ホットドッグはなぜドッグなの?『チコちゃんに叱られる!』 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

ホットドッグはなぜドッグなの?『チコちゃんに叱られる!』

2020/5/22放送『チコちゃんに叱られる!』
もう放送したのにまだ質問が来てるので教えてあげるスペシャル Part2
(平成31年2月8日に放送されたものを再放送)

和田アキ子さん、つるの剛士さんをゲストに迎えています。


チコちゃん「ホットドッグはなぜドッグなの?」

実はダックスフントだったけど綴りがわからずドッグと書いてしまったから

詳しく教えてくださるのは、25年以上ドイツの企業に勤め、海外の食文化にも詳しい 筑波学院大学 学長の大島慎子さんです。

「ホットドック」は元々「ダックスフントソーセージ」だった

ホットドックにはソーセージが挟まれてます。
これは元々 ドイツのフランクフルトで生まれた「フランクフルター」と呼ばれているソーセージが使われています。
1860年頃にはアメリカに移住したドイツ人が鍋で温めたソーセージを売り歩いていたのですが、手で持つと熱いのでパンで挟んで売り歩いていたそうです。

フランクフルターソーセージの特徴は茶色い見た目と細長い形状です。
その見た目が犬のダックスフントに似ているということから当時アメリカでは「ダックスフントソーセージ」と呼ばれていました。

漫画家が「ホットドッグ」と名付けた

そのフランクフルターを「ホットドッグ」と名づけたといわれているのが漫画家のタッド・ドードガンです。
1901年にタッド・ドードガンが取材のためにニューヨーク・ジャイアンツの本拠地・ポロ球場を訪れたときに印象的だったダックスフントソーセージを売るシーンを新聞の漫画に書くことにしました。

ところが、ダックスフンドの綴りがわからずホットドッグと書いてそのまま新聞に掲載してしまったのです。
それが全米で大きな反響を呼んだため「ホットドック」と呼ばれるようになりました。

アメリカにあるホットドッグとソーセージの歴史を研究している団体によると「タッド・ドーガンはダックスフントの綴りがよくわからず簡単にホットドックと書いた」と紹介されています。
さらにその漫画は今も見つかっていないとも。

残念ながら本物の原稿が残っておりませんが、その後 全米に広がり今やアメリカ人の国民食ともいえるほど「ホットドッグ」が浸透しました。

あとがき

なぜホットドッグなのかずっと不思議に思っていました。
もともと犬の餌だったものが人間が食う様になったのかな…とも考えていました。

フランクフルターソーセージが犬のダックスフントに似ていることから「ダックスフントソーセージ」と呼ばれ、綴りが分からなかったから総称である「DOG」を書いてしまったというわけですね。
それをそのまま受け入れるアメリカ人はまさに自由の国だと思いました。

日本人に置き換えると「熱々の犬」になるので絶対に受け入れられません。
逆にクレームが来ます。

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