蜂蜜はウイルスや細菌を撃退するパワーが強い!?血管を若返らせて骨を強くする!?今こそ食べたいスーパーフード『林修の今でしょ!講座』

3月10日放送『林修の今でしょ!講座』


食生活からウイルスと闘う特別企画。

その時期だから食べることに意味がある!
「蜂蜜 vs バター」スペシャル

今日は蜂蜜とバターの概念が変わります。

連日報道されている新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症。
日々の生活にも気をつけたいところですがスーパーなどで身近な食材の蜂蜜とバター。

実はこの2人の博士によると、この時期だからこそ食べるべき驚きの理由があるそうです。
それでは、この時期食べることに意味がある「蜂蜜vsバター」

まずは先攻蜂蜜でまいりましょう。
教えてくれるのは蜂蜜の栄養成分に注目し、自らハチを育てていたという蜂蜜博士 平柳先生です。

蜂蜜はスーパーフード!

蜂蜜は年中出回っていますが、今の時期食べる、いわゆるスーパーフードです。

スーパーでも多くの種類が売られていて人気がありますが、博士によるとこの時期食べるべき凄いパワーが3つあるとのことです。
それがこちら。

  • ウイルスや細菌を撃退するパワー
  • 動脈硬化を予防し、血管を老けさせない
  • 骨粗鬆症予防(骨を強化)

ウイルスなど何かと話題の項目もあります。

蜂蜜はウイルスや細菌を撃退する!?

そもそも蜂蜜は何がすごいのか皆さん知ってますか?

蜂蜜には体に良い成分がなんとおよそ190種類あるといわれています。
今食べるべきだという理由の1つ目が「ウイルスや細菌を撃退する」。

気温が暖かくなってきた今でも収まることがない新型コロナウイルスやインフルエンザ。
そんな中で、最近よく「抗菌パワー」という言葉を耳にすることがありますよね。

ここでいう抗菌の「菌」とは、大きく分けて細菌とウイルスのことを指します。
どちらも体の中に入って増殖して悪さをする場合がありますが、実は体の中に上手に蜂蜜を取り入れると蜂蜜のある成分が体内に入った細菌やウイルスを撃退する可能性があるといいます。
例えば細菌の場合、細菌といってもいろいろな種類がありますが、中には体内に入ると食中毒などを引き起こすものもあります。

蜂蜜に含まれる成分は、体内に入ると酵素と反応して細菌を消毒・撃退する物質を作り出します。
つまり、蜂蜜を食べると蜂蜜の成分の化学反応で体内の細菌を攻撃して退治して食中毒予防になるのです。

蜂蜜はインフルエンザウイルスを撃退する!?

それでは、今気になるウイルスについて。

今回話題になっている新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスの形はよく似てます。
ウイルスの周りについている脂肪の膜が殺菌成分などから身を守っています。

そもそもインフルエンザウイルスの感染力がなぜ強いのかというと、この脂肪の膜が殺菌成分からガードする役割があり、なかなか死滅しないからなのです。
今回の新型コロナウイルスも同じような膜を持っているため厄介なのです。

しかし、このインフルエンザと蜂蜜に関して長崎大学で驚きの研究結果が発表されました。
それが「蜂蜜の成分がインフルエンザウイルスを撃退する」

蜂蜜にはインフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあります
蜂蜜の成分フラボノイドがインフルエンザウイルスを抑えたということは、蜂蜜のパワーが脂肪の膜を持ったウイルスに対して撃退効果があるということになります。

日頃からハチミツを食べている人はインフルエンザかかりにくいといえます。
ただ、この実験は試験管内実験です。
新型コロナウイルスに関してまだ研究段階なんですが、インフルエンザの膜を壊せたということは新型コロナウイルスにも良い結果が期待できます。

さらに蜂蜜に含まれるフラボノイドは脂肪の膜だけではなくウイルスにとって重要な遺伝子を破壊するパワーがあります。
つまり、蜂蜜の成分が食中毒の原因となる細菌や感染力が強いウイルスを撃退してくれるので今食べるべきだということです。

蜂蜜は1日30gが適量

気になるのはどれくらい蜂蜜を食べればいいのでしょうか?

蜂蜜は1日30gが適量です。
大さじ一杯ぐらいがちょうど良いです。

それを超えますと糖質の摂りすぎになります。
また、蜂蜜を摂りすぎるとお腹が少し緩くなることもあります。

さらに注意が必要なのが、蜂蜜は生後1歳未満いわゆる乳児には与えてはいけません。
乳児が蜂蜜を摂りますと中にボツリヌス菌というのが入ってることがたまにあるので乳児ボツリヌス症を発生する危険があります。
1歳以上になってから与えてください。

「蜂蜜×生姜×酢」で抗菌パワーアップ!

連日報道されている新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症。
これらに立ち向かうために蜂蜜博士が注目したのは「蜂蜜×生姜×酢」の組み合わせです。

生の生姜にはジンゲロールという辛味成分が入っており、殺菌作用がかなり強いです。
さらに酢の酢酸には静菌作用といういわゆる殺菌パワーを持っている成分です。

生姜と酢の殺菌パワーは実は皆さんも普段目にしているところにあります。
それは、お寿司の横についている「ガリ」です。

ガリは生姜を酢に漬けたものです。
刺身などの生ものを食べるときに食中毒を起こさないよう殺菌作用のため一緒に置かれています。

これに蜂蜜を加えれば、その成分の働きでさらに抗菌パワーをアップさせられるということですね。

蜂蜜は酒類によって効果が異なる

ここまでは蜂蜜のウイルスや細菌を撃退する凄いパワーが中心でしたが、実は蜂蜜の選び方によってその効果が変わってきます。
今の季節 知っておいて損はない情報です。

蜜蜂がどの花から蜜を採ってきたかによって見た目も味も栄養も全然違います。
一言に蜂蜜といってもアカシアや百花蜜など様々な種類があります。

最もポピュラーなものは「アカシア蜂蜜」です。
これは一般的で初心者にすごくオススメです。

他にもみかんや蕎麦の蜂蜜もあり、それぞれ味や成分にも特徴があります。

この中で1番抗菌パワーが強いハチミツは「マヌカハニー」です。
今話題の「マヌカハニー」とはニュージーランドに多いマヌカという植物の花から取られた蜂蜜のことです。

マヌカハニーは蜂蜜の中でも抗菌パワーがずば抜けています
抗菌能力が普通の蜂蜜の約8倍といわれています。

マヌカハニーには胃がんの原因となるピロリ菌を除去するメチルグリオキサールが含まれています。
ピロリ菌を退治してくれる強力なパワーを持つので例えばインフルエンザにも効果を期待できます。

マヌカハニーを購入する際のポイント

ウイルスや細菌に対してすごいパワーを持つマヌカハニー。

マヌカハニーを購入する際のポイントとしては、パッケージに書かれている「MGO」の数値を見るのが良いです。
「MGO」または「UMF」の数値が大きいほど濃度が高く、その分値段も高くなります。

抗菌パワーを期待するのであれば、そんなに高いものではなくMGO値が低いものでも十分抗菌パワーがあります。
習慣づけて摂るということが大切です。

蕎麦蜂蜜もオススメ

とはいえ、マヌカハニーはちょっと高価で手を出しにくいという方もいるのではないでしょうか。
そこで蜂蜜博士がより手軽に食べて栄養も豊富だという蜂蜜があるといいます。

蕎麦蜂蜜は蕎麦の花から採取された蜂蜜です。
他の蜂蜜に比べてミネラルが豊富で抗酸化パワーを持つルチンも多く含まれています。

ミネラルの中でも特に多いのが鉄分で、通常の蜂蜜の約5倍含まれています。
蕎麦蜂蜜は血圧が高い人にオススメです。

蜂蜜の血管を老けさせないパワー

甘くておいしい蜂蜜。
しかし、そもそも甘いものを食べると血糖値が上がるのでは?と思いますよね。

実は砂糖に比べて蜂蜜の甘さは約3倍なのにカロリーを比較すると約25%も低いのです。
さらに蜂蜜と比較した驚きの研究結果があります。

蜂蜜の成分が血糖値を下げる

イラン・マシュハド医科大学の実験で肥満の人が砂糖か蜂蜜を1ヶ月摂り続けたところ空腹時の血糖値に驚きの差がありました。

砂糖を摂り続けた人は血糖値が2.2%上昇しました。
しかし、砂糖の代わりに蜂蜜を1日70g摂り続けた人の血糖値は4.2%下がりました

ちなみにこの実験では心筋梗塞や脳梗塞の原因の1つとなる血中の悪玉コレステロールの数値にも驚きの結果が出たそうです。
砂糖を摂り続けた人の血中の悪玉コレステロール値が2.2%上昇したのに対し、蜂蜜を摂り続けた人は5.8%下がりました

蜂蜜は動脈硬化を遠ざけてくれるといえます。

実はこの結果に一役買っているのは、先ほど紹介したウイルスの遺伝子を撃退するというフラボノイドという物質が血管を広げてくれて血流を改善してくれます

死の危険がある心筋梗塞や脳梗塞は血管が詰まることで起こる症状です。
血管を詰まらせる原因の1つである悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血管を広げて血流を良くします。

血管を老けさせないためにも、蜂蜜を賢く摂ることが大事ですね。

欠陥をより老けさせない「蜂蜜×コーヒー」

血管をつけさせないパワーがアップするのは蜂蜜コーヒーです。

コーヒーの中にクロロゲン酸という物質が入っています。
クロロゲン酸は蜂蜜と同じように悪玉コレステロールを減らす効果があります。
ですから蜂蜜とコーヒーを組み合わせると動脈硬化をダブルのパワーで予防することができます。

フラボノイドは熱に強いので熱しても冷やしても成分が壊れることはありません。

蜂蜜を食べるのに良いタイミング

蜂蜜は食べるとすぐにエネルギーに変わります。
ですから、朝食べれば元気が出ますし、血管が気になる人は夜に食べると動脈硬化を起こしにくくなったりします。

ただし、蜂蜜は寝る直前ではなく寝る2時間以上前に飲まないと眠れなくなってしまいます。

蜂蜜が骨を強くする!?

さらに蜂蜜博士によると、蜂蜜の成分には骨を強くする効果も期待できるそうです。
これはまだ実験段階ですが、先ほど紹介した蜂蜜のフラボノイドという成分にはあるカルシウムにも負けない驚きのパワーも含まれているそうです。

骨を強くするためには普通はカルシウムを摂りなさいと言われますが、実はカルシウムより蜂蜜の方が効果的というデータがあります。
蜂蜜のフラボノイドで骨の密度が上がるのです。

2012年にマレーシアの大学がラットを使って行った実験。
蜂蜜水とカルシウム水を6週間飲ませたところ、より骨密度が上昇したのはカルシウム水ではなく蜂蜜水でした。

フラボノイドは骨を破壊する、いわゆる破骨細胞の働きを抑えて骨代謝のバランスをいい方に持っていきます。
ただし、あくまでラット段階での実験ですので人間にも同じように作用するかどうかは今はまだわかっていません。
ただ悪い影響はないと思います。

ですから、ヨーグルトに蜂蜜をかけたりしていますが、あれはすごく理に適った食べ方です。

さらにナッツにも良い効果があります。
オメガ3不飽和脂肪酸やビタミンEが豊富に含まれていて、これが骨代謝をアップしてくれます。

他には肉じゃがにも良いです。
ジャガイモにはマグネシウムが豊富に含まれています。
マグネシウムはカルシウムと同様、骨を作る成分です。

味付けの際に砂糖の代わりに蜂蜜を使って一緒に摂ることでプラスの効果が期待できるのだそうです。
蜂蜜は熱に強いので料理の際に温度は気にしなくて良いです。

カルシウムもそんなに壊れません。
カルシウムをもっと効率よく吸収するなら酢を加えると良いです。

蜂蜜は300度ぐらいの熱までは耐えられます。

蜂蜜が肌に良いは本当だった!

蜂蜜はすごく美容に良いです。
蜂蜜に含まれるビタミンCなどがシミの原因になるメラニンの生成を抑えてくれます。

さらに炎症予防にも効果があります。
アトピーや乾せん、ニキビ、細菌による皮膚病にも良いといわれてます。

蜂蜜×トーストは理に適った食べ方

ここで蜂蜜博士から最後のダメ押し情報。
パンケーキやトーストに蜂蜜を塗って食べる方も多いのではないかと思いますが、実はこれも理にかなった食べ方だったのです。

トーストを食べれば血糖値が上がります。
しかしこの蜂蜜を塗って食べると血糖値の上昇を抑えてくれるのです。

おさらい

ここで蜂蜜のすごいパワーをおさらいしましょう。

  • 蜂蜜のフラボノイドが細菌やウイルスを撃退
  • 生姜や酢と一緒に摂るとさらに効果アップ
  • フラボノイドが悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化の予防に
  • さらにフラボノイドは骨を強くする?
    ヨーグルトなどカルシウムを含むものと取るのが良い

蜂蜜博士によると1日30g大さじ一杯取るのがベストです。
覚えておきましょう。

あとがき

蜂蜜すごすぎますね。
ここまで言われたら蜂蜜を摂らない訳にはいかないと思ってしまいます。

実は我が家も砂糖の代わりに蜂蜜を使っています。
とはいえ毎日蜂蜜を使っていたわけではないので、これからはちょっと意識して、小さじ1杯でも良いから毎日摂り続ける努力をしようと思いました。

とくに新型コロナウイルスが広がっている今の時期は免疫力を高めることが大切なので、その辺は意識して摂っていきたいですね。

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