ホワイトニングは4分でできる!?増えている口腔崩壊!?本当は怖い歯周病!?歯にまつわる最新情報『ホンマでっか!?TV』

2019/11/6放送の『ホンマでっか!?TV』。
日本人がいい歯になりますようにスペシャル!
今回のテーマは「歯」です。
11月8日は何の日でしょうか?。
正解は「いい歯の日」です。
そこで歯や口の悩みを聞いてみるとこういうけっかになりました。
- ものが挟まる
- 歯の色が気になる
- 口臭
特に10代から30代の悩み1位は「歯の色が気になる」、40代からは「ものが挟まる」がダントツ1位になるほどです。
実は日本人の80代の歯の数は世界的に少なく、世界一のスウェーデンの平均21本に対し、なんと日本は平均15本と少ないです。
そこで今や歯の悩み解決法や最新治療法紹介します。
昔と変わってきた歯に関する常識。
現在における歯の新常識とは?!
最新のホワイトニングは4分でできる!?
(審美歯科評論家・桑水流さん)
ホワイトニングは通常の歯科医院では30分で、クリーニングと合わせると約1時間かかります。
しかし、今はもっと早くできるようになってきて、ホワイトニングが4分でできるようになりました。
クリーニングが同じように20分ほどしないといけませんが、合計約30分程度の1度の通院で歯が真っ白になます。
薬品自体は強くありません。
- 歯茎を薬剤でカバーする
- 歯に薬剤を塗布する
- 4ブロックに分けてレーザーを2分間照射する
これによって活性酸素が発生してエナメル質に付着した着色部分が分解されます。
2サイクルを行って4分のホワイトニングが終了します。
最新ホワイトニングのメリット
短時間で終わることがまず最初のメリットです。
そして通常のホワイトニングはハロゲンやキセノンとという一定強い光を使いますが、最新方法では半導体レーザーを使うので歯の中まで進行して歯が発熱することなく痛みも出ません。
メンテナンスを行うことで効果が長続き
ホワイトニングは1回してもその後メンテナンスが定期的に必要です。
ホームホワイトニングといって、マウスピースをとっていただいてご自宅でもしていただくと効果が長続きします。
口腔崩壊が増加してヤバイ!?
(教育評論家・尾木さん)
現在、学校の教師の間で大きな話題になっているのが「口腔崩壊」です。
「口腔崩壊」とは虫歯が10本以上あったり未処置の歯が何本もあったりしたときにいいます。
ある調査によるとですね、1人でもいれば口腔崩壊の子供がいる学校とカウントしていて、パーセンテージが小学校は39.7%、中学校が32.7%、高校では50.3%という結果が出ました。
親が治療に連れて行かないとかそういう単純な問題ではなく、背景としては母子家庭などが増加し、時間や生活に余裕がなくて歯医者さんに連れていけない家庭が増えています。
幼少期の思い出が大人の習慣に影響する
(心理評論家・植木さん)
口の中に関心を持つという習慣がすごく大事なのですが、20歳時点で「どのぐらい口の中に関心があるか?」と「子ども時代の思い出」の関係を調査した研究があります。
子供の頃に「1人で歯磨きをしなさい」と言われてた子供は20歳の時にあまり歯を磨いていません。
一方、家族で一緒に磨こうとか学校で集団で皆で歯を磨きましょうというような楽しい記憶に残る歯磨きをしていると、青年になった時にすごく歯に関心があるということがわかりました。
歯を一緒に磨いたり髪を切ってもらうという記憶は特殊な記憶だということがわかってきていて温もりが伝わるので子供の心を育てます。
スキャナーで被り物の型を取れる!?
(審美歯科評論家・桑水流さん)
通常、被り物や詰め物の型取りはピンクの粘土を口に中に入れてとっていたと思います。
今は口腔内スキャナーといって、口の中を撮影するだけで済みます。
いろいろな角度からスキャンするとモニターに出ているように3Dのデータが出てきて、これをを基に作れます。
上下の歯を噛んだ状態でスキャンするとかみ合わせのデータもとれます。
女性の方が歯周病になりやすい!?
(歯科評論家・倉知さん)
男性より女性の方が歯周病になりやすいです。
歯周病菌は女性ホルモンを栄養源とするので、実は女性の方が歯周病が進みやすいのです。
妊娠すると普段よりも女性ホルモンが20~200倍に増えていきます。
それに伴い歯周病菌も増えていくわけです。
歯周病にかかっている妊婦が早産・低体重児出産になるリスクは5倍以上です。
増えた歯周病菌が毒素である炎症性のサイトカインをだします。
そのサイトカインが子宮を収縮させたる作用があります。
しかし、妊娠中であっても歯周病の治療すればリスクが下がることがわかっています。
歯周病の人は認知症になりやすい!?
(脳科学評論家・澤口さん)
歯周病菌増加によって認知症の確率が高まります。
口の中の歯周病菌が脳に行くのです。
通常は菌が脳に侵入しようとしてもバリアで食い止めます。
なぜ歯周病菌がのうに侵入できるかというと、あるタンパク質を出してそのタンパク質が神経細胞を壊してしまうのです。
そうすることで認知症が早く進みます。
なので歯科医師が新地症の予防の最前線に立つようにと言われているのです。
18〜20歳にキスをすると思い歯周病にかかりやすい!?
(口腔外科評論家・宮本さん)
悪性度の低い病原菌を1とすると、歯周病菌の悪性度は44倍以上です。
実は18才から20才のキスで歯周病の重度が決まるかもしれません。
口の中の菌はおお皿を皆でつついて食べたりとかして人の唾液からもらうものです。
実はこの悪性歯周病菌が定着しやすいのは18歳から23歳の間なのです。
キスは直接接するのでこの時期に多くの人とキスをすると重度の歯周病菌が定着する可能性が高まります。
あらすじ
ホワイトニングやってみたくなりました。
ビビりだから怖くていけないけれど。
歯周病って怖い病気だったのですね。知りませんでした…。
歯周病って虫歯か何かの前兆だろうと勝手に思っていました。
これは真面目に歯医者に行くことを考えなければいけないかもしれません…。

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