なぜ走行中のタイヤは止まったり逆回転に見えるの?『チコちゃんに叱られる』

2020/12/4放送『チコちゃんに叱られる』
篠原涼子さんとあばれる君をゲストに迎えています。

チコちゃん「なぜ走行中のタイヤは止まったり逆回転に見えるの?」

人間は1秒間に4〜5枚の絵しか見ていないから

詳しく教えてくださるのは、物の見方について研究する金沢工業大学の近江政雄名誉教授です。

人間の目は全ての映像を認識していない

私たちの目は入ってきた全ての映像を見ているわけではありません。

私たちの目をよく見てみると常に細かく動き続けています。
もし目に映った全てを認識していたとすると視界が揺れ動き続けることで気持ち悪くなり耐えることができないといわれています。

そのため、人間の目は入ってくる情報の全てを脳へ送っているわけではありません。
人間の目は揺れ動く映像の一部を切り捨てて安定した視界を得ているのです。

人間の目は1秒間に約5回の視界を認識しています。
すなわち0.2秒間に1回ぐらい全く見えてない瞬間があります。

この目の仕組みによってタイヤが止まって見えたり逆回転して見えたりするのです。

走行中のタイヤが止まったり逆回転して見える理由

タイヤが止まって見えたり逆回転して見えたりするのか説明します。

私たちの目は0.2秒間に1回 視界が切り捨てられるため見えなくなる瞬間が生まれます。
タイヤが0.2秒間に1周すると見える視界はずっと同じ位置にあることになり、あたかも回転しているタイヤが止まっているかのように見えます。

続いて 逆回転に見える場合は、止まって見えるときと違ってタイヤが一周する前に見えるので逆行しているように見えるのです。
これが逆回転に見える理由です。

つまり人間の目は1秒間に4〜5枚の絵(映像)しか見ていません。
その前後は見えてないのでタイミングによっては回転しているタイヤであっても止まって見えたり、あるいは逆回転して見えることが起こります。

あとがき

人間の目は4〜5fpsってことですかね。
1秒間に4〜5コマしか認識できないということになります。

ちょっと調べてみましたが、テレビなどは30fps、映画は24fpsだそうです。
4〜5fpsしか認識できないならテレビも映画も5fpsぐらいでいいんじゃないかなと思いかけて、人によって視界を認識するタイミングが違うことに気付きました。

24〜30fpsが全ての人間に提供できるタイミングなのですね。
ちょっと面白いと思いました。

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