わたしたち税金いくら払っている?『池上彰のニュースそうだったのか!!』

2020/11/28放送『池上彰のニュースそうだったのか!!』
今日のテーマは国民なら誰もが関係する納税についてです。
私たちがどれだけの税金を納めているのかを考えてみましょう。
稼いだお金の何割ぐらいが税金や納めるべき保険料になるのか?
その数字を知るといろいろ考えたくなりますよ。
税金についてよく知っている人もわからない人も少し考えてみませんか。
身近な税金
税金っていろいろあますよね。
住民税・所得税・タバコ税・消費税…1人が一生でどれくらい税金を納めるのか、さらに身の回りで税金がどれくらい使われているのか見ていきましょう。
固定資産税
東京で家を買って60年住むと固定資産税が 約1020万円 かかります
※東京世田谷区で土地4000万円 家屋2000万円を購入、親から700万円の非課税贈与を受けた場合
※今の税制が続く場合
タバコ税
タバコの半分は税金といわれています。
540円のタバコを1日1箱毎日60年間吸い続けた場合 約620万円の税金を払うことになります。
(※今の税制が続く場合)
お酒税
ビールの40%ぐらいが税金です。
500mlの缶ビールを1日1本 60年間飲み続けた場合 219万円の税金を払うことになります。
(※今の税制が続く場合)
車の税金
10年ごとに車を買い換えて生涯に5台の車に乗った場合 313万円の税金を支払うことになります。
(※今の税制が続く場合)
車の税金と一口にいっても実は色々分かれています。
- 自動車取得税 約156万円
- 自動車重量税 約45万円
- 環境性能割 約20万円
- ガソリン税・石油税 約92万円
自動車取得税以外の税金は道路を作るための税金としてできたものです。
そもそも日本は戦後 道路らしい道路がありませんでした。
高度経済成長時代に道路を整備する、あるいは新しく道路を作るために道路を使う車の所有者に税金を納めてもらいましょうと取り入れられました。
でも今は道路ってかなり整備されていますよね。
現在は一般財源 つまり 道路を作ること以外に使われるようになりました。
そんな車の税金は車の新しさによって変わります。
古い車は税金が高くなります。
あとがき
固定資産税、あんなにかかると持ち家を購入するのがバカらしくなりますよね。
タバコは半分が税金だし財布にも体にも良いことがないのでタバコなんかキッパリやめてしまいましょう!
お酒税もまぁまぁかかるんですね。
飲む本数回数を控えて我慢しましょう。
自動車を保有するだけでこんなにも税金がかかるんですね。
都市に住む人は自動車を保有しなくても困らないので手放していいのではないかと思います。
必要な時だけレンタルするなりシェアサービスを使うなりすれば良いかと。
一生にかかる税金を目の当たりにすると本当に考えさせられますね。

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