なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしているの?『チコちゃんに叱られる』

2020/7/10放送『チコちゃんに叱られる』
かたせ梨乃さん、野々村真さんをゲストに迎えています。


「なぜ赤ちゃんの瞳はキラキラしているの?」

涙か脂っこく粘り気があるから

詳しく教えてくださるのは、大阪大学で涙について研究する高静花准教授です。

キラキラした目の正体は涙

キラキラしている瞳の正体はです。

人間の目は常に涙で覆われています。
涙はまぶたの奥にある涙腺と呼ばれる場所で作られて絶えず目の表面を通り鼻に向かって流れています。

キラキラした瞳は涙で目の表面が覆われていることで光が強く反射する現象なのです。

赤ちゃんの涙には粘り気があって乾きにくい

大人も涙で覆われているのになぜ赤ちゃんの瞳はこんなにキラキラして見えるのでしょうか?

涙には「油層」と「液層」という2つの層があります。
赤ちゃんの涙は油層の油成分が大人の涙よりもしっかりしているため大人より乾きにくいのです。

涙は外側から油でできた油層、続いて主に水分でできた液層という2層の構造になっています。
そのうち油層は涙が空気に触れて蒸発するのを防ぐ働きをします。

赤ちゃんの涙は大人より油層部分がこってりしているため、水分が蒸発しにくく潤った状態を保っていられるのです。

さらに赤ちゃんの涙は液層にある 粘り気のあるネバネバ物質「ムチン」が大人より多く含まれています。
ムチンは納豆やオクラなどにも含まれる糖とタンパク質が集まってできた物質であり、人の体の粘膜などにも多く含まれています。

赤ちゃんの涙は大人より多くのムチンが含まれており、その粘り気で涙がさらさら流れ落ちるのを防ぎ、より潤いが長続きする働きをしています。

つまり赤ちゃんの涙は油っぽくて粘り気があるから目の表面が乾きにくくて常にキラキラした潤った状態を保てているのです。

赤ちゃんの涙に粘り気があるのは菌から身体を守るため

なぜ赤ちゃんはそこまでして瞳を潤わせる必要があるのでしょうか?

赤ちゃんは無菌状態で生まれるため、外の世界に住む多くの細菌への抵抗力がまだまだ弱いです。
だから大人よりも涙で瞳を潤わせて細菌が目から侵入しないようにしています。

さらに赤ちゃんの瞬きの回数も大人の半分です。
0歳児で1分間に1回、2歳児で6回とかなり少なく、そのままでは目が乾燥してしまうので瞳を潤ませる必要があるのです。

あとがき

赤ちゃんの目がキラキラしているのはピュアだから…じゃかなったのですね!

涙に油層があるなんて知りませんでした。
さらさらの水だけだと思いました。

大人になったら涙の油層を取り戻せないのかな?
取り戻せたらドライアイが治るのに…。

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