血管を若返らせる!脳梗塞や心筋梗塞の突然死のリスクを下げよう『主治医が見つかる診療所』

2020/5/21放送『主治医が見つかる診療所』


『主治医が見つかる診療所』へようこそ。
今回は今だからこそ聞きたい新型コロナウイルスの疑問に6人の番組主治医がそれぞれ専門とする視点から回答します。

今こそ伝えたい主治医からのテーマは最強の血管若返り方法です。
前回 主治医が指摘した通り、新型コロナウイルスが血管を攻撃する危険性があると報告がありました。

だから血管を若返らせて丈夫にしておくことは大切なポイントです。

しかも血管を若返らせるとと脳梗塞や心筋梗塞の突然死のリスクを減らせるのはもちろん、高血圧や認知症の予防には繋がるなど良いことがたくさんあります。

1日たった2分でOK!家で簡単にできるストレッチ

まずは家で簡単にできるストレッチを教えていただきます。

その方法を知るべく向かったのは立命館大学。
教えてくださるのは健康スポーツ科学の家光素行 医学博士です。
脳梗塞や心筋梗塞など血管の病気のリスクを運動で下げる研究をする運動療法のスペシャリストです。

体が硬い人は血管が老化している可能性が高い

家光先生がいま多くの人に伝えたいことがあります。
それは「体が硬い人は血管の老化して硬くなっている可能性がある」。

家光先生によるとおよそ500人の成人に体の硬さを測るテストをしたところ、体が硬かった人は血管の老化度合いを知る目安となる血管年齢が実年齢より5歳程度高い傾向にありました。

でも安心ください。
家光先生によると、血管が幾つからでも柔らかくできるとのこと。
血管を柔らかくするためには、血管ストレッチが良いそうです。

ストレッチをすることで血流が増えて血管が若返る

ストレッチをすると筋肉が血管を圧迫します。
ストレッチをやめるとその圧迫が解放されます。

それによって血流が増えるのです。
それが繰り返されることで結果が若返ると思います。

通常のストレッチは筋肉を伸ばすために行います。

ふくらはぎと膝裏を刺激するストレッチ

しかし、家光先生の血管ストレッチは血管を柔らかくするため太い血管部分を狙って行うストレッチです。
全身の血管に刺激を与えて血流を良くすると血管もしなやかにすることが期待でき、全身の血管の健康状態の改善に繋がるといいます。

では早速 血管が柔らかくなる経験ストレッチを教えていただきました。
家光先生によると、この血管ストレッチは体の下半身を最初に伸ばすと良いそうです。

下半身は筋肉が多く太い血管もたくさん通っています。
そのため最初に下半身の血行を良くすれば自然と全身の血流も良くなるというわけです。

下半身の中でもぜひ伸ばしておきたい部分はふくらはぎ膝裏です。

膝裏をストレッチする方法

膝の裏を通る動脈“膝下動脈”から刺激するストレッチです。

  1. ストレッチする足を一歩前へ出し、両手を膝の上に置きます。
  2. 反対側の足を軽く曲げて腰を落として膝の裏を伸ばしましょう。
    膝の裏がしっかり伸びているのを意識することがポイントです。
  3. この体勢を30秒間キープします。
  4. 反対側の足も行います。

ふくらはぎをストレッチする方法

続いて伸ばすのはふくらはぎです。
ふくらはぎの奥を通る太い血管”脛骨動脈”を刺激するストレッチです。

  1. 立て膝をついて座り、反対側の足を外側に少し広げます。
  2. 太ももを胸で押すように体をゆっくり前へ倒します。
    ポイントはなるべくかかとを上げないようにすることです。
  3. ふくらはぎが伸びていることを意識しながら30秒間
  4. 反対側の足も行います。

ぜひテレビを見ながらや家事の合間などに血管の若返りが期待できるというこのストレッチを実践してみてください。

普段の食事にちょい足しでOK!万能血管若返り調味料

続いては普段の食事に調味料をちょい足しするだけで血管が若返る方法です。
東京農業大学名誉教授 小泉幸道 農芸化学博士に教えていただきます。

その血管若返り万能調味料とはお酢です。

血管若返りの秘密はお酢の中に含まれている酢酸という物質にあります。
酢酸には血圧を下げる・血糖値を抑える・内臓脂肪を減らすという3つの効能があります。
これらの作用により動脈硬化の改善し、血管の若返りに繋がります。

お酢は1日大さじ1杯程度(約15ml)が目安です。
取り過ぎると胃を痛めることもあるので注意しましょう。

毎日の味噌汁にお酢を入れて食べよう

先生が実践しているお酢を毎日美味しく取る方法を教えていただきました。
実は毎日に食べる味噌汁にお酢を入れるだけです。

その際に栄養面からみてオススメの具材がアサリです。
アサリの貝殻に含まれるカルシウムはお酢を加えることで、水だけで煮た場合の4倍以上も味噌汁に溶け出します。

お酢を使って健康な食生活を保っていただければと思います。
皆さんも無理なく美味しく毎日大さじ1杯のお酢から始めてみましょう。

お酢の健康効果アップ!オススメレシピ

漢方が専門の石原先生がお酢の健康効果をよりアップするためのオススメレシピをご紹介します。

実は ある研究で乳酸菌と酢酸菌を同時に取ると、片方だけを取ったときよりも免疫がより活性化したという報告があります。
なので、今回の結果は若返りと免疫力アップのダブルで効果が得られることがポイントです。

そこで石原先生がおすすめするのがヨーグルトに酢を加えて作る、その名も”酢スムージー”です。
実はこれ、使うお酢の選び方にあるポイントがあります。

酢酸菌は普通のお酢にはなかなか含まれていません。
酢酸菌はアルコールからお酢を作るときに使われますが、完成した後は濁りのもとになるため、多くの製品では濾過して取り除かれることが多いです。

そのため、酢ムージーのW効果を期待するには、酢酸菌が含まれている濁り酢・黒酢・バルサミコ酢がオススメです。

肉にもそばにもパラパラとかけるだけ 超簡単!毛細血管若返り法

いま医療の世界では毛細血管が注目を集めています。

訪れたのは毛細血管に詳しい金沢医科大学病院の循環器内科・漢方の医師 赤沢純代 先生です。
その血管を若返らせることで様々な病気になる患者さんたちを救ってきたといいます。

毛細血管をしっかりすることで加齢の時計を少し戻しながら遅らせることができます。
毛細血管は肩こり・冷え性の改善や免疫力アップに大きく関係するのです。

毛細血管が無くなると体の様々な不調を引き起こす!?

健康な毛細血管はほぼ等間隔に並んでいて1個1個がまっすぐに伸びています。
しかし、毛細血管に問題があるとくねくねとねじれていたり、毛細血管が消えて等間隔ではなくなります。

毛細血管の血流が途絶えて機能しなくなり、消えてしまった状態を「ゴースト血管」と呼んでいます。
毛細血管が無くなるとその部分に十分な酸素や栄養などが届かなくなり、老廃物も排出されず体内に溜まってしまいます。

最初は冷え肩こりの症状が現れ、それがずっと続くと狭心症心筋梗塞脳梗塞、1番ひどいとを引き起こします。

ヒハツで毛細血管を蘇らせる

様々なトラブルを引き起こすゴースト血管。
しかし、”ヒハツ”を摂ることで改善が期待できるといいます。

ヒハツ”はスパイスの名前であり、赤沢先生がオススメするゴースト血管を改善する食材です。
沖縄で古くから親しまれ、ソーキそばなどに使われる島胡椒やロングペッパーといわれる香辛料はこのヒハツや同族別種のヒハツモドキを原料として作られたものです。

なので、ヒハツは胡椒の代わりに使うことがオススメです。
例えば、肉に振って下味をつけたり麺類やスープには普段 胡椒をかけるときにヒハツを使うと美味しくいただけます。

赤沢先生によると1日の摂取目安は小さじ半分のおよそ1グラムです。
多くても1日小さじ1杯(約2グラム)以内にしておくのが良いとのことです。

あとがき

免疫力を高めることばかりに意識が入っていましたが、血管が老化していると健康リスクが高くなってしまうのですね。

膝裏とふくらはぎのストレッチを早速してみました。
普段からあまり体を動かさないので下半身が伸びて非常に気持ちがよかったです。
これぐらいなら毎日続けられると思いました。

また、お酢とヒハツもなるだけ毎日摂っていきたいですね。
お酢は濁り酢を買わないといけません。
ヒハツはどのスーパーにも売っているスパイスなのでしょうか?
買い物に行くときにスパイスコーナーを覗いてみます。

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