脳科学的観点からみても理にかなっている!?元気になれる修造カレンダー『世界一受けたい授業』

2019/11/23放送の『世界一受けたい授業』です。
本日限定特別授業。
世界一受けたい授業にあの『熱血先生』松岡修造先生が帰ってきました!
ウィンブルドン選手権で62年ぶりにベスト8になった元プロ選手です。
プロを引いた後は自ら「修造チャレンジ」を立ち上げ、錦織圭選手をはじめ多くの名選手を育てました。
そんな修造先生が作っためくりカレンダーは、シリーズ累計発行部数210万部のベストセラーになりました。
その内容は「二度あることは何度でも!」「負けの中に勝ちがある」等です。
このカレンダーを脳科学のスペシャリスト中野信子先生に脳科学的観点から見てもらうと理にかなったものになっていることがわかりました。
一所懸命元気にしようとする顔を見るとミラーニューロンを通じて人を元気にしたい気持ちが自分の中に流れ込んで自分を元気付けられるのです。
実際にこの日めくりカレンダーを買った人たちは「勇気付けて元気もらえる言葉」と言っています。
脳科学的にも正しい修造思考を教えます!
幸せを捨てて幸せをつかめ!
羽生選手にインタビューをしたときに修造先生が思いついた言葉があります。
それは「幸せをを捨てて幸せをつかめ!」。
当時、怪我をしていた羽生選手は自分のやりたい技を捨てて勝ちに行きました。
さらに趣味のゲームをやめて食事制限をしてます。
全ての幸せを犠牲にして金メダルという幸せを得た羽生選手からひらめいた言葉が「幸せを捨てて幸せをつかめ!」です。
メトロームで刻め、自分リズム!
大人気カレンダーの言葉は修造先生の日常生活から生まれています。
例えば修造先生が娘さんの弾くピアノを聞いて思いついた言葉があります。
娘さんはメトロノームのリズムに全く合っていませんでした。
このとき修造先生はひらめきました。
「メトロノームで刻め、自分リズム!」
メトロノームはずっと自分のリズムを刻み続けています。
周りに左右されない、自分リズムで行ける。
だから今日から君はメトロノームだという意味です。
ぶっ飛んでいるように見えますが、脳科学的観点からみると理にかなっていることがわかりました。
脳科学のスペシャリスト中野信子先生の解説
普段わたし達は周りからの同調圧力によって制限されています。
それをあえて周りに合わせないことが大切です。
前頭前野が私たちの行動を制御していますが、前頭前野の行動制御を外すことによってこれまで眠っていた才能を目覚めさせることができます。
モナリザは同じじゃない
モナリザの絵を何度も見て修造先生が思いついた前向きになる言葉です。
「モナリザは同じじゃない」
僕(修造)はルーブルに行って見ましたが、その都度見るモナリザは違っていました。
なぜなら僕自身の心がいつも違うからです。
試合前に興奮しながら見たモナリザと試合に負けて見たモナリザは全然違って見えます。
なので「モナリザはいつも同じじゃない」。
受験生に贈る言葉「いつも心はシンデレラ」
続いては、高校生の悩みを解決する企画です。
やってきたのは淑徳高等学校の3年SS組です。
このクラスは東大や医学部を目指す生徒が多いスーパー特進東大選抜クラスです。
この生徒たちに一番多かった悩みが受験勉強に追われていることの悩みでした。
- 遊んだりしたいけどできない
- 勉強ばかりが忙しくて切り捨てたものがたくさんある
そんな勉強に追われる生徒たちに修造先生がかけた言葉です。
「いつも心はシンデレラ」
シンデレラは王子様と一緒になったから幸せになったのではありません。
シンデレラは誰が見ても辛いだろうという環境でも、いつも笑顔で前向きに幸せに生きていました。
心がシンデレラであればどんなときでも前向きにいられるというところから出てきました。
こうして修造先生は悩める高校3年生勇気を与えました。
修造語
続いては、修造語。
修造先生が考え出した新たな言葉や漢字のことです。
「心呼吸」
心を落ち着かせるために深く息をする深呼吸のことを修造後で「心呼吸」と呼んでいます。
「後悔せずに先悔(せんかい)しろ」
先に起こりうる失敗を具体的にイメージすることで、後悔しないで先悔することができます。
反省点が先に見つかり、いつも以上の力を発揮することができます。
「体心技心」
錦織圭選手を見て作った言葉が「体心技心」と書いて「タフ」です
錦織選手は体を怪我して技術的にもどう打てばいいかわかんなくなった時期がありました。
しかし、そこで体に関しても技に関しても心が支えでした。
それこそがタフだと僕(修造)は思ったわけです。
あとがき
同感できるものもあれば、「う〜ん?」と思うものもありました。
というより、修造語がおかしくて全く共感できませんでしたが、解説を聞くと素晴らしいことを言っているのだとわかりました。
言葉のセンスが残念なだけですかね。
「幸せをを捨てて幸せをつかめ!」は言葉自体は「う〜ん?」と思いましたが、その意味は同感できました。
ちょうど「諦める力」を読んでいたので、修造さんが言いたかったことはすごく伝わりました。
手段にこだわるのではなく、目的のために手段を柔軟に変えることが大切だと思いました。
今回いろいろ出てきた中で良いと思った言葉は「いつも心はシンデレラ」です。言葉もなかなか良い。
シンデレラはどんな環境に身を置いても目の前のことを楽しみながら取り組んでいるからこそ幸せそうに見えるし実際幸せだったのです。(幸せだと思い込もうとしたのかもしれないが…)
今いる環境を、いま取り組んでいる事柄を、心から楽しんでいこうと勇気付けられました。

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