グリーンアイス/北極アイス/ムース 地元で大人気のご当地アイス『がっちりマンデー!!』

2019/7/14放送の『がっちりマンデー』。
ゲストは森永卓郎さん、千秋さんです。

今回のテーマは「ご当地アイス」。
地元で人気のアイスが紹介されました。

和歌山県の地元アイス「グリーンソフト」

和歌山県から地元アイス。年間に100万個売れる緑のアイスが登場します。
地元アイスを求めてやってきたのは和歌山県和歌山市。
和歌山県民が揃って口にするアイスは「グリーンソフト」。

確認のため、和歌山市内のスーパーのアイス売り場を覗いてみると、売り場でばブースにグリーンソフトを60個。

グリーンソフトは抹茶ソフトクリームです。
グリーンソフトはお茶の専門店「玉林園」が作った抹茶ソフトなんです。

茶葉が売れなくて抹茶アイスを作った

夏にあまりにも茶葉が売れず苦労していた先代の社長が、あるとき海外では抹茶にミルクを入れて飲んでいると耳にし、これはいけるかもしれないと、抹茶を入れたソフトクリームを作ったことが始まりです。
社長曰く、世界で初めて作ったのは和歌山の「玉林園」です。

抹茶は石臼で挽くというこだわり

そんなグリーンソフトですが、お茶屋さんが作る抹茶アイスとあって、グリーンソフトの一番の売りは抹茶。
抹茶を扱うからには石臼で挽くことにこだわっています。

多くのメーカーが抹茶を大量に素早く作るために粉砕機を使用するのですが、グリーンソフトは昔ながらの抹茶作りに欠かせない石臼を使っています。
石臼を使う方が粒子が細かくなるので触りが滑らかになります。

しかし、石臼で挽くと1時間でわずかな量しか挽けないので、専門の業者さん1,000台の石臼で毎日挽いています。
お茶屋さんならではのこだわりです。

幼稚園児すり込み作戦

グリーンソフトが和歌山に広まったのは先代が52年前に考えたある作戦があったのです。
それは、こどもの日にグリーンソフトがもらえる引換券を大量に配るという作戦
しかも配り先は和歌山市内の100を超える幼稚園や保育園。今も毎年やっていて52年間継続中です。
毎年1万5千枚ぐらい配っています。

実際に幼稚園や保育園で子供達に引換券を見せてみると、「あ、ソフトクリームがもらえる券!」。
子供達にとってソフトクリームは緑色だと思って育ちます。
グリーンソフトは幼稚園児すり込み作戦。見事に成功しています。

グリーンソフトは子供に寄り添ってがっちり!

大阪府の地元アイス「北極アイス」

続いてやってきたのは大阪。
大阪府民に人気の地元アイス「北極」。

浪速っ子が大好きな北極アイスは1本150円。
ミルクやパインをはじめ、なんと11種類のアイスがあります。

見た感じ普通のアイスキャンディーですが、年間100万本ぐらい売れています。
高級な和菓子の味が売れている秘密だとか。

北極アイスは少数精鋭5人で1日4000本作っています。
アイスを作るのも、棒をさすのも全て人の手で作業しています。

実はこの棒をさすときの角度こそ一番のポイント。
角度15度になるように1本1本を傾けておいているんです。

というのも、他のアイスが固めるために使っている人工物を使ってないので、まっすぐに棒を入れてしまうとアイスが落ちてしまいます。
それを防ぐために斜めにして最後まで食べやすくしているのです。

売り方にコツがある

北極のアイスがたくさん売れるのには、実はその売り方にも秘密があるんだとか。
実際にお客さんの様子を見てみると20本50本とたくさん買っていく人が多い。

実は北極アイス、お客さんが手みやげにしやすいようにいろんなサービスが工夫されています。

お土産にしやすい理由:数に合わせた専用の箱を用意

発売当初からアイスの数に合わせて3種類の専用の箱を用意しています。

お土産にしやすい理由:ドライアイスサービス

さらに、今では当たり前となったドライアイスサービスを日本で初めて提供し、お土産にしたんです。

お土産にしやすい理由:棒を斜めにしたことでドライアイスのスペースを確保

昭和20年当時は発泡スチロールがない時代でした。
普通の箱でも長時間溶けないようにするためにこんな工夫も。
箱にドライアイスを入れるために棒を斜めにしたのです。

棒を斜めにすることによって箱に入れたときに空間ができるので、この空間に大きなドライアイスを置くことで最長8時間はもつようになりました。
ビジネスマンが東京への手土産に買ってくれるようになりました。

北極アイスは手土産アイスでがっちり!

福岡県地元アイス「ムース」

続いてやってきたのは福岡県。
福岡県民が次々と口にする地元アイス「ムース」。

ムースはワンハンドスタイルのアイスで、濃いミルク味でプルプルしています。溶けないがウリです。
ムースの年間販売数はなんと600万個。

なぜそんなに売れているのか?
その秘密を探るべく、福岡県朝倉市にあるムースを作っているセリア・ロイル工場へ。

儲かり秘密

懐かしい味

ムースは40年前から福岡の学校給食で出されており、福岡の人にとってムースは学校給食で出た懐かしい味になります。
今でも給食だけで400万個売れているらしいです。

給食用の形は器に入ったカップ型。学校で大変人気だとか。
そこで、こんだけ人があるものを商品化したら間違いなく取れるかなということで販売されました。

栄養価が高い

いろいろある中で、なぜムースが給食に選ばれたのか?

「栄養価が高かったからだと思います。」

そうムースはやたらと牛乳が濃い。
原材は濃縮された練乳を使っているので実際の牛乳と比べてみても、カルシウムの量はおよそ2倍。
栄養価の高いデザートを探していた給食の人に選ばれたってわけ。

ムースの作り方

ではどうやって作っているのか、実際に見せてもらうことに。

工業内はとても暑い!
実はムースをムースっぽくするためには暑さが大事なんです。

普通のアイスはマイナス4度くらいで容器に詰め、そこからマイナス20度くらいに冷やして完成させるのです。
しかし、ムースは熱い温度のまま容器に詰めますので、アイスとムースの違いになります。

ムースのプリン状態にするには高温のまま容器に詰め、それを一気に冷やさないといけません。
だから工場自体も暑いのです。

冷凍用の箱に並べるときも手のひらで一つ一つこういう状況確認をします。
高温に保たれたムース原液を超大型冷凍庫で一気に冷やせばムースが完成。

ムースは不思議な食感でがっちり!

所感

抹茶アイスが大好物なので和歌山県の地元アイス「グリーンソフト」が一番食べたい!!!
お茶屋がこだわった抹茶アイス「グリーンソフト」は間違いなく美味しいだろうな…。
地元だけでなく全国展開して欲しいです。

「北極アイス」は売り方を工夫して成功した感じですね。ドライアイスを置くスペースを確保するために棒を斜めにさすとか、「よく考えたな!」と感動しました。コロンブスの卵ですね。
少しの工夫でより良くすることができることが他にもたくさんあるだろうから、そういうことを考えていくのも楽しいかもと思いました。

溶けないアイス「ムース」は一度食べてみたいですね。どんな食感か気になります。福岡…遠いなぁ。全国展開する準備ができているらしいので期待しています。

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