病気の元になる埃⁉︎正しい掃除法で埃を取り除く『健康カプセル!ゲンキの時間』

2020/3/1放送の『健康カプセル!ゲンキの時間』


すっきりと片づき、清潔感のあるお部屋で一見綺麗に見えても実は全然駄目で病気になる家である場合があります。

そう指摘するのは、家と健康の関係に詳しい、ヘルスケアクリーニング実践会 松本忠男さんです。
かつて病院の清掃管理責任者として院内感染の防止策を清掃という観点から研究し、感染症などの病気から患者を守っていた、まさに清掃のプロフェッショナルです。

今日のテーマは「間違いだらけの掃除法」です。

埃にはたくさんのカビがいる

なぜ埃が病気を招くのでしょうか?

埃を採取して顕微鏡で拡大してみるると、繊維のくずや皮膚片・フケが混ざったものと一緒にたくさんのカビが映りました。

カビは埃はを栄養源にして増えていきます。
1gの埃の中に雑菌が約260万、カビが約12万個もあるという調査結果もあります。

それだけではありません。
埃には外から侵入した花粉や排気ガス、服の繊維や食べ物のカス、さらにダニの死骸などが混ざることもあります。

人間や物が動くと風が起きて埃が必ず外に外に向かい、埃が壁際や家具の前などに溜まりやすくなります。
さらに人間の足につくので別のところに運んで、それがまたさらに舞ってしまって悪循環になります。

正しい掃除をして病気にならないことが大切です。

埃が生むアレルギー

埃はどんな病気に繋がるのでしょうか?
昭和大学の相良先生に伺いました。

最も考えられるのがハウスダストによって起こるアレルギーです。
その症状はくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、皮膚の炎症などです。

肺アスペルギルス症

さらに肺アスペルギルス症のようにカビによって起こる肺炎もあります。
肺アスペルギルス症とは、アスペルギルスいうカビが肺に侵入し住み着いて起きる疾患です。

アスペルギルスは珍しいものではなく、空気中や土壌なとに広く分泌されて1立方メートルあたりの空気中に10~20個存在しています。
そのため誰でも吸い込んでいますが、健康であれば問題ありません。

免疫力が落ちている人は肺アスペルギルス症にかかりやすくなります。
その症状は慢性的な咳や痰、息切れなど重症化すると呼吸不全で死に至ることもあります。
最近ではインフルエンザで免疫力が低下し、肺アスペルギルス症にかかるケースも報告されています。

重症化すると完治がしにくいので1ヶ月以上咳が続く場合は注意が必要です。
近くの専門医を受診してください。

松本式 病気にならないお掃除法

正しい掃除法で埃を取り除いて病気を防ぎましょう。

掃除をするとき窓は閉める

松本さんによれば、部屋を掃除するときに窓を開けるのは絶対ダメです。
その理由は埃にありました。

実は窓を開けると、埃が風によって飛び散るので床を掃除しても埃が吸い取れないのです。
換気するなら掃除でホコリを減らし、20分ほど待って落ち着いてからにしましょう。

掃除機をかけるときはゆっくり動かす

素早く掃除機をかけるとその動きで起きる風や掃除機の排気で床のホコリを舞い上げてしまいます。
しかもヘッドをゴシゴシと動かすと吸引力が下がることもあります。

理想は5~6秒で1 m進むくらいのスピードで埃が舞い上がらないようにゆっくり行うことが基本です。

カーペットは掃除機のヘッドを後ろにゆっくり引く

カーペットの掃除機のかけ方で、前後に素早く動かすのは間違いです。
前後に素早く動かすと掃除機のヘッドで毛が押し倒されるので隙間に埃が隠れて吸い取りにくくなってしまいます。

大切なのはヘッドの動かし方です。
後ろに引くときが特に重要で、ゆっくりと動かすこと。

このときカーペットの色が変わる方向に引くのがポイントです。
カーペットの毛が立ち上がるため、ホコリが吸い取りやすくなります。

埃が取れて楽な道具「松本式スクイージー」

実は掃除機よりももっと埃がきちんと取れて楽な道具「松本式スクイージー」があります。
100円ショップでも売っている窓の水切り用の道具に少し手を加えたものです。

作り方は簡単。
ゴムの部分におよそ5ミリ間隔で切り込みを入れるだけです。

松本式スクイージーは埃を舞い散らさず根こそぎキャッチします。

トイレ掃除は掃除機を使ってはいけない

家の中でも、特に注意したい場所がトイレの床です。

トイレの床には掃除機使わないでください。
掃除機はウイルスを通過してしまいます。

さらにトイレの床は尿ハネや黄色ブドウ球菌・大腸菌などで様々な雑菌で汚れています。
そこに掃除機がけをすると掃除機のヘッドも汚染し、そのまま他の部屋で使うと病原体巻き散らすことになります。

そんな菌たちの栄養になるのが埃です。
トイレは特に埃が多いといいます。
松本式スクイージーを使って埃を取りましょう。

ちなみに家の中で一番埃が多いのは寝室です。
トイレと寝室は特にしっかりと埃を取りましょう。

テーブルは乾拭きが良い

テーブルをいきなり水拭きするのはダメです。
乾いた埃を水拭きすると湿ってへばりついて汚れが増えてしまいます。

テーブルは乾拭きで動かすのは一方向だけでその際に進行方向の面にほこりを集めるよう意識しましょう。
折り返しときもUターンして片方に埃を集めるようにします。

家族の健康を守るためにも正しい方法で掃除しましょう。

カビ・菌 撃退法

結露がしやすい窓の枠は特にカビが繁殖しやすい場所です。
病気にならないようにカビ・菌の撃退方法を覚えていきましょう。

まず、水500mlに家庭用塩素系漂白剤10mlを混ぜて除菌液を作ります。
作業の際は必ず手袋をしましょう。

キッチンペーパーを窓枠の隙間に合わせて埋めていきます。
そしてキッチンペーパー1枚につき先ほどの除菌液をキャップ3杯分染み込ませます。

待つこと10分。
キッチンペーパーを取ってみると、たまっていたホコリやカビ・菌がごっそり取れました。

窓枠の汚れがひどいときは先に洗剤で大きな汚れを取った後に除菌液を使うとさらに効果的です。

あとがき

松本式スクイージーを見て良いなと思いましたが、我が家は基本的にカーペットなんですよね。
松本式スクイージーはカーペットでも使えるのでしょうか?そこがすごく気になりました。

とりあえず作ってみて、ダメだったらトイレ専用にしようと思います。

埃って意外と怖いと改めて思いました。

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