金縛りってなに?『チコちゃんに叱られる』

2021/1/15放送『チコちゃんに叱られる』
島崎和歌子さんと山田裕貴さんをゲストに迎えています。

チコちゃん「金縛りってなに?」

そんな夢

詳しく教えてくださるのは、人の眠りについて研究している江戸川大学睡眠研究所所長 福田一彦教授です。

金縛りになったという夢をみている

金縛りの経験された方から話を聞くとほとんど恐怖体験を話します。

実は現代では科学的に金縛りの仕組みは解明されています。
金縛りになった人は目覚めていると思っていますが、金縛りは眠っているときに見る“夢”の一種です。

実際は普通に眠っているのに本人は目が覚めてるような現実的な夢を見ているのが、金縛りの特徴です。
学術的には睡眠麻痺という現象です。

眠ってすぐのレム睡眠が金縛りになりやすい

人が眠っている状態は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分けられます。

一般的に眠りにつくと、まずノンレム睡眠という深い眠りになります。
そして眠りが浅くなると最初のレム睡眠がやってきます。
その後はのノンレム睡眠・レム睡眠というサイクルを繰り返します。

しかし、この睡眠サイクルが乱れて眠ってすぐにレム睡眠になる場合があります。
実はこの時に金縛りになりやすいです。

原因は昼寝のしすぎ

睡眠サイクルが乱れ・いきなりレム睡眠になる原因を研究者たちは調べました。
すると、金縛り経験者の中には昼寝のしすぎという共通点が見つかりました。

日中にたっぷり昼寝をしたり夜テレビを見ながら寝落ちしたりなど、寝る前に一度ぐっすり深い眠りを体験してしまうと、眠ってすぐ深い眠りに入れなくなり、いきなりレム睡眠から始まることがあります。

金縛りを生み出すレム睡眠の特徴

レム睡眠から始まると金縛りになりやすいのでしょうか?
それはレム睡眠のときの2つの特徴が主な要因です。

  • 脳が部分的に起きている状態に近い活動をしていて夢を見やすい状態
  • 筋肉の緊張が緩み力が全く入らない状態

筋肉が緩むのは夢に体が反応しないようにと、脳が運動機能を抑えているためです。

さらに眠ってすぐレム睡眠になると、通常のレム睡眠よりも脳が活発に活動します。
そのため、眠っているにも関わらず、目覚めていると勘違いするほどの鮮明な夢を見ます。

しかし、このとき体は全く力が入らない状態なので、本人が目覚めていると思っているのにも関わらず体が動かないという不思議な感覚になります。
これが金縛りの正体です。

さらに レム睡眠のときは特に脳の中の恐怖や不安を感じる場所が活動しており、また心臓の動きが速くなる傾向にあるため、胸が苦しいような感覚に襲われる人もいます。
そのため、この不思議な感覚を脳が勝手に怖い現象に結び付けてしまうので、金縛りは怖いものと感じてしまうと考えられています。

あとがき

金縛りになるとかなりしんどいですよね。
わたしの金縛りは昼寝した時になりやすいです。

幽霊が出てくるというようなものはなく、ただただ体が動かなくて苦しむだけの時間です。
体を動かそうともがいて一部動いたと思ってもすぐ元の体型に戻ってしまうという嫌な夢です。

最近は昼寝をしなくなったので金縛りになることもなくなりました。
年を取るほど金縛りになりにくくなるそうですが、そうではないことを願っています。

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