なぜ汗はしょっぱい?『チコちゃんに叱られる』

2019/9/20放送の『チコちゃんに叱られる』
橋本マナミさん、ムロツヨシさんをゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ汗はしょっぱい?」

汗をかくのが下手くそだから

詳しく教えてくださるのは30年 汗の研究を続けている大衆た感研究所 所長の五味先生です。

脳みその温度を下げるために汗をかく

なぜ汗をかくかというと、脳みその温度を下げるためです。

脳の温度が40度を超えると生卵がゆで卵になるようにタンパク質が変性し始めるためとても危険な状態になります。
そこで、周囲の気温が鳴り、脳の温度が上がりそうになったとき、脳から「汗をかけ」という信号が出ます。

出た汗は蒸発するときに周りの温度を奪うため、体の表面が冷えて、その結果体温や脳の温度が下がってくれます。

実は熱いときに人間は汗をかくことで体温調節ができますが、多くの動物は人間のように汗をかけません。
犬などは舌を出して呼吸することで、猫などは全身の毛をなめることで、唾液を蒸発させ体温調節しています。
ちなみに馬は主に走ったり興奮したりすると汗をかくそうです。

汗は血液から作られる

しかし脳を冷やすために出る汗がしょっぱくなるってどういうことでしょうか?

汗の材料は血液です。
血液は赤血球や白血球などの形のある成分と「血しょう」と呼ばれる液体成分からできています。
この血しょうが汗腺を通って汗となり、体の外に出ていくのです。

血しょうの中には、ミネラルなど食べ物からしか得られない貴重な栄養素が溶けているため、汗腺がフィルターのように働き、ミネラルを体の中に戻し、水分だけを汗として出そうとします。

汗をかくのが上手な人は汗を作る段階で血しょうの中のミネラルを再び戻すことができるので、ほぼ水分だけを汗として出せます。つまり、無味無臭の汗です。

しかし、汗をかくのが下手な人は血しょうの中のミネラルを汗と一緒に出してしまいます
下手な汗で出てしまうミネラルは主にナトリウム(Na)と塩素(CI)であり、これらが出た後に皮膚の上で合わさって塩化ナトリウム(塩)に変化します。
これが汗のしょっぱさの正体です。

しょっぱい汗とは汗腺というフィルターが正常に機能せず、ミネラルが水分と一緒に出てしまい、体の外で塩に変化した結果だったのです。

このようなしょっぱい汗をかき続けると体の中のミネラルが不足して手足のけいれんやしびれが起こります。
これが2019/9/20放送の『チコちゃんに叱られる』橋本マナミさん、ムロツヨシさんをゲストに迎えています。 チコちゃん「なぜ汗はしょっぱい?」 汗をかくのが下手くそだから 詳しく教えてくださるのは30年 汗の研究を続けている大衆た感研究所 所長の五味先生です。 脳みその温度を下げるために汗をかくなんです。

上手な汗をかくために汗をかき慣れるべし

ではどうしたらミネラルの少ない上手な汗がかけるようになるんでしょうか?

汗をかき慣れることですね。
汗腺がきちんと働くように普段から汗をかいて汗腺を鍛えることが重要です。

汗腺トレーニング

42℃から43度ほどの熱めのお湯で両手と両足を浸ける
たったそれだけでさぼり汗腺の人でも、5分から10分くらいで汗が出てきます。

手足を熱いお湯につけることで温まった血液が全身を巡るため、脳から「暑いので汗をかけ」という信号が出やすくなります。
その結果、汗をかくことでさぼっていた汗腺が働き出すのです。

この汗腺トレーニングを3週間ほど繰り返せば、ミネラルの混じらない上手な汗がかけるようになります

しかし全身浴や半身浴ですと、身体がお湯に浸かってる割合が多いと汗が蒸発しないので、汗腺トレーニングにはなりません。

汗は健康のバロメーターです。
自分の汗がしょっぱいかもと思う方はご注意を!

あとがき

わたしの汗はいつもしょっぱいのでミネラルがたくさん出ているのでしょうね。
汗で濡れたシャツが乾くといつも白い塩が吹き出しています。

上手な汗をかきたい…!

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