動脈硬化予防!がん予防!美肌効果!万能の健康食材のトマト『健康カプセル!ゲンキの時間』 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

動脈硬化予防!がん予防!美肌効果!万能の健康食材のトマト『健康カプセル!ゲンキの時間』

2019/7/7放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』。
テーマは「赤い野菜の健康パワーについて」でした。

夏の赤い野菜といえばトマト!トマトは良いですよね。美味しいし、「世界一受けたい授業」も大好きな万能の食べ物です。

もう一つの赤い野菜は意外なものでした。

赤い野菜の健康パワーについて教えてくれる食品や研究所の所長平柳先生です。

健康食材ナンバーワン、トマト!

トマトにある赤い色素が健康にすごく良いです。
この赤い成分が抗酸化力が高い「リコピン」です。

赤い色素成分「リコピン」。
リコピンには多くの健康効果が秘められており、そのキーワードとなるのが、「抗酸化力」。

人間の体内では取り込んだ酸素の一部が活性酸素となり、細胞を酸化これが万病のもととなってしまいます。
抗酸化力を持つ成分は、その活性酸素を除去する細胞の酸化を抑えてくれるんです。

このパワーを持つ成分には様々な種類があり、特に夏野菜に多く含まれます。
中でもトマトのリコピンの抗酸化力は強力です。
カボチャなどに多く含まれるビタミンB2と比べると、そのパワーはなんと100倍以上

では、そんなリコピンの高い抗酸化力は具体的にどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか?

動脈硬化予防に効果あり

まずは脂質異常、特にコレステロールの異常がある方はぜひこのトマトを食べていただきたいですよね。

悪玉コレステロール値が高い、あるいは、善玉コレステロール値が低いと、心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化を招きます。

その点、トマトを継続的に食べたところ、善玉コレステロールが増えたとの報告があります。
つまり、リコピンが動脈硬化を予防してくれるんです。

がん予防に効果あり

そしてもう一つは、がん予防。

イタリアで行われた研究で、トマトを食べる頻度が高い人は胃がんと大腸ガン直腸がんになるリスクが低いことがわかったんです。

美肌効果あり

さらに、肌をツヤツヤにしてくれます。

シミやしわの原因の一つとなる活性酸素。
これを除去してくれるリコピンには、肌を美しく保つ効果もあるんです。

「GABA」が高めの血圧を下げる

さらに、リコピンだけじゃありません。

トマトには他にも体に嬉しい成分が豊富。
それが「GABA」という成分。高めの血圧を下げてくれます。

トマトをより効果的に食べる方法

そんな健康パワーたっぷりのトマトより効果的に食べる方法があるといいます。
それが加熱調理
リコピンは熱を加えることで、より吸収率が上がるんです。

農家がお勧めする調理は、炊飯器に米とトマトとオリーブオイルを入れて炊き上げる方法。
この中に入れるトマトは普通にスーパーで売っても良いです。
軽く混ぜ合わせ、トマトが全体に馴染んだら出来上がりです。

トマトにオリーブオイルみたいなオイルを入れるとですね、トマトのリコピンこの吸収率がすごくよくなるんです。
タマネギやニンニクと一緒に摂るとリコピンの吸収率がさらにアップします。

ちなみにリコピンは摂取するタイミングにもポイントがあります。
朝にトマトを食べるとより吸収されやすくなります。

トマトは二日酔い防止に良い

トマトは肝臓でのアルコールの代謝を促すんで二日酔い防止に役立つんですね。
ですから、おつまみに冷やしトマトやトマト割などお酒好きの人には非常におすすめですね
トマト割というのは、お酒をトマトで割る。ビールのトマトジュース割りとか焼酎とかあります。

トマトに匹敵する抗酸化力を持つ赤いパプリカ

次に紹介する赤い野菜にもトマトに匹敵する抗酸化力を持つ赤いパプリカ。抗酸化力がトマトに匹敵します。
赤パプリカはですね、ビタミンA・C・Eがすごく多いんですよ。

トマトに匹敵する抗酸化力と言われる所以の一つがこの3種類のビタミン。
実はそれぞれが抗酸化力を持っているんです。

赤黄色緑のパプリカに含まれるビタミンA・C・Eの量を見てみると、赤パプリカは三つのビタミン全てにおいて最も多く含まれています。
ビタミンCに関しては、レモンや万能野菜のブロッコリーと比べても赤パプリカが多いです。

「カプサンチン」がリコピンと同等の抗酸化力を持つ

赤パプリカの色素成分「カプサンチン」が含まれています。

抗酸化力はトマトに含まれるリコピンがあらゆる成分の中でトップクラスですが、赤パプリカのカプサンチンもリコピンと同等の抗酸化力を持つと言われています。

つまり、ビタミンA・C・Eとカプサンチン。
これらを含んだ赤パプリカは強力な抗酸化力を持った食材なんです。

カプサンチンの効果は抗酸化力だけじゃありません。
カプサンチンは脂肪燃焼効果があるんですね。
例えば、唐辛子にはカプサイシンが入っていますが、これを食べると脂肪燃焼効果があります。
辛くなくて脂肪燃焼効果があるのが、カプサンチンなんです。

地元では様々な調理をして食べられているとのこと。

  • オムレツ
  • 佃煮
  • きんぴら
  • ピクルス

パプリカのワタは取らない方が良い?!

パプリカ調理するときこの中のワタは、見た目や食感などを気にして取り除いてしまう人も多いですよね?

実はこのワタに「ピラジン」という体に嬉しい成分が含まれています。
「ピラジン」は血液サラサラ成分なので血巡りをよくしてくれるんですね。
なのでワタは取らない方が良いです。

パプリカが苦手な人は「パプリカパウダー」を

パプリカが苦手な方はどうしたらいいんでしょうか?

スパイスのパプリカパウダーというのがありまして、これにもカプサンチン各産地が入ってますので、その効果が得られます。
パプリカパウダーはあまりクセがないので、スープや炒め物などいろんなものに入れてみるといいですね。

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