学校の夏休みは何のためにある?『チコちゃんに叱られる』

2019/8/16 放送の『チコちゃんに叱られる』。
関根さんと八嶋智人さんをゲストに迎えています。
チコちゃん「学校の夏休みは何のためにある?」
先生が勉強するため
詳しく教えてくださるのは、「子育てと教育は愛とロマン」がモットーに中学・高校と22年間生徒を指導してきた「尾木ママ」こと尾木直樹さんです。
先生はなぜ夏休みに勉強するの?
本当は普段から勉強をやりたいんです。
だけども6時間授業があって子供達もいるのでなかなか出来ない。
夏休みであれば子供が来てないし授業がないので、これまでやりたかったことに集中してやれる絶好の機会でもあるんですね。
夏休み中に先生がやっていること
- 専門家を招いて、国語や英語やプログラミング等の授業の進め方やスキルを高める研修
- 2学期に向けての準備
- 運動会の振り付け
- 運動場の整備
- 学芸会の台本作り
- 修学旅行の下見
- マラソン大会の場所の準備 等
先生は世間のバッシングがあったから勉強するようになった
なぜ先生は夏休みにこんなに勉強するようになったのでしょうか?
2002年から学校五日制というので、土日に休みになりました。
先生には夏休みが40日間もあってさらに土日も休みになるのかと社会的なバッシングが始まって本当に大変でした。
学校の夏休みは欧米の教育法に倣い始まったという説もあります。
昔は先生のお休みも多かったそうです。
しかし、2002年に始まった完全学校週5日制から先生の勤務状況が見直され、先生たちは夏休みの間を勉強して過ごすようになったのです。
ちなみに先生の実際の夏休み休暇はお盆前後の1週間程度、一般の会社員とあまり変わりません。
昔は約40日間を休みとして使えて良い時代でした。
わたし(尾木ママ)は良いときに辞めたよ~。
ということで、学校の夏休みがあるのは先生が勉強するためでした。
夏休みの始まりは諸説あり
学校の夏休みの始まりについてですが、様々な諸説があります。
- 昔の学校にはクーラーがなく、暑さで子供が体調崩さないために夏休みを作った
- 6月から9月の農業の収穫時期に合わせて子どもたちもお手伝いをするために夏休みを作った
これらについて文部科学省に確認したところ、学校の夏休みができた理由に関しての資料や情報はなく、明確な期限や理由はわからないということでした。
所感
今の教員は夏休みも会社員と変わらず出勤して勉強に励んでいるのですね。
何もなくただただ夏休みを満喫していると想っていました。
わたしが聞いていたのは「暑さで勉強に集中できないから」だったので、クーラーがついた今は夏休みが無くなってもいいじゃないかと考えていました。
しかし、教員の質を高めるために夏休みがあるというならば夏休みはあっても仕方がないかな…。
会社員であれば研修を受ける機会が与えられていますが、授業がある教員は授業を休んで研修に参加とかできませんからね。
今の教員って本当に大変ですね…。
教員を辞めた知人から「マジでブラック企業…!!」と聞いています。
教員よ、頑張れ。

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