年齢とともに徐々に衰えていくものです。
そんな舌の機能が下がると困ってしまうのが、ご飯を美味しく味わうことができる味覚。
そもそも味覚は舌の「味蕾(みらい)」による細胞が甘味・塩味・酸味・苦味・旨味の五つの味を感じ取って脳に伝達しています。
舌が衰えると、味を感じにくくなります。
塩分の摂りすぎなどで健康状態が悪化する可能性も出てきます。
そんな中、シジミを食べると味覚がアップするという新常識があります。
実は、味覚に必要不可欠な成分はアミノ酸です。
シジミなどの貝類や海藻類など海のものに多く含まれています。
味蕾(みらい)は味を感じるために、体内のアミノ酸を消費します。
そのため、亜鉛の補充を行わないと、味がすごく薄く感じてしまうなど味覚は弱くなってしまうんです。
とにかく正常に保つためにはシジミに食べて味覚をアップしましょう。
舌が太ると早死にする!?
お医者さんの世界では常識。
舌が太ると早死にします。
体の体脂肪が増えると舌も同様に太ってしまいます。
舌が太ってしまうと食事・発生・呼吸の機能が衰え、放っておくと大変なことになります。
そこで遠藤先生直伝の超最新「舌トレ」を実施しましょう。
遠藤先生直伝の「舌トレ」
舌の先端を使った舌のトレーニング
まずは舌の先端を使った舌のトレーニング。
舌の先を使ってぐるぐる回すというトレーニングです。
舌を口の中でぐるぐると回す、歯と唇の間の汚れを舌の先端を使って綺麗に掃除するように行うのがポイントなんですね。
右回りに5回、左回りに5回、計10回行っていただきます。
舌全体を使った舌のトレーニング
次は舌全体を使った舌のトレーニングです。
舌を上あごに押し上げるようにします。
まず口を開けていただいて、舌を上あごに押し上げます。このとき舌の表面全体を使うことがポイントになります。
こうして上あごに舌の表面を押し付けて10秒間キープします。
舌全体を使って舌の筋肉をトレーニングすることになります。意識して動かさないと痩せません。
ただ曲げ伸ばしするだけだと筋肉はつきませんが、意識的に使うことで舌の筋肉が鍛えられるということになります。
1日に3回程度、各食事の前に立っていただくとよろしいかと思います。
食事の前に下を意識して動かすことで、舌の機能低下を防ぎます。
ぜひやってみましょう。

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