なぜ寝ている人に話しかけても起きない?『チコちゃんに叱られる!』

2019/7/26放送『チコちゃんに叱られる!』。
藤原紀香さん、大東駿介さんをゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ寝ている人に話しかけても起きない?」

脳が安全な音だと判断しているから

詳しく教えてくださるのは睡眠の研究を30年以上続けている裏出良博先生です。

人間は寝ている時も音が聞こえている

実は人間は寝ているときでも音は聞こえています。
人間は寝ていて意識がない状態でも周りで音がした場合、脳に届いています。

しかし、音によっては気にならずにスヤスヤ眠れたり、逆にパッと起きたりするのはなぜでしょうか?

脳が音の種類を聞き分けているんです。

たとえば家の近くで夜は工事などが始まると、最初はうるさくて眠れませんがそのうち慣れてきて眠れるようになります。
これは脳が「聞き慣れた音=安全」と判断しているからです。
高速道路沿いや線路沿いなどで暮らす人がスヤスヤ眠れるのもこれと同じこと。

一方、割れる音など聞き慣れない音は、脳が危険だと判断して起きてしまうんです。

なぜ寝ている間も音を聞き、安全・危険を区別するの?

人間はもともと自然の中で生きてきた動物だからです。

動物にとって、寝ることは死と隣り合わせの危険な状態です。
もし天敵が現れても気づかずに寝ていたらは死んでしまいます。
そのため天敵が現れたら少しでも早く気付いて逃げないといけません。
動物にとって音は命の危険を感知するための重要な情報であるため、寝ていても脳に音が届いているのです。

しかし、どんな音にでも反応していると眠ることができません。
そのため、音によって安全か危険かの判断をし、少しでも睡眠を確保するように脳が進化したと考えられています。

気分によって音の聞こえ方が変わる!?

さらに、寝る前の感情によって同じ音でも脳の認識は変わります。
気分によって寝ている時の音の聞こえ方が違うといいます。

例えば、お父さんが翌日仕事などで気が乗らないときは目覚ましの音が聞こえなかったり無意識に止めたりします。
ところが、楽しみにしているゴルフなどの遊びのときはぱっと目が覚めるのです。

なぜ感情によって同じ音でも脳の認識に差が出るのかまだよくわかっていません。
脳の機能についてはまだまだ研究段階なんです。

そういうことで寝ている人に話しかけても起きないのは脳が安全な音だと判断しているからでした。

所感

寝ている時も脳が音の安全・危険を判断しているんですね。
これってノンレム睡眠・レム睡眠は関係がないのかな?

気分によって目覚めが変わることは誰にでも経験があると思います。
わたしは子供の頃普段は寝起きが悪いのに翌日が遠足やキャンプだったりすると楽しみすぎて4時5時とか早くに目が覚めてしまいます。

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