菅田将暉の疑問「日本の四季がおかしくなってない?」春と秋はどこに消えた??『ホンマでっか!?TV』
2019/7/31放送の『ホンマでっか!?』。
菅田将暉さん、舘ひろしさん、浜辺美波さんをゲストに迎え、それぞれの疑問を解決するという趣旨でした。
さて、菅田将暉が今聞きたいこと
「日本の四季っておかしくなってない?」
日本の四季がおかしくなってきて、夏と冬しか感じないんじゃないかと。もう春と秋は短すぎではないかと。
ジャケットやジージャンを着る場面がなくなってきている。そんな気がします。
この日本の四季問題に関してまずは気象衣装予報士の小越さんが説明します。
本当に春と秋が短くなっている
菅田将暉さんの言う通り、日本の春と秋が短くなっています。
1990年代は夏は暑く、冬は暖かい冬が多かったんですね。
最低気温が0度を下回る日のことを冬日というふうに呼んでいますけれども、この90年代は東京でいうと、平均してひと月ぐらいしか冬にはなかったんですね。
冬が短かったということで、春と秋がものすごく長くて割と過ごしやすい時季が多かったということです。
しかし、2010年は冬は寒く夏はもっと熱く、そして両方とも期間が長くなっているので秋と春の期間が短くなっています。
激しい寒暖差を乗り切る解決策
心理学の植木さんが説明します。
温度湿度で春や秋は感じにくいですが、フランスと日本は四季がはっきりしています。
パリ大名古屋大で同じ研究をしていますが、それによるとその季節の食べ物を食べる人は精神力や体力の持久力が長いことがわかっています。
たとえば秋はナスを食べたり春はハマグリを食べたり、夏であれば夏らしいものを食べる。
温度湿度で微調整が難しいときには食べ物で調節をすれば四季をクリアに過ごすことができます。
しかし、今はいろいろな食べ物を年中食べられるようになりました。
これは実は心理的にはあまり良いことではありません。
アメリカの研究で、漫然とコンビニエンストにある食べ物を食べ続けている人たちが5年くらい経つと攻撃性が高まったりストレス耐性が低くなったりしています。
漫然と同じものを1年中食べるのは良くないので、春夏秋冬のメリハリをつけていただきたいと思います。
春と秋がなくなりつつある日本の四季、体調を崩しがちなときはぜひ旬のものを食べるように心がけてください。
所感
「昔は春と秋がもうちょっとあった気がする…」誰もがそう思ったに違いない。
私も思っていました。
温暖化が原因できっと夏の期間が長くなって、春と秋がどんどん短くなっているんじゃないかと勝手に想像していました。
しかし、冬も長くなっており、しかも寒い(0度を下回る気温)日が増えているという事実を知って驚きました。
夏も冬も長くなってりゃ、春と秋はどんどん短くなってしまいますわな!
春と秋がどんどん短くなっているということは、春・秋物の服装を買う必要性がなくなるということになりますね。
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