太る人太らない人の違いは習慣にある!?習慣を変えて健康な体を手に入れよう『ホンマでっか!?』

3月4日放送の『ホンマでっか!?』
厚生労働省の調査によると現在20歳以上で肥満(BMIが25以上)の割合は男性31.3%、女性20.6%。
50歳代までを見てみると男女ともに年齢が上がるにつれて肥満の割合が増加する傾向があります。
そこで今回番組では登録者数およそ89万人を誇るアンケート会社にご協力いただき、20歳の頃から急激に太った人を調査しました。
すると、20歳から20キロ以上太った人が110名もいました。
20歳の頃から増えた体重 | 人数 |
---|---|
約20キロ増加 | 61名 |
約25キロ増加 | 27名 |
約30キロ以上増加 | 22名 |
そこで今回はその110人に加え、20歳から体重がほぼ変わらないという110名に50項目にも及ぶ大規模アンケートを実施しました。
好きな食べ物は太りやすさに無関係
まず好きな食べ物はと聞いてみたところ1位はお肉で2位以下も多少の違いはあるもののさほど変わらないという結果になりました。
しかし、さらに集計を進めると一見太ってしまうこととは関係なさそうな項目で意外ともいえる共通点が浮かび上がってきました。
太りやすい血液型
1つ目の共通点。
20キロ以上太った人と体重が変わらない人の血液型を聞いてみるとまさかの結果になりました。
20歳から20キロ以上太った人 | 20歳から体重が変わらない人 |
---|---|
O型(36人) | A型(45人) |
B型(34人) | O型(30人) |
A型(32人) | B型(26人) |
AB型(8人) | AB型(8人) |
まずは体重が変わっていない人の共通点を見てみると1位A型、2位O型、3位B型、最下位AB型で割合自体も日本人の血液型の割合と同じ傾向にあります。
20才から20キロ以上太った方の共通点は1位がO、2位B型、3位A型、4位AB型です。
20キロ以上太った人の血液型はO型とB型が上位です。
このアンケート結果から読み取れることは何でしょうか?
A遺伝子を持つ血液型は太りにくい!?
A遺伝子を持っているかいないかの違いがあります。
A型はAA型・AO型、
B型はBB型・BO型、
O型はOO型のみ、
AB型はAB型のみです。
A遺伝子を持たないB型とO型が太りやすいといえます。
A遺伝子を持つと我慢強い性格になることがわかっています。
我慢強いので過食をあまりしません。
というわけで20キロ以上太ってしまった人は我慢強い遺伝子を持たないO型B型に多い傾向があります。
コンビニでついつい買ってしまうもので太りやすさがわかる
2つ目の共通点。
「コンビニでついつい買ってしまうものは何ですか?」と聞いたところ、ここにも意外な共通点がありました。
20歳から20キロ以上太った人 | 20歳から体重が変わらない人 |
---|---|
スイーツ | コーヒー |
ホットスナック | チョコレート |
アイス | スイーツ |
パン | アイス |
おにぎり | パン |
ちなみにホットスナックがというのがフライドチキンやフランクフルト、メンチカツ、から揚げ等などが入っています。
昔から体重が変わらない人は1位コーヒー 2位チョコレートと太った人にはランク外の項目が入っていました。
コーヒーはダイエットに効果的!?
コーヒーにはカフェインが入っています。
カフェインは脂肪分解作用が非常に強いので、コーヒーを飲んだ後は脂質代謝が上がるのでよく運動をするとダイエットに効果的です。
チョコレートはダイエットとむくみ防止に効果的!?
チョコレートには実はダイエット効果とむくみ予防する効果があります。
最近注目されているのがチョコレートポリフェノールです。
チョコレートポリフェノールが血流を改善してむくみをとってくれます。
また、チョコレートポリフェノールを定期的に摂り続けると脂質代謝が活発になってダイエット効果も期待できます。
ビターチョコだけではなく普通の甘いミルクチョコレートでも構いません。
1日200kcal未満であれば普通のチョコレートでも良いです。
午後2時に食べると太りにくい!?
食べる時間も大事です。
時計遺伝子でBMAL1というものがあります。
BMAL1とは等をとると脂肪に変える遺伝子です。
BMAL1が一番活性が低いのが午後2時です。
その時間に食べるのが一番太りにくくなります。
なので3時のおやつというのは間違っていません。
BMAL1は午後2時から夜10時に向かって活性が上がってくるので夜中に食べると太ります。
チョコレートに成分的にもカカオマスが入っています。
適量の糖分と脂質が入っていて一時的に血糖を上げますから過食を防ぎます。
またリグニンという食物繊維が入っているので便秘の改善効果もあります。
香り・フレーバーを楽しみたい人は太りにくい!?
コーヒーとチョコレートは太ってない人が好むものです。
おそらく昔の日本であればタバコがランクインしたと思います。
タバコ・コーヒー・チョコレートの共通点は香り・フレーバーを楽しみたいという嗜好性の強い人です。
他のスイーツやホットスナックは舌に乗せて味覚や旨味を楽しみたいという嗜好性の強い人です。
だからフレーバーを楽しみたいという気持ちの人はつい買ってしまうものがカロリーがないものなので自然と太らなくなります。
体重が変わらない人は自然とコーヒーそしてチョコレートを好んで買っていた傾向があります。
実家に帰る頻度が高いほど太りにくい!?
3つ目の共通点。
20歳から20キロ以上太った人 | 20歳から体重が変わらない人 |
---|---|
年に1回未満 | 月に1回~3ヶ月に1回 |
3ヶ月に1回~半年に1回 | 半年に1回~年に1回 |
月に1回~3ヶ月に1回 | 年に1回未満 |
「実家に帰る頻度はどれくらいですか?」と聞いたところ太った人ほど実家に帰る頻度が少なく、1位は年に1回未満という結果になりました。
この結果から読み取れることとは一体なんでしょうか?
体型を指摘してくれるのは身内だけ!?
「お前なんか太ったんじゃないの」とか「痩せてきたんじゃない」と言えるのは身内しかいません。
これはアメリカ人でも同じです。
奥さんや旦那さんとかだったら毎日会ってるので体型の変化に気付きにくいですが、たまに会う身内であれば気付きやすく指摘されやすいです。
だから3ヶ月に1回ぐらい帰って親戚と会っている人は太りにくい傾向にあります。
実家に帰る頻度が多いほど指摘され改善しようと思うきっかけになります。
実家に帰ると親に小言を言われて規制ブルーになる人が増加しています。
以前は何かという人が周りにもいましたが、今はコンプライアンスとかすごくうるさいのと、顔も体型も写真加工アプリで盛れてしまうので自分でも気付きにくいし友達も気付きにくいです。
昔から見ている親はすぐに気づくので親に言われることの重みは日本人はすごく重要ですね。
実家に帰る頻度が高いほど自分の体形の変化に気づくチャンスが多く太りにくいという結果になりました。
良い言葉を発する人ほど太りにくい!?
最後の共通点。
「あなたの口癖は何ですか?」
20歳から20キロ以上太った人 | 20歳から体重が変わらない人 |
---|---|
疲れた | ありがとう |
眠い | とりあえず |
まっいいか | たしかに、なるほど |
このアンケート結果から読み取れる20キロ以上太った人の特徴とは?
マイナスな言葉を発する人はストレスを抱えている
「疲れた」「眠い」「まっいいか」は大体ストレス系です。
ストレスは相当に甘い物を求めるということがわかっています。
要するにストレスが溜まってついスイーツ系が欲しくなり太ります。
「ありがとう」という言葉は最も良い言葉の1つといわれています。
「ありがとう」と言うことは普段も良いし健康になることもわかっています。
なので「ありがとう」が1位なのは理にかなっています。
慢性的な人間関係を持つ人は過食しやすく太りやすい
口癖は口癖を呼ぶという言い方をしますが、「疲れた」とよくいう人は周りからも「疲れた」と言われやすいです。
「ありがとう」とよく言う人は「ありがとう」と言われやすい人です。
口癖というのは「コミュニケーションループを作る」という言い方をしますが、輪を作っちゃうのです。
ですからそのまま「疲れた」「眠い」「まっいいか」ということばかり言っているということは言われているということにもなります。
惰性的な人間関係のループにいると過食して太りやすくなる傾向にあります。
あとがき
たしかに!!!
私の知人の中で人間関係でくよくよ悩み愚痴る人は太っている傾向にあるようです。
「あの人は…」と愚痴るのに長く付き合い続けるので不思議に思っていました。
そういう人は内面的にストレスを抱えているので甘いものを求めるようになり、結果的に過食で太ってしまうのですね。
ということは、健康的な体をもつためには人間関係を健全な付き合いができる人たちに限ってストレスを減らして楽しく生きていくことが大切ですね。

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