放っておくとある日突然激痛で目が開けられなくなる!?怖い目の病気『主治医が見つかる診療所』

2020/7/9放送『主治医が見つかる診療所』


6月に自粛は解除されましたが、眼科では自粛による不調で訪れる人が増えています。
どんな病気なのでしょうか?

その病気に詳しいという眼科医の平松先生にお話を伺いました。
これまでに10万人以上の目を診察してきた二本松観光病院副院長の平松類先生、日常生活で起こる目の不調や視力回復に関する本を多数執筆しています。

今ではスマートフォンのアプリでも気軽にできる視力回復法としてブームとなった「ガボール・アイ」を日本に紹介した目の診療のスペシャリストです。

眼精疲労の患者が増えている

そんな平松先生から緊急警告。
コロナの時期、最も注意すべきなのが目なのです。

眼精疲労の患者さんがこんな短期間に割合として急に増えるのは初めてのことです。
外出が減って読書やテレビを見る時間が増えた方やテレワークなどをお仕事の関係上、目を使う方が増えたというのが一つの影響です。

視力検査の一種で「実用視力」という検査があります。
実用視力とは、通常の視力検査に時間の経過を加味した視力のことです。
実用視力の結果が悪いと、時間が経つほど見えづらくなっていることになります。

実用視力が低下した人はドライアイの可能性が高い

実用視力が悪い方はドライアイの可能性があります。
ドライアイとは、目が乾いたりかすんで見えるなど目の病気としてはポピュラーです。

ある調査ではドライアイにすでになっているのに診断を受けていない人が50%以上います。
実は実用視力をすると低下している人の多くがドライアイが既に発症しています。

日本人は2000万人以上がドライアイといわれています。
特に女性の場合は男性の2倍ほどドライアイになる可能性が高いです。

ドライアイは激痛の「角膜びらん」を引き起こす

誰もがなっているかもしれないドライアイ。
たかが乾き目と侮って放ってしまうと「角膜びらん」といって激痛を起こしてしまうことがあります。

「角膜びらん」は悶えるほど痛くて場合によっては救急車を呼ぶ方もいます。
基本的には目を開けられないぐらい痛く、涙がずっと出て目が開けられないくらい辛いです。

ドライアイ チェック法

発症すると繰り返し激痛に襲われる危険があるという「角膜びらん」。
その1個前で踏みとどまるためにも一度ドライアイチェックをやってみましょう。

やり方はしっかりとまぶたを開いた状態で何秒間瞬きを我慢できるかをチェックします。
瞬きせずに目を開いていられる時間が10秒以下ならドライアイの恐れがあります。

一度眼科を受診することをオススメします。

目が最も乾いているのは寝起き

ドライアイが大きな原因の1つで発症すると繰り返し激痛に襲われるという「角膜びらん」。
そうならないためにも涙で目を潤いを保ちドライアイを予防することが大切です。

そもそも人の目は風に当たれば乾きやすく湿度の高い室内では潤いを保ちやすいなど環境によって状態が変化しています。
目が最も乾きやすい状況は寝起きです。

寝ているときに目はまぶたで覆われているから潤っていると思ったら大間違いです。
就寝中は瞬きをしないため 意外にも目覚めた直後が最も目が乾いているのです。

そして乾燥した目は少しこするだけでも傷つきやすいため、朝起きて目を開けるときにまぶたが眼球を傷つけてしまうことがあります。
目を開けた直後に角膜が剥がれて朝から激痛に襲われることもあります。

そうした事態を避けるためにもドライアイが心配な人は寝る前や起きた直後に目薬をさして潤いを保つのが大事です。

ドライアイにならないため今の時期の注意点

ここで心療内科・姫野先生から今の時期 気をつけるべき注意点があるといいます。

これからエアコンが入りますよね。
エアコンの効いた部屋に長時間いると涙が蒸発して乾きやすくなります。

それからの女性で注意したいのはアイメイクです。
アイメイクをしっかりすると分泌線の出口を塞いでしまって涙が出にくいってこともあるので注意が必要です

恐ろしいドライアイを予防!カンタン 目のケア方

恐ろしいドライアイの予防が簡単にできる目のケア方法を2つご紹介します。

ドライアイを予防 その1

両手でカップを作りはーっと息を吹きかけてそれをまぶたの上に覆い30秒くらい温めていきます。
目の周りを温めると油分を含んだ涙の成分が溶け出て眼球を潤いでコーティングしてくれます。

ドライアイを予防 その2

ドライアイを予防する2つ目のケアです。

人差し指を顔の前出してしっかり見てください。
人差し指を顔に近づけてぼやけて見えたところで目を瞑って開けてください。

これにどんな効果があるかというと、1つは遠くから近くを見るというピントの調節をすることでピントを合わせる筋肉を和らげてあげます。
もう1つは目をしっかり打つることで油分をしっかり分泌しやすくして涙の状態を良くします。

伸ばした指をゆっくり近づけ寄り目になったら目をつむります。
これを1日10回程度行うだけで目に潤いが保ちドライアイになりづらくなります。

あとがき

実は今年の初めに目の病気にかかって以来、目が乾燥しやすくなりました。
目覚めの時はまぶたが眼球にひっついて目を開けるのも一苦労です。

朝目覚める時はくっついた瞼を無理やりこじ開けていましたが、眼球を傷つけてしまう恐れがあると知って怖くなりました。
今では目が覚めて感想を感じたらすぐに目薬をさすようにしています。

この番組は7月の初めに放送されたものなのでエアコンの使用は目を乾燥させるから注意が必要と医師が話していました。
蒸し暑い夏も終わり、これから乾燥する時期に入るのでますます注意が必要です。

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