なぜ砂漠はできるの?『チコちゃんに叱られる!』

2019/11/8放送の『チコちゃんに叱られる!』
キムラ緑子さん、松本利夫さん(EXILE)をゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ砂漠はできるの?」

雨雲がたどりつけないから

詳しく教えてくださるのは鳥取大学乾燥地研究センターの山中教授です。
こちらの施設では世界各地に起こる砂漠化問題を解決するために世界中の科学者が集まり、最先端の研究を行っています。

砂漠は雨が降らない乾燥した地域

もともと砂漠というのは、ほとんど雨が降らなくて乾燥した地域ということです。

日本で1年間に降る雨の量は畳半分くらいの広さに身長ほどの雨が貯まるくらいですが、サハラ砂漠では1年かけてふくらはぎくらいの量しかありません。
中には数年に1日しか雨が降らない場所もあります。

なぜこんなに雨が降らないのでしょうか。
自然による多くの砂漠は乾燥が原因で砂漠になっています。

なぜ乾燥してしまうのかというと、雨を降らせる雨雲がその場所にたどり着けないからです。

砂漠ができるまで

皆さんは太陽の日差しが照りつけ、ひたすら水分が蒸発して砂漠が生まれると思っていませんか?
砂漠もいろいろあり、大きく分けると4種類になります。

乾いた熱風が吹いて砂漠になる

アフリカのサハラ砂漠

世界一大きな砂漠であり、なんとアメリカ合衆国とほぼ同じ大きさです。
サハラ砂漠は赤道付近にある熱帯地域の隣、亜熱帯地域にあります。

熱帯地域の水分を多く含んだ空気が太陽の熱で温められて上昇します。
上空で急激に冷やされて、雨雲となり、その場で大量の雨を降らせます。

雨が降った雨雲は消えてしまい、水分を失った空気は亜熱帯地域へと流れていきます。
その空気は高度をあげながら熱せられ、乾いた熱風となって地上に吹きます。

このように亜熱帯地域に熱く乾いた空気が流れてくることで砂漠ができるのです。

海が遠くて雨水が届かず砂漠になる

中央アジアのタクラマカン砂漠はシルクロードの舞台にもなった砂漠です。
この砂漠はユーラシア大陸の内部にあり、海から遠く離れています。

陸地に降る雨のほとんどが海から運ばれきた水分です。
しかし、海から遠く離れた大陸の内部までは雨雲もそのもととなる海の水分を含んだ空気も届かないため、乾燥して砂漠になるのです。

山が邪魔して砂漠になる

北アメリカのモハーベ砂漠
一見 砂漠に見えないくらい植物が育っていますが、れっきそちた砂漠です。

モハーベ砂漠と海の間には大きな山脈があります。
海からの湿った空気が山を越える前に冷やされて雨雲となり雨を全て降らせきってしまいます。

こうして雨雲は山を越えることなく乾いた空気だけが山の向こう側へ。
そのため雨が降らず砂漠になるのです。

空気が冷たくて雨雲ができず砂漠になる

世界最古の砂漠 アフリカ ミナブ砂漠。
この砂漠がある場所は海の近くなので空気は湿っています。

しかし、冷たい海流で冷やされて、空気が温まらないため上昇して雲になることがありません。
海からの風はただ霧となっている通りすぎるだけです。

空気は湿っていても雨は降らずに砂漠になるのです。

あとがき

砂漠ができるまでの過程が4種類あって面白いと思いました。

「ミナブ砂漠」が一番不思議でした。
海に面していても砂漠になることがあるのですね!

砂漠は海からの距離だけではなく気温も大きく関係していることがわかりました。

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