なぜ磁石はくっつくの?『チコちゃんに叱られる!』

2020/4/18放送『チコちゃんに叱られる!』(この番組は2019/5/17に放送したものです)
瀬戸康史さん、高橋みなみさんをゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ磁石はくっつくの?」

原子の向きを綺麗に揃えるから

詳しく教えてくださるのは、磁石の仕組みに詳しい東京大学の齋藤英治教授です。

磁石は紀元前に発見されていた

磁石はかなり昔に発見されていて、もう何千年もの間研究されています。
人類と磁石の出会いは、紀元前のこと。

古代ギリシャのマグネシア地方で天然の磁石が見つかったことから「マグネット」と呼ばれたともいわれています。
そのときに見つかったのが 今も磁石の材料である「磁鉄鉱」という石です。

なぜくっつくのかは、その後数千年もわからないままでした。

20世紀に入って磁石がくっつく理由が解明された

20世紀になると研究は急速に進み、磁石がくっつく驚くべき理由がわかりました。

あらゆる物体を小さくしていくと原子や分子と呼ばれるほどの小さな粒子が集まってできていることがわかります。
実はこの粒子1つ1つが極とN極のある磁石の力を持っているのです。

この世界のものは我々人間も含めて全て磁石から作られてるといっても過言ではありません。

なぜ原子は磁石の力を持つかというと、原子自身が回っているからです。
実は物体が回ってると磁力が生まれるという性質があります。

なぜ磁力が生まれるかを説明しようとすると、とても難しい話になり、今ご覧になっている方の95%がチャンネルを変える結果となります。
ご興味のある方はご自身でお調べください…。

S極とN極の向きがバラバラだと磁石のようにくっつかない

人間の体が磁石でできているのならば、なぜ磁石のようにくっつかないのでしょうか?

磁石と違って原子の動きがバラバラだからです。
人間の中の原子はS極とN極がバラバラの向きにあるため、磁力が打ち消しあったりしてくつきません。

磁石の中の原子はS極とN極が同じ向きに揃っていることで磁力が強まり、くっついたり反発したりするほどの強い力を生み出しています。

一方、普段は原子の向きがバラバラになっている鉄に磁石を近づけると、原子の向きが綺麗に揃って磁石にくっつきます。
つまり鉄は磁石を近づけると原子が磁石と同じ向きに揃える性質があり、鉄自身も磁石になるため くっつくのです。

MRI検査は強い磁力を利用した検査

ちなみに人間の体も磁石に全く反応しないわけではありません。
例えば病院の検査で使うMRIは強い磁力を当てて人間の中の水を反応させることで体の中を見ているのです。

磁石の研究は時代と共に進み、その技術は現代文明を支えています。
磁石の研究そのものは日本がずっと最先端をやってきました。

あとがき

物が回転するとそこに磁力が生まれる。
これは実に名言だと思いました。

地球も自転しているから磁力が生まれるんですね。

ものすごく回転する、例えばドリルとかはそこに磁力が発生しているのでしょうか?
色々実験してみたくなります。

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