なぜ恐怖を感じたときに顔が青ざめるの?『チコちゃんに叱られる!』

2020/4/18放送『チコちゃんに叱られる!』(この番組は2019/5/17に放送したものです)
瀬戸康史さん、高橋みなみさんをゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ恐怖を感じたときに顔が青ざめるの?」

命を守るため

詳しく教えてくださるのは、出血や止血など血液の流れを研究するエキスパート 帝京大学医療技術学部 川杉和夫教授です。

恐怖を感じると血管が縮んで血流が悪くなる

実は人間は恐怖を感じると血液の流れが悪くなります。
このときにポイントとなるのが「血管収縮繊維」です。

体の隅々には毛細血管があります。
その周りの筋肉の中には様々な組織があり、その1つが血管収縮繊維です。

恐怖を感じると血管収縮繊維は脳からの指令によって血管を縮めます。
そして全身の血液の流れが悪くなり、顔の表面の血流も減って顔が青白く見えるのです。

血流を悪くして出血を抑えて命を守ろうとしていた

なぜ恐怖を感じると血液の流れが悪くなるのでしょうか?
それは人間が命を守るためです。

人類の祖先が自然の中で暮らしていたはるか昔。
医学的知識もなく、怪我などで出血しても治療をすることができませんでした。

つまり 出血=命の危険 だったのです。

そこで人間の体は怪我をするかもしれない状況、つまり恐怖を感じるような状況でいち早く血液の流れを悪くして出血量を少なくするように進化したと考えられます。

恐怖を感じると血液が固まりやすくなる

さらに近年 恐怖を感じたときの血液ある変化が起こることがわかってきました。
実は恐怖を感じると血液が固まりやすくなることがわかっています。

4年前 オランダの大学で健康な若い男女24人にホラー映画を見てもらい、その前後の血液を調べてみると映画を観た後 ほとんどの人の血液が固まりやすくなっていることが判明しました。

つまり、恐怖を感じると血管が縮むだけでなく、血液も固まりやすい状態になってさらに流れにくくなり、顔が青ざめたように見えるということなのかもしれません。

血液が固まりやすくなる理由は解明されていない

恐怖を感じると血液が固まりやすくなる理由についてはまだわかっていません。
固まりやすくなった血液は30分から1時間ぐらいで元の状態に戻ります。

恐怖を感じ、命の危険にされたと認識したほんの少しの間だけ血液が働きに変化が起こるのです。
人体の不思議としか言いようがありません。

あとがき

人体の神秘を感じましたね。
出血を抑えるために血流を悪くさせているんですからよく出来ていると思います。

恐怖を感じると鳥肌がたちますよね?
それは血流が悪くなって体温が下がるから熱を逃がさないために鳥肌がたつのかなと勝手に想像しています。

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