映画鑑賞 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった https://sawami.net Sun, 16 Feb 2020 07:18:00 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.5.1 https://sawami.net/wp-content/uploads/2019/05/cropped-7834F492-FA86-4FEE-BE4C-168C2BDE944A-32x32.png 映画鑑賞 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった https://sawami.net 32 32 162365730 映画『AI崩壊』暴走AIが人類を殺戮する未来 https://sawami.net/2020/02/20/movies/ai-collapsed/ Wed, 19 Feb 2020 23:00:00 +0000 https://sawami.net/?p=1662 『AI崩壊』を200字で紹介 全国民の個人情報・情報を完全に管理し、人の生活に欠かせないライフラインへと成長したAI(人工知能)。ある日AIが暴走し、あらゆるデータから人間の価値を選別して殺戮を始めた。 AIを暴走させた […]

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『AI崩壊』を200字で紹介

全国民の個人情報・情報を完全に管理し、人の生活に欠かせないライフラインへと成長したAI(人工知能)。
ある日AIが暴走し、あらゆるデータから人間の価値を選別して殺戮を始めた。

AIを暴走させたテロリストとして指名手配されたのは開発者である桐生だった。
実はこれらの一連は国家が絡んでおり桐生は嵌められたのだ。

何も知らない桐生は警察のAI監視システムに追われながらも新たなプログラムで暴走AIを止めようと試みる。

出演者

大沢たかお

日本のベテラン俳優。
昔はテレビドラマで活躍されていたが、最近は主に映画を中心に活躍中。

映画『藁の楯』で松嶋菜々子と共演しており、今度は夫婦役として出演できて感慨深いとインタビューでコメントしている。

桐生浩介

AI「のぞみ」の開発者にしてAI暴走テロの容疑者。

愛する妻・桐生望をガンから救うために医療AIを開発するが、国の認可が下りず妻を助けることがかなわなかった。
妻の死後、娘・心とともにシンガポールへ移住して穏やかな日々を過ごしていた。

AI「のぞみ」の功績が認められ総理大臣賞の授与が決定し、心の共に帰国する。
その矢先に「のぞみ」が暴走を始め、日本中がパニックに陥る中、「のぞみ」を暴走させたテロリストとして警察に追われることとなる。

賀来賢人

テレビドラマ『今日から俺は!!』で大ブレイクし、『ニッポンノワール -刑事Yの反乱-』と主演ドラマが続いて今が旬の俳優。
コメディードラマに多く出演されていてコメディ感が強い俳優だが、シリアスな演技もこなす。

西村悟

桐生の義弟。
桐生のAIを管理するHOPE社の代表取締役を務める。

桐生と亡き姉・桐生望の想いを継ぎ、「AIは人に寄り添うためにある」とAI「のぞみ」の管理・運営を担う。
桐生がテロリストとして指名手配されたときも彼を信じ続け、AIの暴走を止めるべく桐生と共に奔走する。

岩田剛典

EXELE / 三代目J SOUL BROTHERS のパフォーマーとして活動する傍、俳優としても活躍中。

桜庭誠 役

警察庁警備局理事官。
サイバー犯罪対策課を指揮。

海外で人工知能研究でMITの博士を取得し、帰国後最年少で理事官に就任した天才肌。
同じ研究者として桐生に憧れの念を抱いていたが、テロリストとなった桐生を操作AI「百眼」(AI監視システム)を駆使して追い詰めていく。

スタッフ

入江悠

監督・脚本
主な監督作に『22年目の告白-私が殺人犯です-』がある。

北村直明

企画・プロデューサー

プロデューサーデビューとなった『藁の楯 わらのたて』が、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出される。
『ちはやふる』シリーズ、『斉木楠雄のΨ難』、『22年目の告白-私が殺人犯です-』、『50回目のファーストキス』などを手掛ける。

あとがき

インタビューで大沢たかおが「走ってばかりで大変だった」とぼやいていましたが、逃走犯として確かに走ってばかりでした。

いまAIが人に変わって仕事をする事例が増えています。
それに対して職を失うのではないかと危機感を煽る書籍もたくさん出ています。

本作はAI無しでは生活が成り立たないほどのライフラインへと成長した未来を舞台にしています。
そんなAIがある日突然暴走した時に人間は為す術もなく殺戮されてしまうというお話でした。

AIが暴走して何もできず呆然とする人間・暴動を起こす人間をみて、ふいに京急電鉄を思い出しました。
他の鉄道会社が運行管理の自動システムを導入する中、京急電鉄は手作業による運行を基本としていました。

運行管理自動システムは平常時は効率良く鉄道を管理できますが、いざトラブルが起きると臨機応変に対応できなくなる、運転回復までに時間がかかるというデメリットがありました。
京急電鉄は普段から手作業による運行をしているため臨機応変に強く、短い時間で運転回復ができるのです。

本作の中のAIは健康・個人情報を全てを管理し、その人にベストなプランを提案してくれます。車も自動運転です。何もかもAIが代わりにやってくれます。

そんな風景を見て第一の感想が「羨ましい!!!!」でした。
わたしも何もかもAIにやってもらいたいです。

とはいえ、便利とリスクは常に隣り合わせです。
便利を受け入れるならその分どのようなリスクがあるかを知り、万が一そんなリスクに遭ったときの対処方法を知っておくべきでしょう。

AIに善悪はありません。
作る側・使う側、つまり人間次第でAIは毒にも薬にもなるのです。

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映画『MONSTERS モンスターズ』全ての人間を操ることができる男 vs 唯一操れない男 https://sawami.net/2019/08/08/movies/monsters/ Wed, 07 Aug 2019 23:00:55 +0000 https://sawami.net/?p=852 主演:藤原竜也 山田孝之ストーリーはこんな感じです。 視界に入る全ての人を操ることができる男。彼は幼い頃からその能力を発揮し、周りから恐れられ、何度も排除されかけます。その度に人を殺し、たった一人で生きてきました。 しか […]

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主演:藤原竜也 山田孝之
ストーリーはこんな感じです。

視界に入る全ての人を操ることができる男。
彼は幼い頃からその能力を発揮し、周りから恐れられ、何度も排除されかけます。
その度に人を殺し、たった一人で生きてきました。

しかしある日、操ることができない男性・田中終一と出会います。
彼もまた特殊能力を持つ男ででした。
生まれてこのかた風邪らしい風邪を引いたことがなく、全治3ヶ月の怪我を負ってもたった3日間で全治してしまう驚異的な回復力を持ちます。

出会うべきではなかった二人が出会ったことにより、バトルが勃発します。

人を操ることができると男は、自分に操れない人間がいることにショックを受け、周りの人間を使ってその人を殺そうとします。
終一は何度も殺されかけて重体を負いますが、その度に驚異の回復力を見せます。
(死んだけど生き返ったように見えるシーンもあるので、もしかしたら不死身が能力?)

バトルの末、多くの人を一度に操り過ぎて体にガタがきた男は高いところから転落してしまいますが、終一は彼を守ろうと彼の下敷きになるように一緒に落ちてしまいます。
やがて男は目隠しされ体の自由を奪われた状態で監禁されることになりました。

所感

本作は特殊能力を持った人が人間から疎まれ排除されることから始まります。
これは映画内の特殊能力に限った話ではなく、現実でも起こりうる話だと思います。

たとえば常識とは全くかけ離れた天才的な人間。超越した運動能力を持つ人間。
人間より少し突発した能力であれば褒め称えられますが、あまりに差がありすぎるとやれ「ドーピング」だとか「何かあるはずだ!」と騒いだりするでしょう。

たとえば何らかの障害を持っていたりして他の人間とは少し違っているだけで、疎ましく思い邪険に扱うでしょう。
だから人種差別だったり戦争が起こったりするのです。

そうすることが人間の本来持ったDNAなので仕方がないにしても、子どもの頃から違いを受け入れて正しく導くことができたなら、その能力が人類に取ってもとてもプラスな方向に働いたのではないかと思えてしかたがありません。

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映画『Orange -オレンジ-』未来から手紙が届いたらあなたはどうしますか? https://sawami.net/2019/08/07/movies/orange/ Tue, 06 Aug 2019 23:00:56 +0000 https://sawami.net/?p=849 「翔を助けてほしい」と未来の自分から手紙が届いた。 不審に思う菜穂であったが、手紙に書かれいたことが実際に起こります。 東京から翔が転校した。 翔がしばらく学校を休む。 わたしはこの日、翔を好きになる。 菜穂は手紙に書か […]

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「翔を助けてほしい」と未来の自分から手紙が届いた。

不審に思う菜穂であったが、手紙に書かれいたことが実際に起こります。

  • 東京から翔が転校した。
  • 翔がしばらく学校を休む。
  • わたしはこの日、翔を好きになる。

菜穂は手紙に書かれたことが実際に起こっていることや、手紙の文字が自分の字にとても似ているという点から本当に未来の自分が書いた手紙が届いたかもしれないと信じるようになります。

そして手紙の最後に書かれている気に掛かる文章「翔を助けて」

手紙によると、翔はトラックに轢かれて事故死ということになっていますが、本当は自殺をしたそうです。
未来の菜穂は、自分が翔にもっとしてあげられたはずだと、自殺を止められたはずだと、翔ときちんと向き合わなかったことをとても後悔をしています。
そして、過去の自分が同じように後悔させないために手紙を書いたようです。

翔を死なせたくないと思った菜穂は翔が自殺しようと思わないように彼と向き合い彼の話を聞いて彼の心の闇を解こうと努めていくのでした。

所感

大好きな彼。しかし思うようにできない菜穂もどかしさが画面から伝わってきます。

さらに翔が抱えている心の闇もまた深そう。
うつ病である母親に対して自分が放った一言が、母親を追い詰めて自殺させるキッカケになったとなれば、自分はこの先笑って生きる資格がないと思ってしまうのも無理はありません。

翔の親友で、菜穂に想いを寄せる男子がいますが、彼もまた同じように未来の自分から手紙が届きます。
彼は菜穂に想いを寄せていますが、翔を救うためにあえて菜穂と翔との仲を応援します。
その男意義に涙が止まりません。

全体的にワイワイと楽しいものではありませんでしたが、自分一人だけ悩みを抱えずに周りに助けてを求めても良い、もっと甘えて良いと教えてくれる映画でした。

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人類を救うために特殊能力を持った子供たちが闘う『ストレイヤーズ・クロニクル』【映画鑑賞】 https://sawami.net/2019/07/21/movies/strayers-chronicle/ Sat, 20 Jul 2019 23:00:58 +0000 https://sawami.net/?p=737 本作で主役を俳優 岡田将生さんが演じています。他にも多くの若手俳優が出演していて見ていて楽しいです。 ▼出演者 岡田 将生 黒島 結菜 松岡 茉優 染谷将太 高月彩良 成海璃子 清水尋也 鈴木伸之 柳俊太郎 瀬戸利樹 白 […]

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本作で主役を俳優 岡田将生さんが演じています。
他にも多くの若手俳優が出演していて見ていて楽しいです。

▼出演者

  • 岡田 将生
  • 黒島 結菜
  • 松岡 茉優
  • 染谷将太
  • 高月彩良
  • 成海璃子
  • 清水尋也
  • 鈴木伸之
  • 柳俊太郎
  • 瀬戸利樹
  • 白石隼也

ストーリー

ある極秘期間の実験により特殊な能力を持った子供たちが生まれました。
彼らは特殊な能力を持つ代わりに生殖能力を持たず、大人になる前に死ぬ運命です。

自分が大人になる前に死ぬことに絶望して人類を憎み人を殺めるようになった子供たち。
一方で未来を信じて暴走する彼らを止めようとする子供たち。

しかし彼らは人類の破壊を心から望んでいるわけではなく、ただただ生きていたかっただけなのです。

自分が、兄弟が、仲間が生き延びるために色々と危険を冒しながら方法を探すのですが、探せば探すほど突きつけられる「自分たちは20歳になる前に死ぬ」という運命。

自分たちはなんのために生まれたのか?
自分たちはなんのために能力を持ったのか?

やり場のない怒りを胸に抱えて、兄弟同然の2組はお互いの目的のために戦います。
誰よりも相手の気持ちをわかるのは同じ境遇である自分なのに…。

そんな中、短命で生殖能力がない彼らの中に唯一、生殖能力を持つ子がいることがわかりました。
特殊能力を持った子供たちは、生殖能力を持つ子に唯一の希望を感じました。

特殊能力を持った子供たちの中に、死んだら感染する能力をもつ子がいますが、大人がこの子を利用して人類滅亡を図っていることを知った子供たちは、力を合わせて大人に抵抗します。
人類を守るために戦った子供たちは次々と死んでいき、最終的に6人の子供たちが生き残りました。

死んだら感染する子は、感染するのを防ぐには生きたまま燃やすしか方法がないと言い、自ら燃やして欲しいと願い出します。
どのみち自分はもうすぐ死ぬ運命だからと…。

所感

大人たちの都合で作り出され、大人たちの都合で振り回され、大人たちの都合で死に追いやられる。
いつの時代も子供は弱者な立場です。

子供は親の所有物ではない。
子供は大人たちの道具ではない。
子供だって大人と同じ人間。
たとえ、どんな形で生まれたとしても…。

そんなメッセージが込められている映画だと思いました。

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あのスミス親子が出演と話題になった『アフター・アース』【映画鑑賞】 https://sawami.net/2019/07/20/movies/after-earth/ Fri, 19 Jul 2019 23:27:32 +0000 https://sawami.net/?p=732 2013年アメリカで放映されたSF映画『アフター・アース』。本作は俳優ウィル・スミスとその息子ジェイデン・スミスが出演すると話題になった映画です。 親子共演ということで気になっていてようやく観ることができました。息子のジ […]

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2013年アメリカで放映されたSF映画『アフター・アース』。
本作は俳優ウィル・スミスとその息子ジェイデン・スミスが出演すると話題になった映画です。

親子共演ということで気になっていてようやく観ることができました。
息子のジェイデン・スミスが主演です。

映画のストーリーとしては物足りませんが、親子共演しているのを観るのを楽しむという考え方で見るのはアリだと思いました。

ストーリー

はじまり

地球に住めなくなった人間たちが新しい移住地として選んだ星には先住民がいました。
人間と先住民との戦いは激しくなり、先住民は「アーサ」という人間を殺す化け物を作り出したのです。
この生き物は視覚を持たず、人間の恐怖心が分泌するフェロモンを感知する。つまり恐怖をかぎ分けるのです。

そこで、総司令官サイファ・レイジが「アーサ」を恐れず、姿を消すことができる技を体得して「アーサ」を倒し、人々の英雄となりました。姿を消すその技を人は「ゴースト」と呼びました。

不慮の事故が起きる

総司令官の息子キタイがレンジャーになるための試験を受けるが、結果は不合格になってしまいます。
久方ぶりに帰ってくる父に良い報告ができず落ち込む息子。
そんな息子を汲んで父子で出かけることになったのです。

ところが、二人が乗船した飛行機が何らかの原因で故障し、やむなく近くにある星に緊急着陸することになりました。
その星は人間を殺すために進化した危険惑星であり、上陸が禁じられている星でした。
着陸に失敗し、飛行機は真っ二つに。奇跡的に父子だけが助かりました。

危険な惑星にひとり

緊急発信機で助けを呼びたいが、使える発信機が真っ二つになった船体後方にあり、父子がいる場所からかなり離れています。
総司令官である父は、足に怪我を負っていて身動きが取れませんでした。
そこで、息子であるキタイに託すことにしたのです。

レンジャーでもないキタイが船体後方までひとりで辿り着くことはとても困難なことであり、キタイは不安にかられますが、父の期待に応えようと勇気を振り絞ってひとり旅立ちます。

旅を通して急成長するキタイ

人を殺すために進化した惑星。
夜になれば氷点下となり、人間は凍え死んでしまう。
あらゆる生き物が人間を襲う。
空気は人間に合わず、定期的に薬を吸入しないといけない。その薬も残りわずか。

そんな環境に息子をひとり行かせる総司令官の心情はいかほどか。
そんな父の気持ちを知らずに反抗する息子。
その度に命を危険にさらしてしまう。

しかし、幾つもの危機を乗り越えるたびにキタイは確実に成長していきました。

ようやく緊急発信機を見つけ、仲間に助けを求めようとした時に「サーガ」が現れキタイを殺そうと襲います。
辛うじてかわすキタイですが、絶体絶命です。

こうした危険な状態で突然覚醒したキタイは「ゴースト」を体得し、「サーガ」を倒すことに成功しました。
無事惑星外にいる仲間に緊急発進を届けることができ、父子ともに助けられ命を取り留めました。

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【映画鑑賞】『記憶の夜』最後まで予想を裏切る展開が面白い!サスペンス系 https://sawami.net/2019/07/19/korean/kiokunoyoru/ Thu, 18 Jul 2019 23:00:08 +0000 https://sawami.net/?p=726 Netflexで配信されている韓流映画『記憶の夜』です。カン・ハヌルが主演しているので観てみました。 本作はまさに「起承転結」!最後の最後まで予想を裏切られる展開でした。 途中まではサスペンスで怖い感じですが、蓋を開けて […]

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Netflexで配信されている韓流映画『記憶の夜』です。
カン・ハヌルが主演しているので観てみました。

本作はまさに「起承転結」!
最後の最後まで予想を裏切られる展開でした。

途中まではサスペンスで怖い感じですが、蓋を開けてみると不運に見舞われた二人の男性の悲しいお話です。
よく考えてみるとストーリーのあちこちに伏線が散りばめられているんですね。

  • 引越業者はなぜジンソクに「あの兄は本当に兄か?」と尋ねたのか?
  • 初めて訪れるはずの新居になぜ見覚えがあるのか?
  • 証拠が全くないのに、なぜジンソクが犯人とわかったのか?

この3つがわたしが途中で非常にひっかかった点です。
これらの疑問はストーリーの展開で解けるのですが、「なるほど!こういうことか!」とスッキリします。
こんな感じのストーリー、大好きです!

ストーリー

だいたいこんな感じです。

はじまり

カン・ハヌル演じるジンソクには兄と両親がいました。
1997年に家族で新居に引っ越し、ジンソクは新たな生活に胸が弾みました。

しかし、数日後に兄が謎の集団に誘拐されてしまいます。
犯人から特に連絡がないまま時間だけがむなしく過ぎていき…。

19日後に突然兄が無傷で帰ってきましたが、この誘拐を機に家族が微妙に変わり始めます。

兄が自分の知る兄でなくなる。
親が他人のように感じる。
何者かが家族に成りすましている。

小さな違和感が、違和感が確信に変わり、恐怖に襲われるジンソク。
恐怖に耐えきれず家を飛び出して警察署に駆け込み、助けを求めます。
ところが、警察官はジンソクの話を疑わしく思うのです。

警察官によると今は2017年であり、21歳と思い込んでいた自分は41歳と知る。
警察は頭がおかしい人と真剣に取り合ってくれず、ジンソクはしかたなく1人家に戻ることにしました。

ジンソクが家に帰ると家には血にまみれた女性が2人倒れています。
これは…どういうことなのか?

偽家族の目的

全く状況がつかめないジンソクの元に兄になりすましていた男性が現れます。

その男性によると、

  • ある殺害事件があったが、犯人が見つからず時効が成立した
  • 諦めきれない遺族が犯人探しを偽兄に依頼した
  • 調査の末、犯人のジンソクを見つけた
  • ジンソクは記憶喪失で殺人のことを覚えていない
  • ジンソクが犯人だという証拠がない
  • そこで、殺人を思い出させるために催眠術で時間を巻き戻して殺人現場と同じ状況を再現することで思い出させる

という作戦だったらしい。
ところが、偽兄が警察に捕まり計画が崩れたとか。(偽兄はヤクザ系統の人だったため)
ジンソクが誘拐と勘違いしたことで最悪の事態は免れたが、雨が降らず計画を実行に移せない日が続いたとか。(殺人当時は雨だったらしい)
やがてジンソクにかかった催眠術が解け始めて偽家族に対して疑念を持ち始めたというわけです。

ジンソクは自分は殺人を犯していないと主張しますが、偽兄はジンソクを犯人だと決めつけて何処かに連れて行こうとします。
ジンソクは決死の覚悟で車から飛び降りて偽家族から逃げようとしますが、途中で車にはねられてしまいます。

無事命は取り止めたジンソクですが、殺人の記憶が蘇りました。
確かに自分は殺人を犯した…。

殺人の真相

ジンソクの家族は父の運転で新居に向かう途中、交通事故を起こしてしまいました。
この事故で両親は死に、兄は半年間も意識不明になったままです。

ひとり助かったジンソクには兄の手術ために莫大な費用が必要でした。
ちょうどこの頃、世界恐慌が起きており巷には失業者にあふれていて、ジンソクは兄を助けるために就職を試みますが、どこも断られて失望します。

そんなとき、チャットで「女を一人殺して欲しい。二人の子供には手を出すな」という殺人の依頼を受け、お金のために殺人を実行します。
女だけを殺すつもりでしたが、殺害現場を娘に目撃され、騒ぐのでやむを得ず殺してしまいました。
家を出る途中、幼い男の子と遭遇しましたが部屋に戻るように促して命を取らずにいました。

依頼になかった子供の殺害に怒り狂った依頼人がジンソクの前に姿を現します。
なんと依頼人はジンソクの兄の主治医だったのです。そして殺された女の旦那であり殺された娘の父親でもあります。
保険金目的で自分の妻の殺人を依頼したのです。

家族を助けるために必死だったジンソクは家族である妻を殺そうとした主治医の気持ちを理解できませんでした。
二人は言い争い、揉み合ううちに主治医が屋上から転落して命を落としてしまうのです。

結末

こうして全てを思い出したジンソクは偽兄に「遺族の方に死んで償うと伝えてくれ」と頼みます。
すると偽兄は自分の素性をこう明かしました。「俺はあの時の少年だ」

驚愕するジンソクに偽兄は怒りをぶつけます。
「俺がどう生きてきたと思う?
遺産を親戚に奪われ施設に放り込まれたんだ。
なぜあの時ガキを殺さなかった?どうして助けたんだ?!」

「お前に依頼をしたのは誰だ?…俺の親父か?」

ジンソクは長い沈黙の後、こう答えました。
「…違う。僕が一人でやった。」

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【映画鑑賞】『ラ・ラ・ランド』 https://sawami.net/2019/07/17/movies/la-la-land/ Tue, 16 Jul 2019 23:00:24 +0000 https://sawami.net/?p=707 『ラ・ラ・ランド』は、2016年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・ミュージカル映画で、女優志望とピアニストの恋愛を描いた映画です。多くの受賞を果たした映画ですが、今回ようやく観ることができました。 夢を追う苦し […]

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『ラ・ラ・ランド』は、2016年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・ミュージカル映画で、女優志望とピアニストの恋愛を描いた映画です。
多くの受賞を果たした映画ですが、今回ようやく観ることができました。

夢を追う苦しみと葛藤を描いたストーリー

この映画は夢を追い続ける苦しみと葛藤を描いています。

ヒロインは女優を夢見てバイトをしながらオーディションを受けては落選する日々を送っていました。
ヒーローはピアニストとして働きながら自分のお店を持つことが夢でした。

二人は出会い、やがて恋に落ち愛し合うようになります。
しかし、夢を優先するか愛を優先するか?

二人は葛藤の末、それぞれの夢を優先して別れを選択しました。
その結果二人とも夢を叶えたのでハッピーエンドと言えるでしょう。

俳優セバスチャンのピアノ演奏がすごい

たまたまとある番組で知ったのですが、ヒーロー役を演じた俳優セバスチャンは元々ピアノが弾けなかったそうです。楽譜も読めない状態から数ヶ月で映画のような完璧な演奏をこなすようになったのです。

不思議に思った指導者が「どうやった?」と尋ねたところ、セバスチャンは演奏者の指の動きを真似て「演じた」らできるようになったとさらっと答えたそうです。驚くべき天才ですね。

所感

世界で高く評価された映画ですが、ストーリーは正あまり好きではありません。
ダンスやカラフルな映像は綺麗でしたが、それ以外はあまり心に響きませんでした。
ともかく、ずっと見たいと思っていた映画なので、観られて良かったです。

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【映画】『ランペイジ 巨獣大乱闘』の感想 https://sawami.net/2019/05/25/movies/rampage/ https://sawami.net/2019/05/25/movies/rampage/#respond Fri, 24 May 2019 20:48:14 +0000 https://sawami.net/?p=73 遺伝子操作された化学物質に感染した普通の動物オオカミ、ワニ、ゴリラが巨大化してシカゴで暴動を起こしてしまいます。 オオカミとワニは野生ですが、ゴリラは保護施設で育てられており、育て親である飼育員と手話でコミュニケーショが […]

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遺伝子操作された化学物質に感染した普通の動物オオカミ、ワニ、ゴリラが巨大化してシカゴで暴動を起こしてしまいます。
オオカミとワニは野生ですが、ゴリラは保護施設で育てられており、育て親である飼育員と手話でコミュニケーショが取れるゴリラでした。

巨大化した三匹は凶暴性が高くどんな兵器も効かず、人間は成す術がありませんでした。
軍が匙を投げて最強兵器を巨大化した動物たちにぶつけるつもりでいましたが、元特殊部隊の隊員だったゴリラの飼育員はゴリラを助けるために手はないかと考えて助けようとします。

化学物質を作り出した組織に凶暴性を鎮める解毒剤があると知り、ゴリラの飼育員が命がらがら解毒剤を探し出してゴリラに食べさせました。
しばらくすると落ち着いたゴリラは飼育員とダッグを組み巨大化したワニとオオカミを倒していて人間を守り抜きます。

感想その1:巨大化した動物に迫力満点

巨大化した動物を違和感なく映し出せる今のCGの技術ってすごいと思いました。
それだけでも見応えがあります。

感想その2:悪党の姉弟に違和感

遺伝子操作した動物を兵器として売り出そうとした悪役の姉弟がいるのですが、その2人がなんとまぁ間抜けな人間でして、多少違和感がありました。
結局2人とも死ぬんですけどね。

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https://sawami.net/2019/05/25/movies/rampage/feed/ 0 73
【映画】『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』の感想 https://sawami.net/2019/05/23/movies/terminator/ https://sawami.net/2019/05/23/movies/terminator/#respond Thu, 23 May 2019 11:33:42 +0000 https://sawami.net/?p=66 『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』を観ました。 同作は、2015年7月1日に全米公開を開始した実写映画で、ターミネーターシリーズのリブートです。 ターミネーター1と2のシーンがあり、観ていて「あのシーンだ […]

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『ターミネーター: 新起動/ジェニシス』を観ました。

同作は、2015年7月1日に全米公開を開始した実写映画で、ターミネーターシリーズのリブートです。

ターミネーター1と2のシーンがあり、観ていて「あのシーンだ!」「あれはあれだな」と思い出しながら観ていて楽しかったです。

ストーリー

ターミネーターやカイルを過去に送ることを何度も繰り返した結果、ターミネーター1や2と全く違う展開になるというのが同作のストーリーでした。

同作のサラ・コナーは6歳にターミネーターに襲われ、人間によって送られた別のターミネーターに守られ成長した強く逞しい女性になっていました。
長い時間を共に過ごしたターミネーター「オジサン」から未来のこと、ジョン・コナーやカイル・リースのことを聞かされていて全てを知っており、自分が運命から逸れた選択をすると人類滅亡に繋がると恐れて自由に生きることを諦めていました。

ターミネーター1と同様に未来からターミネーターが送られてきますが、「オジサン」とサラ・コナーによって瞬殺されます。
次にターミネーター2に出てきたT-1000も出てきますが、これも「オジサン」とサラ・コナー、カイル・リースの3人で中盤あたりで倒していきます。

あれ?もう敵なし?と思ったときに、ターミネーター化したジョン・コナーが未来からやってきて人間の敵となるのです。

人間であった頃の記憶を所有しながら身体や脳を侵されターミネーターとなったジョン・コナーはスカイネットの前身となるジェニシスを世に放つ為に、それを阻止しようとするサラ・コナーたちを妨害し続けます。

最終的にはサラ・コナー、カイル・リースたちの勝利に終わり、スカイネットの脅威が消え去りました。

サラ・コナーは運命から解放され、好きに生きることが許されるようになり、ハッピーエンドとなりました。

感想1:ジョンコナーが可哀想…

生まれる前から、そして最期までスカイネットに翻弄され続けて死んでしまった彼をこの上なく可哀想に思えてきました。

彼が指導者に立つまでどんな葛藤があり苦しんできたのか、そして指導者に立った後も苦しみ続けてきたことを、ターミネーター2から彼を観続けていて知っています。

それ故に最期にターミネーターにさせられて操られてしまったという顛末に衝撃を覚えました。
せめて安らかに眠りついてほしいです。

感想2:始まりはどこに?

カイル・リース:
ジョン・コナーに命を救われて抵抗軍としてターミネーターと戦う術を教わりました。後にジョン・コナーの命でサラ・コナーをターミネーターから守るために過去に送り出され、サラ・コナーと恋に落ちて2人の間にジョン・コナーが生まれます。

サラ・コナー:
ターミネータ1では最初は何も知らない普通の女性でしたが、未来から送られたターミネーターに命を狙われ、同じく未来から来たカイルによって命を救われます。そしてのちの指導者となる息子ジョン・コナーを生み、カイルから教わった情報とターミネーターと戦う術をジョンコナーに教えなから育てます。

ジョ・コナー:
少年時代から未来から送られ続けるターミネーターに命を狙われながらも、母によって守られ生きる術・戦う術を教わります。後に指導者になる運命だと知りつつも自分にできるはずがないと葛藤し続けながらもスカイネットによる審判の日が来るのを阻止しようと試みようとします。審判の日が起きた後は抵抗軍の指導者となり抵抗軍の仲間と共にターミネーターと戦う中で父となる子供のカイルと出会います。彼をターミネーターから救い、ターミネーターと戦う術と自分の母であるサラ・コナーを教えます。

さて、始まりはどこにあるのでしょうか?
ジョン・コナーの父カイル・リースは未来の人であり、カイル・リースの息子ジョン・コナーは過去の人なのです。
真面目に考えれば考えるほどわからなくなります。

感想3:スカイネットの敗因はターミネーターを過去に送ったことにある

ターミネーターを過去に送らなければ、サラ・コナーを守るためにカイル・リースを過去に送ることもなく、そうなれば2人の息子であるジョン・コナーも生まれることはなかったはずです。

カイル・リースがジョン・コナーの父であることをスカイネットが知っていることはターミネーター4の中で分かっています。(確かそうだったはず)

そう考えるとスカイネットが自ら敗因を作ったということになるのではないでしょうか。
そもそも時間移動装置を作ったこと自体が間違いだと思います。

他にもツッコミどころはありますが、一番の敗因はそこにあるのではないかと思っています。

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