これから気をつけるべき最新詐欺を完全対策スペシャル『ソクラテスのため息』 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

これから気をつけるべき最新詐欺を完全対策スペシャル『ソクラテスのため息』

2020/6/24放送『ソクラテスのため息』
2回に分けてお送りします。


新型コロナウイルスの影響で、我々の生活は激変しました。
外出自粛によりネット通販の利用者が急増し、緊急事態宣言が解けた後もマスクをするのが日常になりました。

しかし、そんなコロナウイルスによって変化した生活を狙ってこれから様々な詐欺やトラブルが襲ってくる可能性があります。

ということで今回は、これから気をつけるべき最新詐欺&トラブルを完全対策スペシャルです。
学ぶのはコロナアフターに急増する可能性がある4つの詐欺&トラブルです。

  • 最新!ネット詐欺
  • 街中で増加中のトラブル
  • 日本に来るかも!?上陸詐欺
  • 海外整形トラブル

まずは詐欺の紹介をします。

詐欺に引っかかりやすい人の3大特徴

警視庁が発表した詐欺に引っかかりやすい人の3大特徴です。

  • 誰にも相談せずに物事を決める
  • どんな人でも最後まで聞く
  • 試着・試食をすると買ってしまう

しかし一体なぜ試着・試食をすると買ってしまう人が詐欺に遭いやすいのでしょうか?

詐欺ジャーナリストの多田さんによると「試着したら買わないと申し訳ない」と思ってしまう人は詐欺に引っかかりやすいです。
返報性の法則といって受けた行為に対して「お返しをしたい」という思いが強いほど騙されます。

最新ネット詐欺

まずは最新ネット詐欺です。

ネット通販マスク詐欺

新型コロナウイルスの影響によりネット通販の初心者が増えたことでネット詐欺の被害が急増しています。

中でも記憶に新しいのが4〜5月にかけて猛威を振るった「ネット通販マスク詐欺」です。
店頭からマスクが消えると詐欺グループがマスクをネット通販に出品しました。

そうとは知らずに飛びつく人々。
しかしマスクは届くことになくお金だけ引き落とされるという人の弱みに付け込んだ卑劣な詐欺です。

フィッシング詐欺

さらにネット通販初心者が騙されやすいネット詐欺があります。

ちゃんと大手通販サイトで購入したものです。
これも届かず奈落の底へ。

その手口が偽サイトです。
本物のサイトにそっくりな偽サイトがあり、見分ける手段はURLくらいしかありません。

新型コロナが出回り始めた2月ぐらいからフィッシング詐欺の被害が増えており、4月にはもう約1万1000件と去年の5月から比べると報告件数が約4倍と増えています。

最も気をつけたいネット詐欺「送りつけ商法」

コロナウイルスの影響でネット詐欺の脅威が増している昨今、中でも特に気をつけたいネット詐欺が送りつけ商法です。

送りつけ商法の手口

通販サイトの多くは支払額の数%がポイントとして付与されるのは皆さんご存知ですよね。

最初はゴミに紛れた郵便物などから個人情報を手に入れるとネット通販で商品を注文します。
手に入れた情報をもとに代引で第三者に商品を送りつけます。

第三者(受取人)が支払いした時点でポイントが発生します。
詐欺師は取引がキャンセル前にそのポイントを換金していたと考えられています。

これを送りつけ商法と呼ばれ、実際に多くの被害が報告されております。

1回払ってしまうと「この人は着払いで送ればまた払うかも」と詐欺師が同じ人物に何度も荷物を発送します。
得体の知れない荷物に頭を悩ます被害者も少なくないです。

さらにネット通販会社も被害者です。
返金した上にポイントまで負担しているのです。

超悪質!送りつけ商法

多田さんによると、さらなる悪質な送りつけ商法が存在するといいます。

ポイントではなくお金を強引に商品を送りつけ、そのまま代金を払わせようとする悪質業者も存在します。
商品を送りつけて受取人から「身に覚えがない」と電話をすると「お前注文したんだ!」と一方的に言ってきます。

送りつけ商法対策

対策としては代引きで払わないのが1番良いです。
身に覚えのない荷物の支払いはしないでください。

もし払ってしまったら業者にすぐ電話するのではなく消費者センターにまず電話をして相談して知恵を得てから業者に電話をすることをオススメします。
被害に遭ってしまったら1人で悩まず、1 8 8で繋がる消費者ホットラインに連絡してご相談を。

日本に来るかも!?上陸詐欺

続いては、日本にやってくるかもしれない衝撃の手口!
海外で流行している要注意詐欺とその対策方法をご紹介します。

アメリカで流行!脅迫メール詐欺

まずはアメリカで大流行している脅迫メール詐欺です。
アメリカで詐欺師がメールに記した脅迫文が衝撃的です。

脅迫メール詐欺の手口

なんと本人が実際に使っていたパスワードがメールの本文に記載しているのです。
そして実際の詐欺師のメール文章の続きには…

「私はポルノ動画サイトにウイルスを仕込みました。
あなたがそのポルノサイトで楽しんだことを知っています。
さらにあなたのパソコンを乗っ取り、パスワードや連絡先を入手しました。
それとWebカメラからあなたがポルノ動画をみている姿を撮影しました。
もし7000ドル支払わなければ入手した連絡先全てに動画を拡散します。」

実はアメリカではハッキングなどにより企業が顧客の個人情報漏洩する事件が後を立たず、流出した情報が闇サイトで売買されています。
こうしたパスワードを使った脅迫メールが横行しています。

そのため実は動画を視聴する様子は撮られていないのですが、自分が実際に使っているパスワードを見ると動揺します。
詐欺メールを信じ込み、日本円にして約80万円もの大金を送り込んでしまった人もいます。

脅迫メール詐欺の対策法

多田さんによるとメールで脅迫されたら自分で解決しようとはしないで警察に相談するのが1番のトラブル回避方法だといいます。

迷子犬詐欺

そんな凶悪詐欺がひしめく海外から間もなく日本に上陸するかもしれない最新詐欺と対策方法を、最新詐欺詐欺ジャーナリストの多田さんが海外からの上陸を想定したケースでご紹介します。

「もしもし佐藤です。」
「突然のお電話で申し訳ございません。
 佐藤さんがご自宅で間違いなかったでしょうか。」
「はい」
「迷子犬のコタロウ君のチラシのことでお電話しました。多分このワンちゃんコタロウ君だと思うんですけど今保護しまして…」
「本当ですか!?ありがとうございます!」
「ただちょっと足を怪我しちゃっているみたいなんです。
 なんかよくわからないんですけど病院に連れてった方がいいと思うんですよ。
 ただぼく学生でお金がなくて先にお金を振り込んでくれませんか?」
「今すぐ報酬を振り込むから振込先教えてくれ!」

普段オレオレ詐欺は見抜けても探していた愛犬が怪我をしていると言われると混乱状態に陥ります。
実際には犬を見つけていないにもかかわらず報酬を得ることに成功しました。

迷い犬詐欺の対策法

迷い犬のチラシは世界中のどこにでも貼られています。
つまり誰もが騙される恐れがある卑劣な迷子犬詐欺、一体どう対処したらよいのでしょうか?

やはり先にお金を振り込まないことです。
そしてちょっと難しいかもしれませんが、犬の写真を送ってもらう。
もし病院に行ったなら病院先を聞いて病院にお金払いましょう。

あとがき

詐欺に引っかかりやすい3大特徴をみて震えあがりました。
まさにわたしのことではないですか!!

1番怖いのは脅迫メール詐欺ですね。
実際に使っているパスワードををみると動揺しまくります。

こんな詐欺があると頭に入れてうっかり騙されないように気をつけていきたいですね。

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