目から鱗!皆さんの毎日にちょい足しできる名医の健康法を大公開!(後編)『健康カプセル!ゲンキの時間』

2020/6/21放送『健康カプセル!ゲンキの時間』
長くなってしまったので2つに分けてお送りしています。
日々患者さんの診療にあたり、絶対に病気になれない医師は一体どんな生活を送っているのでしょうか?
そこで今回は番組でおなじみの3名の先生の私生活をのぞき見!
すると簡単で効果的な健康法が明らかになりました。
2人目は食と健康に詳しい平柳要先生です。
何でも50年にわたって風邪1つ引いていないとか。
その健康の秘訣とは?
さらに新型コロナウイルス治療の最前線で闘う相良先生も緊急参戦。
仕事の合間に先生も必ず行っている呼吸に関わるストレッチをご紹介します。
日頃からやるべき呼吸筋ストレッチ
新型コロナ治療の最前線から緊急参戦。
呼吸器の専門の相良先生がオススメの呼吸筋のストレッチをご紹介します。
呼吸筋とは呼吸をするときに胸郭を広げたり収縮させたりするための筋肉です。
肋骨の間の筋肉や横隔膜もその1つです。
ずっと自宅にいたり座っている時間が長い人は普段から気をつけて動かさないと呼吸筋が固まって動かしにくくなる可能性があります。
そうなると呼吸が浅くなり、ちょっと階段をのぼるだけで息切れしてしまうこともあります。
心当たりありませんか?
ということで相良先生が診察の合間に行っているという呼吸筋ストレッチを2つご紹介します。
呼吸筋ストレッチ1
手を首の付け根に当てて肘を回す
息を吸いながら肘を上げて吐きながら前に戻すのがコツです。
肩甲骨まわりや肋骨の間の筋肉が伸びるのを意識して行いましょう。
呼吸筋ストレッチ2
両手を組んで上に伸ばし、上体を左右に倒す
息を吐きながら倒し、吸いながら戻します。
肋骨の間の筋肉と横隔膜のストレッチになるので筋肉の動きを意識して行いましょう。
それぞれ10回ずつを行うと呼吸が楽になり疲れにくくなる上にリラックス効果も期待できます。
50年以上風邪をひかない名医の健康の秘訣
3人目の名医は職の栄養に詳しい平柳先生です。
なんと50年以上風邪をひいていないといいます。
5年前に蜂蜜の健康効果に注目し、自らミツバチを飼い始めた平柳先生。
秋の収穫時期には一升瓶3本分ほどの蜂蜜がとれ、ご近所におすそ分けしているそうです。
平柳先生が飲んでいる健康ドリンク「はちみつしょうが緑茶」
はちみつはポリフェノールの一種「フラボノイド」が多く含まれています。
フラボノイドには抗酸化作用があり、老化防止効果やインフルエンザなど感染症予防効果も期待できます。
そんな蜂蜜を使ったドリンクを先生は毎日飲んでいます。
それが「はちみつしょうが緑茶」です。
生姜に含まれるジンゲロールは感染症予防の効果が期待できます。
前茶に含まれるエピガロカテキンも感染症予防の効果が期待できます。
はちみつしょうが緑茶の作り方
- 沸騰させたお湯を80度ぐらいに冷まして急須に注ぐ
(エピガロカテキンは80度以上の熱で効果を失います) - この80度のお茶をコップに注ぐ
- そこに生姜を適量(量はお好みで)入れる
- 蜂蜜をスプーン1杯入れる
これが風邪知らずの平柳先生の健康の秘訣です。
平柳先生直伝!生活習慣病予防ネギの食べ方
生活習慣病予防になるネギですが、効果的な食べ方があります。
生活習慣病高の予防になるというネギの食べ方を伝授していただきましょう。
- 包丁の背を使ってネギを細かく叩く
- 5センチほどの長さに切る
- 表面に焦げ目がつく程度に焼く
- 最後にオリーブオイルをかける
これをうどんにのせれば平柳先生オススメの焼きネギうどんの完成です。
包丁の背を使ってネギを細かく叩くことで細胞が壊れて感染症予防効果があるイソアリシンという成分が生成されます。
ネギを切ったときに出るネギ独特の香りがイソアリシンです。
また、イソアリシンは切った断面から気化しやすく細かく切ると成分が抜けてしまうため5センチほどの長さに切るのがベストです。
さらに熱を加えることでイソアリシンが様々な健康効果を持つスルフィド類に変化します。
スルフィド類は感染症予防だけでなく血糖値や血圧を抑える効果もあります。
100度以上で壊れてしまうので表面に焦げ目がつく程度にしましょう。
スルフィド類は気化しやすいのでオリーブオイルでコーティングすることで栄養を余すことなく摂ることができます。
あとがき
焼きネギうどん、とても美味しそうでした。
ネギを叩いて焼くという発想がなかったので今度やってみたいと思いました。
あと、呼吸筋を伸ばすストレッチをやってみました。
横隔膜が伸びる感覚がイマイチよくわかりませんでしたが、肋骨が伸びて痛気持ち良かったです。
自分の体がどれだけ縮こまって硬くなっているかがよくわかりました。

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