感染症のスペシャリストたちはこうしている!意外と知らない新型コロナウイルスの3大事実『主治医が見つかる診療所』

2020/10/1放送『主治医が見つかる診療所』


まもなくやってくるインフルエンザの季節。
新型コロナウイルスの感染拡大がまだまだ心配ですが、気をつけなくてはいけないのが新型コロナとインフルエンザのダブル感染です。

同時に感染すると、それぞれの症状が重くなる恐れがあるといわれています。
では、私たちは日常生活においてどう対処すればいいのでしょうか?

そこで今回 新型コロナ対策の最前線で活躍する感染症のスペシャル人たちがスタジオに集結!
気になる疑問を解消します。

  • 感染制御科学 堀 賢 医師
  • 感染症内科 水野 泰孝 医師
  • 呼吸器内科 寺嶋 毅 医師

感染症のスペシャリストたちは新型コロナウイルス感染予防のためにうがいをしていない

意外と知らない新型コロナウイルスの三大事実、「感染症のスペシャリストたちは新型コロナウイルスの感染予防のためにうがいをしていない」。

これからやってくる恐れのある新型コロナとインフルエンザのダブル流行に向けて手洗い・うがいが中心になっていると思います。
でも感染症のスペシャリストたちは新型コロナ予防のためにうがいをしていないのです。

厚生労働省が提唱する新型コロナなどの感染症対策のポスタがあります。
これには正しい手洗いの仕方や正しいマスクのつけ方、3蜜を避けるなどについて書かれていますが、うがいについては一切触れられていません。

うがいの効果を信じている方が多いですが、科学的根拠は証明されていません
うがいをした場合とうがいをしなかった場合で感染症の発症に関しては有意な差がないとの報告があります。

1回ウイルスを吸い込んで喉について細胞の中に入っていくまでにそれほど時間を要しません。
毎回 うがいで洗い流そうと思うと1時間のうち何回もやらないといけません。

さらに喉の奥は凸凹していますのでうがいをしても必ず綺麗に洗えるというわけではありません。

うがいのメリットはある

新型コロナにもインフルエンザにも うがいの効果はありません。
しかし、うがいにもメリットがあります。

うがいで細菌やばい菌、食事の後の食べ物の残り(残渣)を洗い流すことができます。
口の中の衛生を保つことは、例えば誤嚥性肺炎や歯周病の予防にもなります。

うがいが決して無駄ということではありません。

冬でも手を洗うときにお湯を使わない

感染症のスペシャリストたちは「冬でも手を洗うときにお湯を使わない」。

温かいお湯で洗うと皮膚の表面の脂が取れちゃいます。
この皮膚の表面のバリアのようになっている保護の層が取れてしまいます。

皮膚のバリアが崩れてしまうと手にいろいろ傷がつきやすくなり、手が荒れてしまいます。
そうすると手が荒れて今度は洗ってもばい菌が落とせなくなりますし、皮膚の傷からいろんな病原体が入ることがあります。

アルコールと石鹸の同時使いはNG

アルコールと石鹸の同時使いはやらない方が良いです。

アルコールは脂を奪う「脱脂する作用」があります。
プラス石鹸でさらに洗うとまた皮膚の表面の皮脂が取れてしまいます。

手に大きなダメージを与えてしまうので、却って手荒れを起こしてウイルスや細菌が入りやすくなってしまう恐れがあります。
石けんと流水による手洗いとアルコールによる手指消毒は同時にやらないでください。

手や指のアルコール消毒容器を必ず押し切って使う

感染症のスペシャリストたちは「手や指のアルコール消毒容器を必ず押し切って使う」。

実はですね多くの人たちが手指のアルコール消毒のやり方を間違っています。
間違ったやり方をしてしまうと効果が半減してしまいます。

実はほとんどの方がアルコール消毒容器のポンプをしっかり下まで押し切れていません。
ポンプを下まで押し込んで1プッシュしないと手指を消毒するのにアルコールの量が足りません。

アルコール消毒の容器は1プッシュで下まで押し切ることで1回の消毒に必要な量が出るように設定されているものが多いです。
1プッシュで下まで押し切って掌に消毒液を溜めて爪を浸からせてから全体に伸ばすのがオススメです。

アルコール消毒液はジェルタイプがオススメ

アルコール消毒液には液体タイプとジェルタイプがあります。

多くの病院ではジェルタイプのアルコール製剤を使っています。
液体タイプだと非常に多く出てきますのでこぼれやすいということがあります。

ジェルタイプは量が少なくこぼれないのでオススメです。
ジェルはベタつくので逆に満遍なく広げようという気持ちになります。

ジェルタイプの多くには皮膚の表面の保護剤が入っていますので荒れにくいという意味でジェルタイプが主流になります。

アルコール消毒は濡れてる間だけ効き、蒸発した途端に効かなくなります。
乾くまでの15〜20秒に満遍なく広げて菌やウイルスを殺菌しましょう。

手袋は感染予防にならない

ゴム手袋に水を入れても通常はこぼれません。
そのためウイルスも通さず感染予防に効き目があるように思いがちです。

実はビニールやゴムなどの手袋にはピンホールという目に見えない小さな穴が開いています。
手袋をはめた手を動かすだけで穴は増えていき、その穴からウイルスが侵入して手についてしまう恐れがあります。

また、コムの手袋の上からアルコール消毒する方がいらっしゃいますが、却って手袋が劣化します。
やめましょう。

手袋のつけっぱなしは菌やウイルスをあちこち移しているだけ

また、手袋は万全のような気がしますが、あるものに触った後の手袋の表面は不潔です。
医療従事者も1つの処置をしたらすぐ手袋を変えています。

都度手袋を変えていれば良いですが、ずっとつけっぱなしだと結局手袋の表面についた菌をあちこち移しているだけになります。

ワクチンは今年のうちは難しい

ワクチンはいつできるか?ですが、今年のうちは難しいと見ています。
うまくいけば年内に生産が開始されるという希望的観測はあります。

いまワクチンの開発が1番進んでいるのがイギリスです。
ワクチンができたとしても、まずイギリス国内と莫大のお金を出資しているアメリカに行ってしまいます。

その次にヨーロッパ全体、その後に日本に回ってくるので下手すると春あるいはもっと遅くなる可能性も十分考えらます。

まとめ

今知っておくべき新型車の3台実はこちら皆さんも感染症のスペシャリストたちが実践している方法を参考にしてみてはいかがでしょう。

  • うがいは新型コロナウイルス感染の予防効果は証明されていない
  • 手を洗うときにお湯は使わない方が良い
  • アルコール消毒容器は必ず押し切って使う

あとがき

間違ったアルコール消毒のやり方をずっとしていました。
最後までプッシュすると液体の量が多くて手から滴り落ちるんですよね。
だから半プッシュで済ませていました。

全プッシュしようと心掛けて出かけたところ、ついつい半プッシュで済ませようとしてる自分に気付きました。
習慣って怖い。

それから、アルコール消毒をしてから石鹸で洗う方が表面についている死んだウイルスや菌を洗い流せて尚良いと、何かの番組でみました。
それを信じてずっと実践していたのですが、逆効果だと知りショックを受けました。

常に情報をアップデートしないと無駄な時間になってしまいますね。

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