血管若返り成分10倍以上!がん予防効果も期待できる今が旬の食材「シイタケ」『主治医が見つかる診療所』

2020/10/15放送『主治医が見つかる診療所』


いよいよ寒くなってくるこれからの季節に急増するのが脳卒中や心筋梗塞などによる突然死。
そんな最悪の事態を避けるために重要なのが体の中を走る血管を若返らせて健康にしておくことです。

例えば血管年齢が高いと動脈硬化が進んでいるという証です。
動脈硬化でいえば脳梗塞や心筋梗塞が有名ですが、それ以外の臓器(肝臓や腎臓やいろいろな臓器)の劣化・老化に関係していきます。

特に最近では新型コロナウイルスに万が一感染した場合の予後にかなり影響するという意見もあります。

ですが、安心してください。
血管年齢は若返らせることができます。

そこで今回は血管を若返らせる最強の食材「シイタケ」をご紹介します。

シイタケのどこに血管を若返らせてがん予防にもなる何が隠れているのでしょうか?
シイタケの健康効果を研究している先生がいるという東京農業大学を訪ねました。

キノコを研究して30年以上の江口文陽博士にシイタケについて教えていただきます。
シイタケをはじめとするキノコと健康に関する論文や著書を数多く発表し、日本きのこ学会の会長も務めた研究の第一人者です。

シイタケの栽培方法は大きく分けて2つ

シイタケの栽培方法は大きく分けて2つあります。

菌床栽培:木材や米糠などの栄養成分を固めて作ったブロックにシイタケの菌を付けて育てる方法
原木栽培:丸太に穴を開けてシイタケの菌を埋めて育てる方法

原木栽培の発祥地が伊豆といわれており、その始まりは江戸時代なんだとか。
温度や湿度が管理された部屋での「菌床栽培」は半年ほどで収穫できますが、「原木栽培」は基本的に自然の中で育てるため収穫まで2年近くかかるそうです。

キノコの中でも特にシイタケは血管の若返りやがんを予防する効果が高い

キノコは世界に約4000〜5000種類あり、その中でも特にシイタケ血管の若返りがんを予防する効果が高いということがわかってきています。
実はシイタケには、血管を若返らせる成分とがん予防に効果が期待される成分がどちらもたっぷり入っているとのこと。

血管を若返らせる成分とがん予防に効果が期待される成分がそれぞれ違う性質のため、同じシイタケでも効果的な食べ方が違うのです。

シイタケの血管若返り成分「エリタデニン」

シイタケに含まれる血管を若返らせる成分は「エリタデニン」という成分です。
シイタケの血管若返り成分「エリタデニン」は血液中の悪玉コレステロールが体外へ排出されるのを促す働きがあり、血液の流れを良くしたりコレステロールを下げることから動脈硬化を予防したり高血圧を抑制したりする効果がある機能を持っています

家庭でよく食べられるキノコの中でも「エリタデニン」の量がダントツなのがシイタケです。
2番目に多いとされるマッシュルームと比べても数十万倍の差があります。

シイタケの血管若返りパワーを逃さない食べ方

「エリタデニン」は調理法によって大きく数量が減ってしまいます。
実は「エリタデニン」を逃さず食べられるポイントはこの2つです。

  • 焼く時は傘を下にする
  • シイタケは弱火で蒸す

焼く時は傘を下にする

「エリタデニン」は新鮮なシイタケに多く含まれます。

新鮮なシイタケを見分けるポイントは傘の裏のヒダです。
新鮮なシイタケはヒダの一つ一つが白く立っています。

そして新鮮なシイタケを焼く時は傘を下にして焼くのがポイントです。

火が加わるとヒダの部分に「エリタデニン」や「うまみ成分」がし水滴として出てきます。
その水滴を下に落とさないために傘を下にして焼くのです。

シイタケは弱火で蒸す

シイタケを蒸すときに重要なのが火力です。
ポイントはあまり温度が高くしないことです。

山口先生が実験したところ、シイタケの表面温度が70〜80℃になるよう弱火で5分ほど蒸すとシイタケがもつ血液の流れを良くする効果が大幅にアップしたそうです。

また、シイタケを煮ると「エリタデニン」が汁に出てしまいます。
お汁ものは「エリタデニン」が汁のほうに出てしまってもそれを飲むので非常に良いと思います。

シイタケのがん予防効果「ビタミンD」

シイタケに豊富に含まれるがんを予防する効果がある成分が「ビタミンD」です。
「ビタミンD」は私たちの健康に欠かせない栄養素の1つで、骨の強化免疫力をアップさせる働きがあるといわれています。

さらに最近 血液中の「ビタミンD」の濃度が高い人は低い人に比べてがんにかかるリスクが最大25%低下したという研究発表もあり、「ビタミンD」によるがん予防効果が注目されています。

中でも特に天日干ししたシイタケが「ビタミンD」が増えるということがわかっています。
紫外線に当てるとシイタケに含まれる成分「エルゴステロール」が「ビタミンD」に変化するため、天日干ししたシイタケは「ビタミンD」がより多いのです。

天日干しのシイタケがなくても生シイタケを6時間ほど天日干してから調理するだけでも「ビタミンD」がおよそ2倍にアップするそうです。

シイタケのビタミンDを効率よく摂るための調理法

がん予防効果が期待されているビタミンDを効率よく取るには欲しいだけをどのように調理すればいいのでしょうか?

油と一緒に摂る

「ビタミンD」は脂溶性ビタミンです。
油と調理をすることでビタミンDを体の中に取り入れやすくなります。

油を利用するということが1つのポイントです。

あとがき

さわみ、キノコ類大好きです。
屋台ににキノコ汁があれば必ず注文します。

キノコの中でもシイタケに血管若返り成分とビタミンDが豊富なんだとか。
シイタケをバターでソテーして食べるのが好きなので、油と一緒に摂るのがオススメと紹介された時は喜びました。

ビタミンDはキクラゲに多く含まれているんですよね。
キクラゲはキノコ類なのでキノコってすごいなと思いました。

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