発見!最強の熱中症予防装置『金のベンリ堂』

2019/7/17放送の『金のベンリ堂』。
テーマは「熱中症対策」です。

熱いこの時期、気をつけたいのが「熱中症」です。
去年は95,000人が救急搬送されました。(2018年消防庁調べ)

最強の熱中症予防!手のひらを冷やす装置

体の熱を素早く効果的に奪い取ることができる装置を開発したという、アメリカのスタンフォード大学クレイグ・ヘラー教授に話を伺いました。

装置の中には氷が入っていて、手を集中的に冷やすというんです。
米軍が猛暑の砂漠地帯での熱中症対策として数百個が投入されたほどの装置です。
手のひらを冷やすだけで対応も上昇を抑え、長時間動けるようにできるというんです。

AVAを冷やして体温を下げている

なぜ掌を冷やすだけで効果があるのか?

それは手のひらに冷えた血液を全身に循環させる特別な血管があるからです。
この特別な血管を「AVA」といいます。

AVAとは掌に存在する特別な血管のことです。動脈と聖脈をつなぐバイパスのようなもので、普段は閉じています。
しかし、夏の暑さや運動などで体温が上がる等、閉じていたAVAが一斉に開通し、ここに大量の血液が流れ込むようになります。

温度が図れるサーブグラフィティで運動している人を見ると一番熱いのは掌です。
暖かい血液が手に集まっているんです。
その状態で手を冷やすと、冷たい血液が体を循環してくれるというわけなんです。

ヘラー教授はこれをアスリートにも活用しました。
全身が冷えると筋肉の温度も低下し、より早く疲労から回復できます。

AVA vs 首・脇

脇の下や首を冷やすと良いと聞いたことがあると思います。

一般的に推奨される首・脇・そけい部の3点を同時に冷やしたはもちろん体温が下がりますが、手のひらをはじめとしたこのAVAがある3ヶ所(手のひら・足の裏・頬)を同時に冷やしたときの方が体温がより下がることがわかっています。

例えば、39度の体温であったときに、首・脇・そけい部の3点を同時30分間冷やしたときとAVAがある3ヶ所(手のひら・足の裏・頬)を同時に30分間冷やしたときでは、体温の下がりに約1℃の違いが出ています。

AVAが手のひらと足の裏・頬に集中している理由

どうしてこのAVAが手のひらと足の方に集中しているのか?

AVAは放熱のために手のひら、足の裏、頬を含めた顔面等、哺乳類が毛で覆われていない部分に集中しています。
進化の過程でわれわれ人間は毛が生えなくなりましたが、そのシステムが残っているというわけです。

日常生活でどう手を冷やせば良い?

手を冷やしすぎると逆にAVAが収縮して血流が流れなくなってしまいます。
なので、AVAが収縮しない大体15度ぐらいの温度のペットボトルを手のひらにもつのがオススメです。

冷蔵庫や自動販売機から出してすぐはちょっと冷たすぎますので、時間を置いて少しぬるくなったくらいが丁度良いです。

さらにペットボトルの表面に結露が起こりますと手が濡れます。
水分は蒸発するときに熱を奪うため、より手のひらを冷やす効果が期待でき、強力に冷却することができます。

真夏の暑いときにペットボトルを持って歩いたら15分ぐらい持続すると思います。
家から駅とか、歩くときにペットボトルを持ったら熱中症対策になりますので皆さん是非使ってみてください。

熱中症の注意点

今回ご紹介した、手のひらを冷やす方法は熱中症が起きる前の予防法です。
もしすでに熱中症が疑われる症状が出ている場合には、手のひらだけではなく、首、わきの下、足の付け根を含めた全身を速やかに冷やすことが重要です。
呼びかけに応じないなどの緊急時には救急車を呼んで適切な医療処置を受けるようにしてください。

熱中症予防の基本

  • 日陰を利用する
  • こまめに水分を補給する
  • 帽子や日傘を利用する
  • 室内では冷房を利用する 等も忘れずに!

夏の暑さはこれからが本番でしっかり対策をして爽やかに乗り切りましょう!

所感

首・脇・そけい部を冷やすと良いことはよく聞きます。
しかし、まさか手のひらを冷やすほうがより効果的だったなんて…。
しかも筋肉疲労回復にも効果があるとか…。
その情報、部活動をやっているときに知りたかったです!

駅から会社へのちょっとした移動で汗をかきたくないときに冷たいペットボトルを手に持てば良いですね。
とくに営業の方には嬉しい情報だと思いました。

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