儲かる!住みよい街の白山市/印西市/倉吉市『がっちりマンデー!!』

2019/8/31放送の『がっちりマンデー』。
ゲストは森永卓郎さん、つるの剛士さんです。


今日のがっちりマンデーは「儲かる!住みよい街」。

東洋経済新報社が1993年から毎年発表している全国住みよい街ランキング、
これは全国の市と区 815の地域を便利さ快適性などの指標をもとにランキングしています。

当然上位には有名な町が続々とランクインしていると思ったら、知らない町が結構あります。
知らないけど住みよいということは何か特別な理由があって儲かってる街に違いない!
と思って行ってみたらちゃんとありました。住みよい街の儲かる秘密が。

住みよい全国1位:石川県白山市

経済新報社が毎年発表しているトップテンを見ていると文京区の他は富山、福井、石川と北陸の市がずらりとランクインしています。

堂々と1位に輝いたのが、石川県の白山市!
あまり聞いたことありませんが、白山市は金沢市に隣接する人口11万人の町です。

街の人に白山市の良いところを聞いてみました。
「子育てはすごいしやすいかなとは思います子供たちの医療費を18歳まで無料です。」
なるほど、白山市は子どもが18歳になるまで医療費が全部タダです。
「水道水飲めますからね。」
白山市は水が美味しくて、水道料金もお安い。

市全体が儲かっているに違いない。

No.1の企業がたくさんある

全国でナンバーワンのシェアを占める企業がたくさん立地していることというところが強みだと思います。
シェアNo.1のすごい会社が集まっているからその税収で街も儲かるのです。
結果、住みよいまちになったってことらしいです。

一体どんな会社があるのでしょうか?

がっちりも知らずに何度も白山市にお邪魔していました。

例えば、10年以上前に取材したのが石野製作所。
この会社私の製造シェアダントツのナンバーワンです!
日本の回転寿司チェーンで回るレーンの6割がここで作られているのです。

続いて2年前に取材したアイナックス稲本も白山市の会社です。
何を作っているのかというと業務用巨大洗濯機で、国内最大手です。

さらにさらに、白山市にあるホクショーという会社は全国の物流倉庫で使われる垂直搬送機と呼ばれるマシンを作っていました。
これも調べた結果では40%から50%の国内シェアがあるということです。
普段私達が目にすることのないマシンも白山市の会社がダントツのシェアを持っていました。

そうして一つ、石川製作所でダンボール製簡易印刷機を作っています。
無地のダンボール箱に組み立てられるようにするマシンです
ダンボールを投入口にセットするとすごい速さで箱にするための折り目が入れられて表面に印刷までできちゃうという画期的なマシンです。

そして、この会社には一つ儲かる秘密があります。
実は防衛省自衛隊に収めている「機雷」というものがいま日本のシェアナンバーワンになります。

白山に工場が集まる理由

なぜこんなにすごい会社のメーカー工場が白山市に集まっているのでしょうか?

それはこの町に工場を建てるための条件が揃っているからです。
白山市の北西部にはかつて「暴れ川」と呼ばれた手取川によって作られた国内で最も硬い基盤と工業用水に使える豊富な地下水があります。
この二つが大きなものを大きな工場で作るのに欠かせない条件なのです。

大きな建物は杭打ち工事をするが、白山市は地盤がしっかりしているので基礎工事だけで済み、コストがかかりません。

関東ランク2位:千葉県印西市

続いては、関東地方からのランクインです。

関東地方の住みよい街トップ5を見てみると、東京新宿渋谷区を抑えての第2位に千葉県印西市という街がランクインしています。
ここもあんまり聞いたことありませんが、東京都心からおよそ60キロ離れたところにある千葉県の市です。

印西市は知る人ぞ知る買い物天国です。
人口当たりの大規模小売店面積全国第3位です。

実際に印西牧の原駅から国道464号線を走ってみると、まずは「牧の原モア」という巨大なショッピングモールがあります。
その向かいには「BIG HOPガーデンモール」もあるという。

印西市のもう一つの駅の周辺にはイオンモールやカインズホーオム、コストコににドン・キホーテ、ニトリ、ヤオコーと、とにかく大型店舗がこれでもかと揃っています。
この地区が千葉ニュータウンと呼ばれ、まさに欲しいものが何でも買える街になっています。

中でも一番大きいのが2002年この街に最初に進出したジョイフル本田です。
敷地面積は東京ドーム3.5個分と日本でも最大級です。

千葉県民だけでなく、交通アクセスが非常に良いので、県外から多くのお客様に来ていただいてます。
都心から成田まで伸びる北総鉄道と国道464号線で千葉ニュータウンには県外からもわんさか人がやってくるのです。

売れ残った広大な土地が巨大な買い物タウンに変身

なぜここが巨大な買い物タウンになったのでしょうか?

印西市役所の篠原係長によると、もともとは首都圏のベッドタウン住宅地としてまち作りをするつもりだったらしいとのこと。
ところがなかなか計画がうまく進まずに停滞してた時期もありました。

千葉ニュータウンの住宅地になるはずの広大な土地が売れ残ったということです。
その売れ残った広大な土地が印西市にとって大きなチャンスになったのです。

首都圏から近い、それほどの大きな土地がまとまって残っているのが珍しいと大手の企業さんがどんどん来てくれました。
大きなお店が増えると便利になるからその周りに人が集まって、住宅の増えるのです。

その分、市が受け取る店からの固定資産税と住む人からの住民税の両方が増えたということです。
そのお金で街頭から電柱をなくしたり、公園を整備して、住みよい良い街になったということですね。

中国・四国地方のランク1位:鳥取倉吉市

中国・四国地方の住みよい街ランキングの1位が鳥取倉吉市です。
それが県のちょうど真ん中あたりにある市で、全国総合でも5位にランクインしています。

一体どんなところなのでしょうか?

倉吉市は森林浴の森100選や美しいの歴史的風土の100選疲弊などに選ばれている、とにかく綺麗な街です。

でも倉吉市はのどかで平和なだけじゃない、外から人やちょっと変わった会社を集める独自の戦略がありました。

漫画やアニメで人や会社を呼ぶ

それは漫画アニメ作戦
鳥取県は知る人ぞ知るまんが県です。

鳥取空港はこの地出身の漫画家にちなんで「鳥取砂丘コナン空港」になりましたし、水木しげる出身地の境港市には妖怪のブロンズ像が並ぶ水木しげるロードがあって全国から観光客を集めています。

倉吉市もそんな流れに乗っかって、昨年の4月にオープンさせたのが倉吉フィグアミュージアムです。
漫画アニメのフィギュアを展示した施設であり、土日になると1日500人訪れます。

県内からのお客さんがミュージアムでお金を落とせば倉吉市も儲かるってことです。

そして今年の4月にリニューアルオープンしたばかりの「グリーンスコーレ関金」という宿泊施設は館内に漫画がズラーっと置いてあります。
漫画コミックが26万冊ある日本一の漫画温泉施設です。

フィギュア製造メーカーも倉吉市に

そしてこんな会社も倉吉市に来ていました。
フィギュア製造メーカーのグッドスマイルカンパニーです。

実は3年前、がっちりマンデーでも取材をしていて最高のフィギュアを国内で作ろうと建てられた工場で、倉吉市がぜひとも誘致したものでした。

今や国内だけでなく海外からも漫画やアニメを求めて多くの人や企業が鳥取県倉吉市にやってくるのです。

あとがき

住みやすい街は設備がされて治安が良いイメージがあります。
設備がちゃんとされているということは、そこにお金をかけるほどの予算があり、もといその予算はそこに住む住民の税金または企業の納税によって賄われているということですね。

街を起こしたいときは、企業やショッピングモールを招致することから始めることが大切だと学びました。

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