油揚げで認知症の予防効果が期待できる!『主治医が見つかる診療所』

2020/10/1放送『主治医が見つかる診療所』


番組では認知症の予防効果が期待できる成分を多く作るという食べ物を発見しました。
それは「油揚げ」です。

どこに認知症を予防する効果があるのでしょうか?
教えてくれるのは、大阪の千里金蘭大学で食品による認知症予防の方法を長年研究している長井 薫先生です。

長井先生によると、油揚げには脳を活性化させて認知症の予防が期待できる成分が3つも含まれているといいます。

  • 大豆イソフラボン
  • 大豆レシチン
  • ビタミンE

認知症の予防が期待できる3つの成分

油揚げに含まれている脳に良い成分が「大豆イソフラボン」と「大豆レシチン」です。

大豆イソフラボンは海馬の機能を活発化する

脳には海馬という記憶や学習にとても大事な場所があります。
「大豆イソフラボン」には衰えると認知症につながる海馬の機能を活発化して記憶力を高める効果があるといわれています。

また、女性ホルモンに似た働きをして肌のしわやたるみを予防する効果もあります。

大豆レシチンから情報を伝える物質が作られる

さらに頭の中では情報を伝える物質がいろいろあります。
そのうちの1つが「大豆レシチン」から作られているということが知られています。

「大豆レシチン」が脳内で情報を伝える物質の元となるため、記憶力はもちろん、頭の回転を良くする効果も期待できます。

ビタミンEは酸化を抑える

そして油揚げにはもう1つ強力な脳活性化成分があります。

それが「ビタミンE」です。
ビタミンEは酸化を抑える作用があります。

実は酸化がアルツハイマー病の原因になるといわれています。
ビタミンEを摂取して頭の中の酸化を抑えることが認知症の予防に繋がると考えられています。
アルツハイマー病の原因の1つといわれる体の酸化を防ぐ力が強く、「若返りビタミン」とも呼ばれています。

同じ重さの豆腐と油揚げに含まれるビタミンEの量を比べてみると、なんと油揚げの方が5倍も多く含まれていました。
油で揚げて作る油揚げは加熱しているときに水分が蒸発するため、ビタミンEなど3つの活性化成分が凝縮された状態になるのです。

つまり「大豆イソフラボン」「大豆レシチン」そして「ビタミンE」の3つの脳活性化成分が同時に しかもたっぷり摂れるオススメ食品が「油揚げ」なのです。

料理法によって油揚げの脳活性化成分がダメになってしまう

油揚げの脳活性化成分は料理の仕方によっては駄目にしてしまうこともあります。
では、脳のためには油揚げをどのように食べるのがオススメなのでしょうか?

油抜きをしない

油抜きとは、油揚げにお湯をかけたり下茹でしたりすることで余分な油を落とすことです。
油臭さを軽減したりカロリーを抑えたりできるのでやっている人も多いのです。

お湯をかけたり煮込んで油抜きをすると、水に溶ける性質もある「大豆イソフラボン」や「大豆レシチン」が油が抜けるより前に流れ出てしまいます。
油抜きはしないということがとても大切になります。

油揚げをキノコと一緒に摂る

キノコには食物繊維がいっぱい含まれています。
食物繊維は腸内細菌を活性化するということが知られています。

実は大豆イソフラボンは腸内細菌によって吸収されやすい形になります。
油揚げとキノコを同時に摂取することは大豆イソフラボンの吸収効率を上げて脳の活性化に繋がる、より高い効果が期待できます。

キノコ以外に食物繊維が豊富なごぼうや海藻類をプラスしても同じような効果が期待できます。

あとがき

薄い油揚げがこんなにも良いものがたくさん含まれているとは思いませんでした。
馬鹿にしてごめんなさい。
油揚げを食べて認知症を予防します。

福井県の大きな油揚げを食べてみたいです。
一体どんな食感がするのでしょうか?非常に気になります。

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