ラクビーで得点を決めたのになぜ「トライ」?『チコちゃんに叱られる』

2019/8/30放送の『チコちゃんに叱られる』。
木村文乃さん、ザキヤマさんをゲストに迎えています。

今日のチコちゃんからの質問はコチラ。

チコちゃん「ラクビーで得点を決めたのになぜ『トライ』?」

得点への挑戦権を得るという意味だったから

詳しく教えてくださるのは立命館大学で社会学を研究している松島剛史准教授です。

「トライ」はラクビーの歴史が関係している

得点を決めたのに「トライ」というのはラグビーのルールの歴史に関係しています。

現代の得点ルール

現在のラクビーの得点ルではトライを決めると5点、さらにコンバージョンキックというゴールキックの権利が与えられ、これを決めればさらに2点獲得となります。
しかし、このルールは現在になってきましたものです。

ラクビーは19世紀にイギリスで誕生した

そもそもラグビーが誕生したのは19世紀後半のイギリスです。
それまで行われていたのは、ボールを蹴ることがメインのフットボールでした。

しかし学校や地域によってルールはバラバラで、試合のたびに話し合ってルールを決めていました。
その後、手にボールを持ってプレーすることを重視するラグビー校のルールをベースにしながらフットボールのルールを作ったところがありました。

こうして誕生したのがイギリスの名門ラグビー校のフットボールつまり、ラグビーフットボールなのです。
ラグビー校のルールは現在同じように手でボールを運び、相手ゴールにトライしてキックを決めるというものでした。

19世紀後半のラクビー得点ルール

そのときのラグビー校のルールではトライは得点になっていなかったのです。
当時はトライを決めても得点にはならず、その後のコンバージョンキックの成功で初めて得点が認められていたというのです。

つまり、コンバージョンキックに挑戦する権利が与えられるという意味で「トライ」です。

なぜトライで得点が入るようになったの?

おそらく苦労してトライしたにもかかわらず、キックが外れて得点が入らない。
だから勝利にならないということで選手たちの不満がたまっていたんだというふうに考えられます。

1886年にトライでも得点が入るようにルールが改定されました。
当時1点だったトライの価値は2点、3点と高まっていき、1992年に現在のルールである5点となりました。

あとがき

ラクビーってイギリスが発祥地であり、その名も「ラクビー校」からきているんですね。全然知りませんでした。
ルールも全くわかりませんが、実はラクビーとアメリカンフットボールの違いもよくわからなかったりします。
わかるのは防具みたいなものをつけるかつけないかの違いだけ…。

もうすぐラクビーのW杯が日本で開催されるのでテレビ界では盛り上がっているように見えますが、ルールがわからないさわみ的にはあまり盛り上がっていません。

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