免疫力アップ!がん予防! 骨が丈夫に!スーパー栄養素「ビタミンD」『主治医が見つかる診療所』

2020/10/1放送『主治医が見つかる診療所』
この時期ぜひ取っておきたい栄養素があるのをご存知ですか?
それが「ビタミンD」です。
その健康パワーを憲法が教えてくれるのは診療所でもおなじみ 管理栄養士の赤石貞盛先生です。
東京慈恵会医科大学附属病院で毎日2000食以上の入院患者の献立を管理している栄養のスペシャリストです。
ビタミンDは免疫力アップが期待できる
ビタミンDは免疫力アップが期待できるといわれ、今 最も注目されている栄養素です。
ビタミンDを普段から摂っていると摂っていなかった人に比べ、A型インフルエンザを発症する割合が42%低かったという研究結果もあります。
しかも最近では がん予防にも効果があるといわれています。
国立がん研究センターによると血液中のビタミンD濃度の高かった人は低かった人に比べ、がんの発症リスクが最大で25%低かったそうです。
他にもビタミンDはカルシウムの吸収を助けて丈夫な骨を作る働きもあり、ビタミンDが欠乏している人は足りている人に比べて骨折するリスクが約2.5倍になるという研究結果もあるのです。
免疫力がアップし、がんの予防にもなり、そして 丈夫な骨まで作ってくれるという スーパー栄養素「ビタミンD」。
しかし、厚生労働省によると日本人のビタミンD摂取量の目安は1日あたり5.5マイクログラム。
実際に摂っている量は残念ながら男女共に足りていないのが現状です。
ビタミンDたっぷりの最強食材「きくらげ」
ビタミンDたっぷりの最強食材が「きくらげ」です。
「くらげ」という名前がついていますが、きくらげはキノコの一種です。
コリコリとした食感が特徴で中華料理によく使われています。
ビタミンDは魚介類やキノコにも豊富に含まれていますが、きくらげは特にずば抜けてビタミンDが多いです。
なので1日 少量でも摂ることによってビタミンDを補うことができます。
ビタミンDをしっかり摂れるオススメのきぐらけ調理法
ビタミンDの効果的な摂り方「油で調理して吸収率アップ」
ビタミンDは脂溶性なので油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。
きくらげの天ぷら
水で戻したきくらげに衣をつけて揚げるだけ。
実はこの天ぷらこそ ビタミンDの吸収率がアップする食べ方なのです。
きくらげ入りだし巻き玉子
きくらげは卵と一緒に食べることで一度に摂るビタミンDの量がアップします。
きぐらげにはビタミンDがとても豊富ですが、たまごの卵黄にもビタミンDが含まれています。
なので、きくらげと卵黄でビタミンがダブルで摂れます。
さらに油を使っていますので吸収率も上がってとても良いです。
きくらげの味噌汁
細かく刻んだきくらげと長ネギをひと煮立ちさせ、味噌を溶かして最後に溶き卵を回し入れて出来上がりです。
卵が入っているのでダブルでビタミンDがたっぷり摂れ、凝り頃とした食感も楽しめる一品です。
ビタミンDの効果的な摂り方「きくらげ+納豆」
ビタミンDは免疫力を調整してくれます。
免疫の7割は腸にあるので腸内環境を改善することが大切です。
納豆は納豆菌が含まれている発酵食品です。
きくらげは食物繊維が豊富です。
きくらげに含まれる豊富なビタミンDに加えて食物繊維、そして善玉菌がたっぷりの納豆。
これらの相乗効果で腸内環境を改善されて免疫力アップにつながります。
きくらげ皆さん一度試しあれ!
あとがき
今回の企画は2月に放送されたものを再編集したものですね。
そのときもみていましたが、きくらげがスーパーで売られていないイメージでしたのでスルーしていました。
先日スーパーに行ってみたらきくらげが売られていたので思わず大量買してしまいました。
コリコリとした食感がたまりません。
これでビタミンD摂取はバッチリです!

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