ゴミの正しい分別方法と減らし方『世界一受けたい授業』

2020/9/5放送『世界一受けたい授業』


今 私たちの身の回りであるものが急増し、社会問題になっています。
それはゴミ

東京23区の家庭ゴミの量は前年度から4月1.3%、5月は10.3%増加しました。
新型コロナウイルス感染防止による外出自粛で家での食事や、これを機にいらない物を整理する人が増加したことが原因と考えられています。

そこで、ゴミの正しい分別方法やごみの減らし方をご紹介します。

教えてくれるのは、ゴミ関連書類累計4万部の大ヒット、ベストセラー『ゴミ清掃員の日常』の著者 お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一先生です。
芸人として活動する傍ら、ゴミ清掃員として働く先生がゴミ出し術をご紹介します。

例えば、焼き鳥などを食べたときに出る竹串。
そのまま入れるとゴミ袋をつけて飛び出すことが多く危険なゴミです。

滝沢先生も何度も刺さった経験がある竹串は新聞紙で包んで捨てるのがオススメです。
清掃員の危険も減り、まとめて捨てられます。

ゴミ袋に入れるとさかばるピザの箱は水で濡らすことで柔らかくなり、簡単に小さくできます。
しっかり水分を切ってから捨てましょう。

今のままのゴミの量だと日本で捨てる場所がなくなるかもしれません。
ゴミを減らそう!正しく捨てよう!

正しいゴミの出し方

きちんとゴミを分別しよう

コロナ禍にある今 清掃員として働く滝沢先生がきちんとやってほしいと思うことはゴミ出し方です。

可燃ゴミに不可燃ゴミが入っているなど分別ができていないとゴミ袋を開けて取り除かなければいけません。
ゴミ袋を開けるときにウイルスが出てしまう可能性を考えるといつも以上にしっかりと分別をやっていただきたいのです。

袋に入れるゴミを8割に止める

袋に入れるゴミの量を8割にとどめることです。

ゴミ袋いっぱいに詰めてしまうと回収時に結び目がほどける可能性があったり袋が破れて中身が出てくる恐れがあります。
ゴミの量は8割にとどめておきましょう。

そしてゴミ袋の空気を抜いておくことも大切です。
空気が入っているとゴミ収集車の回転盤で圧迫されたときに破裂して中身が飛び散る場合があります。

8割ぐらいにとどめて空気を抜いて出していただきたいと思います。

このゴミは燃えるゴミ?燃えないゴミ?正しい分別の仕方

マニキュアの空瓶

マニキュアの瓶を資源ゴミとして捨てる方が多いですが、マニキュアの便は汚れが取れずに臭いがあるものなので資源としては再利用できません。
不燃ゴミとして捨てていただくのがいいと思います。

金具付きのベルト

金具付きのベルトも迷う方が多いです。

素材の割合が多い方に合わせるという自治体が多いようです。
ベルトの場合は9割が可燃の革、1割が不燃のゴミの金具ということで可燃ゴミとして出して大丈夫です。

ただ、分別は自治体によって異なる場合がありますので自分の住む町のゴミ分別表をチェックしていただきたいと思います。

ゴミの再利用

ほとんどのゴミは燃やして灰にしたあと最終処分場で埋め立てます。
ゴミを燃やして出た灰再利用やリサイクルが困難なゴミを処分するための最終処分場、日本に1650ヶ所ある最終処分場は残り約21年分のゴミしか処理できないといわれています。

特に日本は1人当たりのプラスチックゴミの量がアメリカに次いで世界2位。
ゴミの量を減らすことが必要なのです。
最近では飲料メーカーがラベルをつけないペットボトルを販売するなど環境に配慮した商品が販売されています。

廃棄物を再利用しておしゃれに商品化

高速道路の照明LED化に伴い不要となった照明の先端部分を再利用されています。
不要になったゴルフパターのヘッドで作られたラックなど、「モノ:ファクトリー」では廃棄物処理会社でリサイクル処理された廃棄物を仕入れ、おしゃれに商品化しています。

世界に1つだけの味のある商品が人気なのです。

建築家 隈研吾さんも不要になったスキー板を使ったテーブルを取り入れて焼き鳥屋さんをおしゃれに仕上げています。

自治体もゴミを減らそうと努力している

さらに自治体でもゴミを減らすこんな動きがあります。

使用済みてんぷら油がバスの燃料として活躍

京都では使用済み天ぷら油が市バスの燃料として活躍しています。

京都市では市内1700ヶ所にてんぷら油回収ボックスを設けて市民から集めているのです。
使用済みの油からバイオディーゼル燃料を精製し、市バスなどの燃料に再生利用しています。

ゴミの分別を13品目45分別と細かく設定して資源として再利用する

徳島県上勝町にはゴミ収集車がありません。
ゴミは町内に1ヶ所あるゴミステーションに町民が持ち込みます。

その分別は13品目45分別とかなり細かく設定されています。
上勝町では瓶だけでも透明瓶、茶色の瓶その他の瓶と分けられていたり、紙でも柔らかい紙の芯、硬い紙の芯、ヨーグルトなど紙パックなどがあります。

細かくなればなるほど資源として再利用しやすくなり、この取り組みが始まってからリサイクル率がアップして焼却や埋立のゴミが半分になりました。

「分ければ資源、混ぜればゴミ」という言葉がありますが、やはり可燃ゴミだと思い込んでるものでもその中に資源があったりとかします。
ちゃんと分別するとやっぱり資源として再利用できます。

あとがき

金具付きベルトの分別方法について目から鱗でした。
割合が多い方に分別していいのですね。

それから、このままだと捨てる場所がなくなるとよくいわれていましたが、約21年分のゴミしか処理できないと具体的な数字を出されて重要性が感じられました。
なぜ捨て場がなくなるかの説明がありませんでしたので具体的にどう処理できなくなるのかまだわかっていませんが、ゴミを減らす工夫はした方が良いそうです。

まずはどう工夫するか、その方法を知ることからかな。
「分ければ資源、混ぜればゴミ」。この言葉が気に入りました。

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