メロンの網目ってなに?『チコちゃんに叱られる』

2020/10/20放送『チコちゃんに叱られる』(2019/10/11に放送された番組を再構築)
氷川きよしさん、ハイヒール・モモコさんをゲストに迎えています。

チコちゃん「メロンの網目ってなに?」

かさぶた

詳しく教えてくださるのは、恵泉女学園大学で野菜園芸学について研究している藤田智先生です。

メロンの網目は「かさぶた」

メロンの網目模様は「コルク細胞」ともいわれています。
コルク細胞はメロンの傷を治す「かさぶた」なのです。

メロンの網目ができるまで

メロンは交配後もしばらくは縦方向に大きくなり、卵のような形になります。
このときはまだ網目は入っていません。

そして約15日くらい経つと今度は横方向へ急激に成長していきます。
このとき内側にある果肉部分の成長に皮の成長が追いつかず皮が裂け始めます。

皮に傷がつくとメロンは内側からの蒸発を防ごうとしてスベリンという物質を分泌します。
スベリンとは内川からの蒸発を防ぐために分泌されるコルク成分です。

これが網状に固まり、人間でいう「かさぶた」の役割を果たします。
これが網目の正体です。

網目はもともとメロンについているのではなく、成長の過程でついたものです。

メロンのきめ細やかな網目は農家の方が手間をかけた証

メロンの網目は農家の方が成長に合わせて工夫をより綺麗な網目にしてます。

メロンは温度管理・水管理を徹底して管理することできれいな網目になります。
例えば水分が多いと太い網目(ヒルネット)ができて綺麗な網目になりません。

メロンは交配後15日目あたりから皮の伸縮性がなくなり硬くなります。
しかし、中の実だけがどんどん成長するため、皮が裂けてひびが入ります。

成長の度合いを調節してあげることで綺麗な網目になるのです。
硬化する前に見極めをつけて水を止める、それが農家の腕の見せどころです。

そのため農家の方々は1日も休まず毎日メロンの様子を観察し、絶妙のタイミングで水やりをやめるなどしながら成長を調節して綺麗な網目を作り上げているのです。

温度管理で大きさと糖度をコントロールし、水管理で成長スピードをコントロールして綺麗な網目を作っていきます。
どれだけ農家の方が手間をかけているかはメロンの網目を見ればすぐわかります。

網目の間隔が狭くて盛り上がっているメロンが値段の高い高級メロンということになります。
網目の細かさが均一であればあるほどメロンが正常に成長している証です。

あとがき

メロンの網目はかさぶたである事は知っていました。
しかし、網目が細かくて均一であるほど高級メロンである事は知りませんでした。

農家の方が温度と水量をコントロールする事で見事なメロンを作り上げていたのですね。
しかも毎日休まずに。

メロンはもともと大好きですが、これからはもっと感謝の意を込めて食べようと思いました。

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