なぜバスケットのゴールにはボードがついている?『チコちゃんに叱られる!』

2020/3/6放送の『チコちゃんに叱られる!』
はいだしょうこさん、大竹まことさんをゲストに迎えています。
(アンコール放送でした)

チコちゃん「なぜバスケットのゴールにはボードがついている?」

観客が邪魔をするのを防ぐため

詳しく教えてくださるのは、日本バスケットボール学会理事 水谷豊さんです。

バスケットボールのゴールはもともと桃のカゴだった

バスケットボールが誕生したのは1891年のことで、今のようなバックボードはありませんでした。

バスケットボールを考案したのはアメリカのスプリングフィールド大学の体育教師 ジェイムズ・ネイスミスです。
冬に体育館で行う球技を考えていた際、たまたま体育倉庫にあったサッカーボールと桃のカゴを使うことにしたのです。

カゴは体育館の2階部分の手すりに取り付けられました。
このカゴの高さは10フィート(3.05m)で現在もバスケットゴールの高さとして残っています。

競技名は「ピーチバスケット」と「ボール」を使ったので「バスケットボール」と名付けられました。

キャン客の妨害を防ぐためのバックボード

当初は二階の手すりにカゴを打ちつけただけでした。

なぜバックボードがついたのでしょうか?
それは観客の妨害をなくすためです。

まだボードがない頃、興奮しながら応援する観客がゴール裏に陣取って敵チームのシュートを妨害するという事態が起きました。
この妨害を防ぐためにバックボードが取り付けられたのです。

当初のバスケットボールのルール

ドリブル禁止

実は当時のルールではドリブルは禁止でした。
ボールを運ぶために許されていたのはパスのみです。

カゴにボールが残らないとノーゴール

シュートして1度カゴに入っても、しっかりとカゴにボールが残らなければノーゴールです。

ボール取り出し係がいる

カゴにボールが入ってゴールするたびにハシゴや脚立を持ってきてボールを取り出します。
そのためのボール取り出し係がいました。

観客の妨害は許されていた?

観客が応援しているチームが有利になるように敵チームのシュートを妨害していました。

こうなると選手にも不満がたまっていきます。
この観客の妨害を防ぐためにボードが取り付けられたというわけです。

バックボードが生み出した華麗なるシュート

バックボードが思わぬ副産物を生みます。
それがボードを使ったスーパーシュートです。

観客の妨害を防ぐために付けられたバックボードが結果として観客が熱狂する技を生み出してバスケットボールをさらなる人気スポーツへと押し上げたのです。

あとがき

観客の妨害OKなんて選手側からすればストレスが溜まる一方ですが、観客側からすればゲームに一部参加している感覚があって楽しそうですね。
「チームの勝利はわたしが妨害したお蔭よ!」なんて言ってそうです。

1つ新たな疑問が生まれたのですが、ボードがついたからといってもカゴにそこがついたままではどんなにスーパーシュートでもカゴから出てしまったらノーゴールですよね。
カゴの底が取れて今のゴールの形になった経緯を知りたいものです。

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