筋肉・血管・脳からのSOS!寿命を縮める座りすぎの恐怖『健康カプセル!ゲンキの時間』

2020/11/15放送『健康カプセル!ゲンキの時間』


日本人は座っている時間が世界でもトップクラスといわれております。
海外の調査で世界20ヶ国の座る時間を調べたところ日本人は1日 約7時間で最も長く座っているのです。

さらに在宅ワークが増えて歩く時間も少なくなった昨今 座る時間はますます増加しています。

実はこれが大問題。
座りすぎは極めて危険です。

実際 世界的にも座りすぎは寿命を縮めてしまうことが証明されています。
1日11時間以上座っている人は4時間未満の人と比べると、心筋梗塞や脳梗塞による死亡リスクが40%も高くなるという研究結果があります。

座りすぎをなめてはいけません。
そこで今朝は寿命を縮める座りすぎの恐怖、そしてその対策法を徹底リサーチします。

座りすぎがもたらす健康被害

座りすぎがもたらす健康被害とは?
そこで訪れたのは北里大学、運動と健康の関係に詳しい赤平先生に伺います。

実は、座りすぎによって寿命が縮まる原因は大きく3つあります。

  • 筋肉
  • 血流

座りすぎが筋肉減少に拍車をかける!?

1つ目の原因「筋肉」。

人は立っているときはバランスを取るために全身の筋肉に適度な負荷がかかっています。
無意識にバランスとっているのです。

座っているときは、立っている時と比べて全体的に筋肉の負荷が小さくなります。
背もたれに寄りかかって座ったとき、バランスを取る必要がなくなるので全身の筋肉が使われなくなるのです。
座っていると筋肉を使わないので楽なのです。

実はこの楽さがやっかいです。
その理由が筋肉量の減少など。

そもそも筋肉の量は30代がピークで、その後 加齢とともにどんどん減り続けます。
筋肉量の減少に拍車をかけるのが座りすぎです。

「楽だから」といって座り続けていると筋肉が使われずその量がますます減少してしまいます。
こうした筋肉量が減少した状態は「サルコペニア」と呼ばれ転倒骨折 さらには寝たきりに繋がる危険性があります。

座っている状態をずっと続けていると筋肉はずっと楽にしてるのである意味では寝たきりといっても過言ではありません。

座りすぎは糖尿病や脂質異常につながる

座りすぎが招くさらなる危険があります。

ただ座ってるだけで糖尿病脂質異常に繋がることがります。
注目すべきは下半身の筋肉です。

立ったり歩いたりするとバランスをとるために全身の筋肉が使われます。
すると筋肉は血液中の糖や中性脂肪をエネルギーとして消費します。

そしてエネルギー消費のため盛んに使われているのが体で一番大きな筋肉である大腿四頭筋をはじめとした下半身の筋肉です。

ところが、長く座り続けると下半身の筋肉が使われず、血液中で糖や中性脂肪が増えやすくなります。
結果 知らず知らずのうちに糖尿病や脂質異常症といった生活習慣病のリスクが高まってしまいます。

事実 1日9時間以上座っている人は7時間未満の人と比べて糖尿病のリスクが2.5倍も高くなるというデータもあります。

座りすぎがエコノミークラス症候群を引き起こす!?

「座りすぎ」は血流に影響を及ぼします。

立っているときの血流速度はおよそ秒速25.4cmです。
座った直後の血流速度はおよそ秒速11.2cm、立っている時と比べて血流速度が半分以下になります。
さらに座ってから30分後だと秒速 約7.3cmと70%以上も血流速度が低下していました。

実は座った状態だと股関節周りの血管が圧迫されて足から心臓へ戻る血液が滞ってしまいます。
このまま座り続けると肺血栓塞栓症につながる可能性があります。

肺血栓塞栓症は別名を「エコノミークラス症候群」ともいいます。

足の血流が悪くなると血液が滞り血栓ができやすくなります。
この血栓が何かの拍子に流れ出して肺に詰まると肺血栓塞栓症になってしまいます。

主な症状は息苦しさ胸の痛み、最悪の場合 命を落とす恐れもあります。

座りすぎが認知症につながる!?

座りすぎが寿命を縮める3つ目の原因は「脳」。
そこで脳と度健康の関係に詳しい浅田先生(メモリークリニックお茶の水・取手 院長)にお話を伺います。

そもそも脳は全身の筋肉に指令を出して動かしています。
ところが、座り過ぎると下肢または全体に指令を出すことがほぼなくなります。

すると全身の筋肉に指令を出すという脳の本来の働きが活性化されなくなってしまいます
さらに座りすぎで足の血流が悪くなると全身の血流も悪くなり、結果 脳への血流にも悪影響がでます。

すると脳の認知機能が低下し、さらに認知症にまで繋がることも考えられます。

座ったままでも血流を良くする「かかと上げ下げ」

立った方が良いとはいっても仕事中など どうしても座らないといけないときってありますよね。
そんなときは何かしら足を動かして血流を良くさせた方が良いです。

ふくらはぎ「第2の心臓」とも呼ばれ、動かすことでポンプのような働きをして血液を心臓へ力強く押し戻してくれます。
かかとを上げ下げするとふくらはぎが活発に働き血流がアップするというわけです。

かかとの上げ下げ運動は気付いたときにいつでもやると良いです。
血流を戻すためには20分に1度 30秒ほど行うことをオススメします。

あとがき

座りすぎ怖っ!

さわみ、ほぼ1日中座っています。
むしろ立っている時間の方が数時間ぐらいじゃないでしょうか。

下半身の筋肉量が低下して血液がドロドロになって将来認知症になりやすくなっていると思うと今からガタガタ震えています。
すぐに小さな棚を机上に置いて立って作業できるようにしました。

長距離トラックの運転手さんや飛行機のパイロットさんは長時間座り続けて運転してくれているので感謝しないといけないと思いました。

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