初心者がいきなりソロ登山デビュー!?実際に山を登って失敗したこと・よかったこと

中学生の頃に先生に引率されて山を登って以来、ましてや大人になって山を登ることはありませんでした。
しかし、番組で山を登ることの素晴らしさを説かれたので興味を持った次第です。
自粛も解かれたことですし、まずは初心者コースがある低い山(約300m)を登ってみようと思いました。
登山時の服装
- ワークマンで購入したTシャツ
- ワークマンで購入したパンツ
- ワークマンで購入したキャップ
- ワークマンで購入した運動靴
- ユニクロで購入した5本指ソックス
- ユニクロで購入したポロシャツ
ユニクロとワークマンを纏って出かけました。
登山時の持ち物
- 水筒1L
- おにぎり1個
- カッパ
- タオル
- 財布
- Kindle
- 折り畳み傘
- ちり紙
- スマホ
何が必要なのかわからなかったので、とりあえず飢死しないようにおにぎりと水筒、そして情報確保のためにスマホだけは忘れないように気をつけました。
こうして最低限必要であろう荷物を背負って実際に山に登ってみてわかった良かったことと失敗したことをまとめます。
失敗したこと
自分を過信しすぎた
わたしは元々運動部に所属しており、体力はそれなりにあると自負していました。
なので、初めての登山とはいえ、低山の初心者コースを行くので大丈夫だろうと思っていました。
ところが、いざ登ってみると序盤で「ゼェゼェ…」と息切れしまう始末でした。
小さい子供に元気に追い越されました。
自分に体力があったのはとうの昔の話で、今のわたしは自粛にかこつけて怠け切った怠惰な身体でしかなかったのです。
すっかり凹んでしまいました。
次のフレーズを声を大にしていいたいです。
「初心者コースを舐めるな」
登山計画を立てるけど計画通りにいかない
登山するには登山計画が必要らしいです。
よくわからなかったけど、地図をみてルートを決めて、地図に書かれている数字を足し合わせてどれくらいの時間がかかるか計画を立てられるそうです。
というわけで、地図に沿ってそのまま数字を足し合わせて、どのポイントで何分の休憩をとって…と緻密に計画しました。
しかし、いざ初めてみるとルートから大きく外れて迷子になってしまい、登山から下山まで計画より1時間以上も遅れてしまいました。
山の地図とコンパスがないと迷子になる
先ほど申し上げたように迷子になりました。
最寄駅でGoogleMapを1度見たきり「この道だろう」と適当に通っていったら予定と違う山道に入ってしまったのです。
「登山口こちら」という立て札があるのですが、その山道が長らく人が通っていないようで草が多い茂っており、踏み外したら崖に落ちてしまいそうな細い道である上に途中途中で土が崩れているのです。
そして わたし以外誰もいません。
立て札はあるのですが、どう考えても初心者コースではない…。
命の危機を感じた私は途中で引き返してスマホに入っているYAMAPで確認したところ、予定していた物とは別の登山口だったようです。
今度はちゃんとYAMAPを見て計画していた登山口から無事登山を始められました。
駅から登山口まで20分ですが、迷子のお蔭で1時間以上もロスしてしまいました。
ちゃんと地図を確認することが大切だと思いました。
そしてYAMAPを使うと自分がどの方向に進んでいるかがわかるので、都度見ながら進むように心がけました。
登山用靴はやはり必要かもしれない
運動靴で登山しました。
ワークマンの靴ということもあり、滑って危ないということは全くありませんでした。
ただ、地面が不安定なので足首がホールドされていない分 何度かぐねりそうになりました。
さらに下山するときに爪先が靴に当たってかなり痛かったです。
登山用の靴が必要な理由がようやくわかりました。
虫除けスプレーを忘れた!
虫除けスプレーを忘れました。
虫嫌いなのに。虫に刺されたくないのに。
忘れてしまったものは仕方ないので、首をタオルで巻いたりしてなるべく出す肌の面積を小さくするようにし、腹を括っていざ登りました。
まだ6月だからなのか、あまり虫刺されに遭うことはありませんでした。
虫に刺されないように神経質になって疲れたので、次は絶対に忘れないように気をつけようと思いました…
電車に乗り遅れた
山登りのために早起きしたのに、ゆっくり準備をしていたら電車に乗り遅れてしまいました。
このときから登山計画は崩れていた…
スマホを充電してなかった!
スマホの充電をし忘れていました。
朝起きた時点でバッテリー残量13%…慌てて充電器をつなげて出発した頃には54%になりました。
スマホのアプリ「YAMAP」を使ってルート確認するつもりでいたのでヒヤヒヤしました。
良かったこと
今度はやってよかったこと、持っていってよかったことをまとめます。
狭い道で人とすれ違う時は道を譲る
わたしは素人です。登山初心者です。
すごく歩くのが遅いです。
なので、すれ違う人には絶対に道を譲りました。
また、後ろから人に追い越されそうになったときも潔く道を譲りました。
後ろに人が迫ってきて焦ると自分が怪我をしそうで怖かったです。
ただ、道を譲ると「ありがとう」と言われるのでとても良い気分でした。
1人で山に行くのも悪くない
今回は新型コロナウイルスの影響で仲間と登山ができず、さらに梅雨シーズンに突入したのでなかなか予定が合いません。
1人でいく方がスケジュール調整も柔軟に対応できるのでとても楽でした。
1人で登山は寂しいかなと思いましたが、全くそんなことはなくて山の景色、山から見える風景を楽しめました。
下山後の蕎麦はべらぼうに旨い!
下山後、近くにあった蕎麦屋で舞茸天婦羅蕎麦を食べました。
すんげー旨かったです!
登山後に食べるから余計に旨いのか、山に囲まれた環境だから余計に旨いのか…
下山後に食べる蕎麦のために登山するのも悪くないと思いました。
程よい倦怠感が身体を襲う
在宅勤務や外出自粛で怠け切っているので、ここ最近 身体が疲れることはありませんでした。
今回 下山して家に帰ると全身を気持ちの良い倦怠感が襲いました。
こんな感覚、とても久しぶりです。
Kindle Paperwhite が旅のお供に良かった
電車に乗っていったので、移動中は Kindle Paperwhite で本を読みました。
お蔭で暇を持て余すことなく充実した移動時間になりました。
また、Kindle Paperwhiteなのでデータとして何冊もの本を入れても重さが変わらないのが最大のメリットです。
スマホでもKindle本を見ることはできますが、バッテリーを考えるとKindle Paperwhiteとして持っている方が安心でした。
登山で無心になれる
最初こそ登山のしんどさに「しんどい」「つらい」という雑念でいっぱいでしたが、登り続けるうちに無心になりました。
全く何も考えない、考えるのはただ「次はどこに足を置くか」だけでした。
写経や瞑想と同じ効果があるのでしょうか?
無心に登り続けたお蔭で脳や気分がリセットされたような気分爽快がありました。
山頂からの絶景で心が洗われる
山頂から見える街の景色はとても綺麗でした。
道中は山を登る辛さもありましたが、綺麗な景色を眺めるとその辛さも吹き飛び、登って良かったとさえ思えてきました。
これが登山の醍醐味なのでしょうか。
低山でこんなに感動できるなら高山ならさらなる絶景かなと想像しています。
あとがき
いかがでしたか?
初心者がいきなりソロ登山デビューを果たすとやはり色々トラブルが起きます。
同じような失敗を繰り返さないように事前準備をしてマメに地図を確認して登山しようと思いました。
そしていつか新型コロナウイルスが終息したら登山後に温泉に浸かりたいなぁ。

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