新型コロナウイルスで先行き不安な今を乗り越える!ホンマでっかな施策『ホンマでっか!?』

2020/4/8放送『ホンマでっか!?』
一部を省略したり編集したりしています。ご了承ください。
パンデミックが宣言され、地球規模で広がりを見せる新型コロナウイルス。
先行き不安な今をどう乗り越えたらいいのか?
今夜は番組が誇る最強の評論家軍団にホンマでっかな施策を教えていただきます。
外出しても安全な人がわかる抗体検査がイギリスにある!?
イギリスから来たニュースですが、抗体検査というものがあり、これをやることによって外に出ても絶対安全な人がわかります。
PCR検査は体内にウイルスがいるかどうかを調べる検査であり、陽性と出た人は他の人にウイルスを移すので外に出てはいけないということになります。
しかし、抗体検査は新型コロナウイルスに感染して治った人に抗体ができたかどうかを調べる検査です。
体内に抗体ができた人は新型コロナウイルスを感染させる心配や再感染の可能性が低いと考えられています。
イギリスは抗体検査を300万個購入し、ネット発注を化膿するように指示を出しているらしいです。
なので抗体検査を受けて体内に抗体ができた人は外に出ても大丈夫なので、そういう人はどんどん外に出てもらって経済が回るようにして欲しいです。
日本でも抗体検査を作れるはずなのになぜ作らないんでしょうね…。
生物学評論家 池田
突然なくなったものは再開時に多くの人が押し寄せる!?
オリンピックも延期になったのと同じようにいろんなお店も自粛したり、ライブとかコンサートも中止されました。
本来あるのが当然だと思っていたものが急に奪われるという心理が集団で起きてます。
突然なくなったものは、それが再開したときに突然人が押し寄せる傾向があります。
ボストンでは「禁止効果」という言葉があります。
ボストンは大学が多かったり風紀が厳しかったりして突然禁止措置が出ることが多いです。
そのためボストンに禁止措置が出たらボストン周辺に爆発的に人が興味を持って流れていきます。
アメリカの興行収入はほとんどがボストン周辺の街が占めています。
このような「ボストンは禁止」効果にいま全世界がなっている状態です。
この自粛が解除されてお店が開かれたりイベントが開かれたりしたときに沢山の人が押し寄せる可能性が高いです。
再開したとき人の審美眼がすごく高くなりますので、そこで本当の実力が問われることになります。
心理学評論家 植木
再開された時に文化の淘汰が行われる!?
自粛が解除されたとき人の審美眼がすごく高くなっていますのでそこで本当の実力が問われます。
厳しい言い方ですが、文化の淘汰が行われます。
自粛が解かれた後に選ばれなかったものは心理学的には非常に厳しいと思います。
心理学評論家 植木
意識的に利き手じゃない手を使うと自制心が安定する!?
利き手と逆の手を意識的に使うようにすると脳が鍛えられて2週間くらい自制心が上がります。
買い占めが起きたりするのは自制心がない状態なので、自制心をあげていってほしいです。
脳科学評論家 澤口
自分でとる休みは好きだが与えられる休みは嫌い!?
人は自分で長期の休みは大好きですが、与えられた長期の休みは嫌いです。
自分でコントロールできない長期の休みはイライラする原因となります。
なぜイライラするかというと、コントロール感というものが人間の幸福感で大きく左右しているからです。
いま子供からお年寄りまでコントロール感情というものを奪われています。
自分の人生を自分でコントロールしているという感覚をいかに持ち続けるかが元気の秘訣です。
毎日1つ難しいことに挑戦するとコントロール感を取り戻せる!?
具体的にはケンブリッジ大学が2002年にそのコントロール感を著しく失った人がそれを取り戻すにはどうすれば良いか研究したものがあります。
結果、毎日1つでもいいので自分にはちょっと少し難しめなことにチャレンジをすることでコントロール感を取り戻すことができるとわかっています。
難しめなことを1つこなすことを毎日続けることで、周りはいろんなことが起きてるけど自分は自分の人生をやってるという感じになります。
あえて今の時期の休みのときには少し自分に無理かなと思うような数学の本を読んだり、読み通せるかわからない哲学の本を読み通すことに挑んだり毎日何か自分の中で1個挑むことでコントロール感が取り戻しやすくなります。
心理学評論家 植木
視線を上下に動かすと気持ちが晴れる!?
スポーツというものが気分をいかに科学的に爽快にしているかということが今回の自粛によってすごくわかったとよくいわれいます。
今なかなかスポーツがしづらい状況です。
ですからそのスポーツの恩恵に一部でも何か借りるとしたら首の上下運動を止めないことです。
スポーツは何で私たちを幸せにしてたかというと、共同体感覚というチームで何かやったり汗を流したり夢中になる時間を作ったりということがあります。
それ以外にも、スタンフォード大学の調査によると、著しくスポーツするときに人は視界の上下運動が大きくなることがわかっています。
視界の上下運動は日常的にはなかなかないので、雲や星を見上げたり花を見たりして生活の中で意図的に視線の上下運動を入れることで気持ちが晴れやすくなります。
逆にゲームやマホなどで視線を固定してしまうとイライラしやすくなります。
心理学評論家 植木
免疫力を最も高める10の食品群がある!?
こんなときだからこそ脂身の入った肉を食べよう。
特に高齢者の方にはオススメしたいです。
感染症というのは非常に身体の栄養状態と関わっていいます。
特にたんぱく質の栄養はオススメです。
タンパク質栄養の指標に血液の中を流れるタンパク質の約3分の2を占めるアレルゲンというタンパク質があります。
これを非常に高い値にしておくと免疫力を高め、万が一感染してしまっても重症化を防ぐ効果があります。
免疫力を最も高める10の食品群
長い老化研究の中で、これをしっかり量に関わりなく、少しでもいいから食べ続けていくと老化が遅く進む、すなわち感染症からも身を守ることができます
- 肉
- 油脂類(油)
- 卵
- いも
- 海藻
- 果物
- 野菜
- 大豆・大豆製品
- 魚介類
- 牛乳(乳製品)
ごはん・パン・麺などの穀類は食べることを前提でこの10の食品を食べてください。
逆に食べない方が良い食品はありません。
「全てのものをバランスよく食べましょうってことですね!?(マツコ・デラックス)」
老化研究評論家 熊谷
日本人はおにぎりを食べた方が良い!?
おにぎりに海苔を使いますよね。
海藻というのは非常に重要であって、日本人の場合は海苔(海藻)を分解する腸内細菌が存在しています。
簡単に行った場合1番良いのはおにぎりと漬物です。
漬物はスーパーフードと言われていて、乳酸菌が入っていて腸内細菌的に良いのでインフルエンザ等のウイルスの免疫力を高める効果を持っています。
脳科学評論家 澤口
あとがき
- 文化の淘汰が行われる
- 難しいことに挑戦してコントロール感覚を取り戻す
- 視線を上下運動させる
この3つはすぐにでも取り入れたいと思った有効な情報でした。
「文化の淘汰が行われる」まさにそうなりそうです。
会社に出社する文化からリモート勤務が中心の文化に文化んじゃないかと思っています。
学校もリモート授業を取り入れられていますし、リモート文化が急速に広まりそうですね。
テレビも収録できなくなって再放送のものが増えてきました。
その反面、YouTubeを始める著名人が増えてわたし自身あまりYouTubeを見ることがなかったのですが、自粛をきっかけに見る回数が増えてきました。
「難しいことに挑戦してコントロール感覚を取り戻す」
もともと謎解きが好きだったのですが、他に学ぶべきことがあるのではないかとある日を境にやめました。
今回の自粛で久々に謎解き熱が再燃して大量の謎解きの本を購入して毎日謎解きをしています。
イライラすることがないのはこれのお蔭かなと思いました。
「視線を上下運動させる」
もう桜が散ってしまいましたが、少し前までは桜が満開でしたので散歩に出て桜を見上げながら歩いていました。
地には花があちこち咲いていて春の訪れをさらに感じさせてくれます。
この間は綿毛のタンポポを見つけて「もうそんな時季か」と驚きました。
大変な時期だからこそ、自分にできることを1つずつ取り組み、ストレスを抱えないように工夫していきていくことが大切です。
どんな文化が生き残るか楽しみにしつつ元気に乗り越えていきましょう。

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