旬の野菜!美味しいのどっち?ミニトマト・ナス・カボチャ・ししとう『この差って何』

2019/8/20放送の『この差って何』。
「旬な野菜の見分け方」がテーマです。
全問間違えてかなりショックを受けました。
悔しいので覚えておくために残します。
ミニトマト より甘いのはどっち?
- ヘタが立っているミニトマト
- ヘタが萎れているミニトマト
どちらがより甘いでしょうか?
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答え:ヘタが萎れているミニトマトがより甘い
実は、ミニトマトは収穫された後からどんどん熟して甘くなってきます。
ヘタが萎れているということはヘタから水分が出ている、つまり、それだけ収穫されてから時間が経っている証拠です。
そのため、ヘタが萎れている方が甘いのです。
ナス より新鮮なのはどっち?
夏が旬のナス。
水分をたっぷり含んでいるため、この時期は体を冷やしてくれるのです。
- ヘタの下に白い部分があるナス
- ヘタの下に白い部分がないナス
ナスにはヘタの下に白い部分があるナス、ヘタの下に白い部分がないナスがあります。
この二つでより新鮮なのはどちらでしょうか?
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正解:ヘタの下に白い部分があるナス
この差って何ですか?
関東一の生産量を誇る群馬県伊勢崎市でナス農家の牛久保容邦さんに聞いてみました。
「白い部分があるナス、なんだかみんな避けちゃうけど、実は新鮮で水分がたっぷり含まれてて美味しいナスなのです。」
確かに白い部分があるナスは育ちきっていないとイメージがありますが、実は新鮮な証拠なのです。
その理由は、ナスの白い部分は前日の夜からその日の朝にかけて成長した部分です。
この白い部分は夜から朝にかけて成長した部分でまだ色づいていないのです。
しかし日中陽を浴びると夕方までに色づいて白い部分が無くなります。
つまり白い部分があるナスはその日の朝採れた新鮮なナスである証拠です。
枝豆 旨み成分が多いのはどっち?
続いて今が旬の枝豆。
ビールのお供だけではなく美肌効果や二日酔い予防などもあります。
家で食べるとき、パンパンに膨らんだ寸胴型の枝豆と細くくびれた枝豆がありますよね?
この二つでより旨味成分が多いのはどちらでしょうか?
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正解:細くくびれた枝豆
作付面積日本一を誇る新潟戦弥彦村の枝豆農家の丸山勝則さんに聞いてみました。
関東の方ではパンパンに入った枝豆の方が好まれていると聞いているけれども、くびれがある枝豆の方が美味しいと思います。
その理由は、枝豆は成長するにつれて、旨味成分であるであるアミノ酸の量も糖度も落ちていくのです。
なのでパンパンに膨らんでいる枝豆は成長している部分食べごたえはあるのですが、まだあまり成長していない細くくびれた枝豆の方が旨みがあり、美味しいのです。
さらに、枝豆農家の丸山さんによると、調理方法によっても旨味成分の量が変わってくるそうです。
普通は茹でて塩をふって食べるというやり方ですけど、一杯の水で茹でるので旨味が逃げます。
枝豆に含まれる旨味成分アミノ酸は水溶性なので、茹でると周りの水に流れ出てしまうのです。
旨味が抜けない料理法「枝豆の蒸し焼き」
そこで旨味成分が抜けない絶品枝豆の調理法をご紹介!
- 洗った枝豆の付け根を切る
- 塩もみする
- 油をひいたフライパンへ枝豆を投入
- コップ1杯の水を入れる
- 5分ほど蒸し焼きにしたら完成
この調理法であれば旨味成分が抜け出ることなくより香ばしくなります。
カボチャ 甘いのはどっち?
ビタミンC、ビタミンEを多く含み、アンチエイジング効果が期待できるカボチャ。
実は皮が固いカボチャと皮が硬くないカボチャがありますが、より甘いのはどちらでしょうか?
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正解:固いカボチャ
日本一の生産量を誇る北海道和寒町のカボチャ農家の佐藤昭徳さんに聞いてみました。
カボチャは収穫後、寝かせれば寝かせるほど甘くなっていきます。
しかし一方で水分も抜けるので皮がどんどん硬くなっていくのです。
だから皮が固いほど甘いカボチャであるといえます。
さらにカボチャの見分け方をもう一つ。
ヘタがコルク状になっていると収穫してから時間が経っていて追熟したカボチャであるというサインです。
ししとう 辛くないのはどっち?
老化防止や美肌効果がある健康食材ししとう。
しかし、このししとうを食べると時々とんでもなく辛いシシトウに出会うことってありますよね。
でも、もう安心!
関西一の生産量を誇る和歌山県有田市のししとう農家の毛保隆蔵さんによると、これはもう絶対辛くないなっていうのはわかりますとのこと。
成長過程の中で真っ直ぐに大きくなっているししとうは辛くありません。
一方、辛い可能性を持っているものは曲がったり、形がいびつなものだといいます。
形がいびつなししとうは辛い
なぜ形がいびつなものは辛い可能性があるのでしょうか?
ししとうは暑さとストレスがかかって稀に辛いやつがポッとできるのです。
実はししとうは青唐辛子を品種改良し、辛味成分を抜いたものです。
しかし、水分が足りない、もしくは気温が高すぎるなどのストレスがかかると本来は隠れていた辛味成分を作る遺伝子が活発に働いてしまうのです。
そして形がいびつだということは、ストレスがかかっているというサインなので辛いししとうの可能性があります。
所感
予想を全て裏切られました。
まさかミニトマトのヘタが萎れている方が甘いとは…。
ナスの下に白い部分がある方が新鮮だとは…。
かぼちゃの皮が固い方が甘いなんて…。
プチショックを受けています。
カボチャが大好きなのでなるべく固いカボチャを選んで買おうと思いました。

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