なぜ子どもは肩が凝らないの?『チコちゃんに叱られる!』 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

なぜ子どもは肩が凝らないの?『チコちゃんに叱られる!』

2019/11/29放送の『チコちゃんに叱られる!』
松坂桃李さん、横山裕さんをゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ子どもは肩が凝らないの?」

無駄な動きが多いから

詳しく教えてくださるのは、千葉ロッテマリーンズのオフィシャルメディカルアドバイザーも務める整体師の酒井先生です。

肩こりのメカニズム

そもそも、肩こりはどうして起こるのでしょうか?

先生曰く、肩こりとは筋肉に老廃物がたまることで痛みが起こる症状です。
では、なぜ老廃物がたまるのかというと、原因は「姿勢」です。

ずっと同じ姿勢を取り続けるとき筋肉がこわばり血管を圧迫してしまいます。
すると、血行が悪くなり、血液と共に流れていくべき老廃物が筋肉にたまり、肩こりが起こるのです。

どうしても大人になると、デスクワークでずっと一日中同じ姿勢でとり続けることがが多くなりがちです。
だから肩こりが起きるのですね。

先生のところに来る患者さんで最も多い職業が長い時間同じ姿勢で作業することの多い歯医者さんだそうです。

ちなみに冬場になると肩こりが辛くなるという方も多いと思いますが、その理由も冬場は寒くて体が縮こまってしまいますよね。
やはりこの姿勢が背骨や筋肉をずっと固まらせてしまうことで結果的に肩こりを招いてしまうのですね。

同じ姿勢の維持が肩こりの原因

肩こりのメカニズムがわかったところで、ではなぜ子どもは肩がこらないのでしょうか?
それは大人と子どもの姿勢を比べれば一目瞭然だそうです。

パソコンやスマホなどで日頃から不自然な姿勢をとり続けることが多い大人たち。
同じ姿勢をとり続けることで、いつしかそれが一番楽な姿勢となり、肩こりに苦しめられ続けていたのです。

子どもは落ち着きがあんまりないじゃないですか。
実は無駄に見える子供の動きは肩こりの原因である同じ姿勢をとり続けることを自然に回避していたのです。

無駄な動きこそ肩こりの予防

それでは大人が肩こりから逃れる術はあるのでしょうか?

肩こりと一番無縁な人たちがいます。
それは赤ちゃんです。

赤ちゃんはよく変な格好で動いたり寝たりしてますよね。
あれは体の感覚に合わせて自然に最も楽な体勢をとっているからです。

先生によると、何かをしなければならないということが一切ない赤ちゃんはいわば「究極の子ども」です。
彼らは同じ姿勢をとり続けることなく、いつも自由に自然な形で体を動かし続けているといいます。

赤ちゃんの動きを真似すれば肩こりは解消する

というわけで、赤ちゃんの動きを大人が真似をすれば肩こりは和らぐのでしょうか?
先生立会いのもと、実験を行いました。

実験検証するのは番組ディレクターです。
彼の肩の筋肉の硬さは、男性の平均な50代なのに対して66とやや硬めです。

そこで1時間赤ちゃんになりきって動きを真似した後に、改めて筋肉の硬さを測定してみると47と平均の50代後半を大きく下回る結果になりました。

理屈では無駄な動きが肩こりを解消します。
赤ちゃんの動きを真似してみたら肩こりは解消されます。

あとがき

無駄な動きが肩こりを解消&予防している!?
子供が凝らないのは身体が筋肉が柔らかいからだと勝手に思っていました。

しかし、大人が無駄な動きをするのは心理的にも体力的にもかなりしんどいですよね…。
体全身を動かす楽しい運動を取り入れるのが一番無難かと思いました。(それでも大変ですよね)

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