なぜ遠くにあるものは小さく見えるの?『チコちゃんに叱られる!』

2020/4/25放送『チコちゃんに叱られる!』
足立梨花さん、鈴木雅之さんをゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ遠くにあるものは小さく見えるの?」

大きさとは光の角度だから

詳しく教えてくださるのは、東京医科歯科大学 臨床教授の眼科医 梶田雅義先生です。

人間の目はカメラと同じような構造

遠くにある物が小さく見えるのは光の角度が小さいからです。
私たちの目はカメラと同じような構造をして目に入った光は網膜に届きます。

カメラは光がレンズを通過し、フィルムに届いて像が焼き付くことで写真が出来上がります。
私たちの目も入ってきた光が目の奥まで届くと網膜に像ができます。

この網膜にできた像は脳へと伝わってどんなものを見ているかという情報が整理されます。
こうして私たちは物を見ているのです。

光の角度で大きさや距離を判断

目に入る光の角度で網膜の像の大きさが変わります。
例えば小さなものは目に入る角度が小さくなるため、網膜にできる像も小さくなります。

しかし、同じ大きさのものでも近くのものより遠くの物の方が光の角度が小さいことがわかります。
つまり、近くのものが網膜にできる像が大きく、遠くのものが網膜にできる像が小さくなります。

目の仕組み

そのため私達は遠くにあるものの方が小さく見えるのです。

目の錯覚はこの性質を利用したトリック

私たちは経験によって遠くにあるものは小さく見えることに慣れてしまっています。
絵や写真のように同じ平面にあっても小さく見えるものは遠く感じてしまうのです。
これが絵画における遠近法です。

反対に、距離が違っても同じ平面(距離)にあると思い込んでしまうと大きなものも小さく見えてしまいます。
つまり、遠くにあるものが小さく見える性質を利用すれば錯覚を起こすこともできます。

あとがき

「大きさとは光の角度」
誰かに言いたくなる哲学っぽいカッコいいセリフだと思いました。

わたしはトリックアートが大好きなのですが、目の錯覚は「絵や写真のように同じ平面にあっても小さく見えるものは遠く感じてしまう」という性質によって成り立つということがわかりました。
トリックやそう見えてしまう仕組みがわかってもすっかり騙されてしまうから面白いです。

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