賢く食べて健康UP!東京湾の今が旬な魚介類『健康カプセル!ゲンキの時間』

2020/5/17放送『健康カプセル!ゲンキの時間』


病気に負けない体作り!
今朝の元気になれる健康の秘訣をお届けします。

今回のテーマは東京湾で獲れる江戸前食材。
今が旬の魚介類の健康パワー。
江戸時代から庶民の胃袋を満たしてきた東京湾の海の幸です。

実は当時すでにその健康パワーを書き記した書物が存在していました。
それが1831年に発行された『魚鑑』。

当時の医師 武井周作が魚河岸に並ぶ海産物のそれぞれの効能などについてまとめたものです。
しかもこれは現在の栄養学の観点から見ても理にかなったものです。

白身魚のスズキを食べると筋骨が強くなる

スズキはサイズによって呼び名が変わる出世魚です。
一般的に60センチ以上のものを「スズキ」と呼びます。

スズキの水揚げは江戸湾が日本一でまさに江戸前の魚です。
中でも船橋での漁獲量はダントツなのです。
そんなスズキは、まさにこれからが旬の、夏を代表する江戸前の白身魚。

スズキの他にも同じく東京湾で獲れた白身魚はカレイ・クロダイ・トラフグ等。
実はこれら白身魚は食べることで身体にある効果をもたらしてくれます。

その答えは冒頭で紹介した江戸時代の書物『魚鑑』にありました。
スズキの項目を見てみると「筋骨を強くする」と書いてあります。

このことについて、海産物の栄養価に詳しい早稲田大学の矢澤先生に聞いてみました。

白身魚は脂が少ない分 非常にタンパク質が多い魚です。
たんぱく質が多いということが特に筋骨や筋肉量を増やしたい人たちに非常に最適な魚です。

ちなみに白身魚はちくわやかまぼこなど練り物にも使われており、手軽に摂ることができます。

赤身魚のマグロやカツオを食べると血液がサラサラになる

一方で気になるのが赤身魚の健康パワー。

矢澤先生によると、赤身魚に分類されるのはマグロ・カツオ・ブリ・サバ等の回遊魚です。
これらは長時間泳ぎ続けるためエネルギーとなる脂肪を多く蓄えています。

東京湾で獲れた赤身魚はサワラやコハダ。
これらはほぼ100%寿司店が買っていきます。

赤身魚の健康効果は脂の中にEPAを多く含まれています。
これが血液をサラサラにする作用を持っています。

つまり赤身魚を積極的に食べることで心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化の予防に繋がります。

皮が赤い魚のタイを食べると長生きする

さらに矢澤先生によると共通のある特徴を持つ魚には驚異の健康パワーが秘められているそうです。
『魚鑑』に「長生きさせられる」と書かれている魚、タイです。

タイのある特徴とは、皮が赤い魚です。
この特徴はタイや金目鯛、キンキなどが持つ赤い皮です。

赤い魚の皮の中にはアスタキサンチンという成分が含まれています。
アスタキサンチンとは赤い皮に含まれる赤い色素成分です。

実はこれに若さを保つアンチエイジング作用があります。
体の中では活性酸素が発生し、それが細胞を錆び付かせて老化の原因になります。

アスタキサンチンはこの活性酸素を除去する強力なパワーを持ち、老化を防いでくれます。

高い美肌効果でシミやシワを予防する

中でもアスタキサンチンが注目されているのは高い美肌効果です。
肌を紫外線から守り、シミやシワを予防してくれます。

赤い皮の魚はぜひその赤い皮までしっかり食べましょう!

サケやマスなどの身が赤いものも同様に効果あり

ちなみサケやマスなどの身が赤いものもアスタキサンチンが含まれているためです。
タイやキンメダイなどの高級魚と同じ効果が期待できます。

しかもアスタキサンチンは油と摂ることで吸収率がアップします。
オリーブオイルなどでソテーして食べるのがオススメです。

ボンビノス貝はお手頃でミネラルがたっぷり摂れる!

東京湾の海の幸は魚だけではありません。
実は近年 新名物ホンビノス貝が多く取れます。

ホンビノス貝はハマグリにそっくりですが、貝殻に同心円状の筋がくっきりと刻まれて白みがかっているのが特徴です。
このホンビノス貝が実は近年、船橋での漁獲量が右肩上がりになっている注目食材です。

もともとは北米原産で、現地ではクラムチャウダーの材料に使われる極めてポピュラーな貝です。
これが日本で発見されたのは1998年。

大型船の船底に留める海水に混ざって運ばれ、東京湾に定着したと考えられています。
特に船橋沖は環境が合っていたためか、一気にその数が増えて今や江戸前の新名物とされています。

最近ではスーパーでも見かけることが多くなりました。
しかも、その価格はハマグリの3分の1以下とお手頃です。

ホンビノス貝に限らず、アサリやハマグリなどの貝類には丈夫な体作りに必要なミネラル成分が非常に多く含まれています
中でも亜鉛は筋肉の合成に必要不可欠です。
また、カルシウムやマグネシウムは丈夫な骨づくりを助けてくれます

さらに貝類には見逃せない効果がまだあります。
江戸時代に書かれた『魚鑑』のハマグリの項目を見ると、そこには「酒を醒ます」との記述があります。

これは貝類に含まれるタウリンというアミノ酸がもたらしてくれる効果です。
タウリンは肝臓の機能をアップするのでアルコールの分解を早めてくれて二日酔い予防になります。

つまりお酒のシメに飲む貝の味噌汁などは美味しいだけでなく理ににかなった摂り方なのです。

あとがき

ホンビノス貝を数年前から食べています。
初めて貰ったときはとても大きいハマグリだと思いましたが、あとでホンビノス貝と知ったのです。

価格がハマグリの3分の1ぐらいなので懐にも肝臓にも優しい貝ですね!
肝臓の機能をアップさせて二日酔いを予防するためにお酒のシメに貝の味噌汁等を飲むと良いと紹介されていました。

しかし、他の健康番組ではお酒を飲んだ直後からアルコールの分解が始まっているからシメに貝を摂っても意味がないと言っていました。
もし二日酔い予防で飲むならお酒を飲む前に摂るべきだと紹介されていました。
どうせならお酒を飲む前とシメ 2回摂れば無敵なんじゃないかと思っています。

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