免疫ビタミンでウイルスや細菌を撃退!スーパー医者いらず食材「レンコン」『主治医が見つかる診療所』 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

免疫ビタミンでウイルスや細菌を撃退!スーパー医者いらず食材「レンコン」『主治医が見つかる診療所』

2021/1/7放送『主治医が見つかる診療所』


レンコンと免疫の関係について40年以上研究している埼玉医科大学短期大学の名誉教授 和合治久先生にお話を伺います。

免疫ビタミンLPS

レンコンは免疫ビタミンと呼ばれている「リポ多糖LPS」という成分が野菜の中では圧倒的に多いです。
LPSは免疫学的にとても重要です。

私たちの体の中には癌細胞やウイルス、細菌などを食べてくれる「マクロファージ」という免疫細胞がいます。
免疫ビタミンLPSはマクロファージを活性化してくれます。

そのLPSを野菜の中で非常に多く持っているのがレンコンです。
その量はほうれん草の約4倍でトマトの6倍以上です。

レンコンにはしてはいけない調理法がある!?

免疫力アップが期待できるスーパー食品レンコン。
しかし意外な落とし穴がありました。

レンコンは食べ方次第でLPSを効果的に摂れなくなってしまいます。
レンコンの免疫力UP成分を損しないために、してはいけない調理法があります。

  • 皮も食べないとダメ!
  • 調理する前に長時間アク抜きをしてはダメ!
  • レンコンは大豆製品と一緒に食べちゃダメ!

レンコンの免疫力UP成分を損しないオススメの食べ方

レンコンは部分によって向いている料理があります。

サラダに向いているのは先の節のレンコンです。
同じレンコンでも部位によって食感が全く違います。

スーパーは切られた状態売られているためどの部位かわかりませんよね。
そんなときは形で見分けるのがオススメです。

先の節は丸くて小さく、真ん中はふっくら丸型、元の方は太くて長いのが特徴です。
レンコンの真ん中は炒め物、元の方はホクホクとした感触になるので煮物に向いています。

皮も食べないとダメ!

実はレンコンは部分ごとに免疫ビタミンLPSの量も違います。

免疫ビタミンLPSは皮の周辺にたくさん存在しています。
なので皮を剥かずに周りをよく洗って使います。

調理する前に長時間アク抜きをしてはダメ!

レンコンの免疫力UP成分を損しないための2つ目のポイントは「長時間アク抜きをしない」。

実は免疫ビタミンLPSは水に溶けやすいため、長い時間水に浸すと溶け出てしまいます。
アク抜きをする場合は短時間がオススメです。

レンコンは大豆製品と一緒に食べちゃダメ!

和洋中、幅広く様々な料理が楽しめるレンコンですが、中には免疫力アップには向かないメニューもあります。

  • レンコンの味噌汁
  • 枝豆と蓮根の炒め物
  • おからと蓮根の白和え など

レンコンには喉を潤した咳止め抗炎症作用など免疫力のアップに役立つ「タンニン」という成分も多く含まれています。

ところが、大豆のように鉄分の多い食材と食べるとタンニンと鉄がくっついてしまい、せっかくの栄養成分が吸収しにくくなってしまうのです。

あとがき

レンコンはどの部位をどんな料理に使っても同じだと思っていました。
部位によって向いている料理があるなんて初めて知りました。

スーパーに売られているレンコンがどの部位なのか意識したことがなかったので今度形をじっくりみてこようと思いました。

さらに、大豆製品と一緒に食べてはいけないこともかなりショッキングです。
豚汁によく入れていたので損な食べ方をしていたようです。

レンコンを食べるからには効率よく栄養が取れる料理がしたいです。

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