物忘れを予防!体の老化を防ぐ!痩せやすい体を作る!スーパーフィッシュ「サーモン」 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

物忘れを予防!体の老化を防ぐ!痩せやすい体を作る!スーパーフィッシュ「サーモン」

2021/1/7放送『主治医が見つかる診療所』


回転寿司店で9年連続人気ナンバー1の栄養満点の寿司ネタは「サーモン」です。
回転寿司店人気ネタランキングで2位のマグロに大差をつける不動の1位なのです。

サーモンは寿司以外にも様々な料理に使われている私達にとっても身近な魚です。
しかもサーモンはタンパク質が豊富筋肉を作り代謝を上げて痩せやすい体を作るのを手助けしてくれます。

そして老化予防に良いといわれる成分も入っています。
サーモンは栄養たっぷりのスーパーフィッシュなのです。

日本でもトップクラスの知識を誇るさかなクンにお話を伺います。
魚大好きで東京海洋大学名誉博士でもある正真正銘のお魚博士です。

サーモンが持つ3種類のスーパーパワー

老化予防が期待でき、代謝を上げて痩せやすい体を作るスーパーフィッシュ「サーモン」。
今回はサーモンが持つ3種類のスーパーパワーを逃さず摂るための方法を学んでいきます。

  • 物忘れを予防するDHA&EPA
  • 体の老化を予防するアスタキサンチン
  • 痩せやすい体を作るタンパク質

「鮭」と「サーモン」の違い

お魚屋さんやスーパーさんでは鮭の切り身も並んでいます。
「鮭」と「サーモン」、日本語と英語という言葉の違いだけだと思っていませんか?

実はそれだけではありません。
ズバリその違いは何でしょうかでしょうか?

近年 日本では生で食べられるものを「サーモン」、火を通して食べるものを「鮭」と呼び分けるようになったといわれています。

「鮭」と「サーモン」の違いは、食べ方と育ち方に違いがあるといわれています。
日本では一般的に、天然のものを「鮭」と呼び、煮たり焼いたり火を通して食べます。
一方、「サーモン」は刺身や寿司など生でも食べられるように養殖したものをいいます。

天然の鮭は生で食べるとお腹を壊すこともあるため、加熱して食べるのが一般的です。

物忘れを予防するDHA&EPA

今回オススメするのは鮭ではなく「サーモン」です。

なぜなら生の魚には脳の老化を防ぐといわれるDHAやEPAという素晴らしい脂が入っています。
DHAやEPAは脳の神経細胞を活性化して物忘れ予防効果が期待できます。

加熱すると多くのDHAやEPAが失われてしまいます。
なので、で食べるサーモンの方がオススメです。

生でサーモンを食べるときは必ずラベルに「生食用」または「刺身用」と書かれたものを選ぶようにしましょう。

というわけで、サーモンに含まれるスーパーパワー1つ目は物忘れを予防するDHAとEPAです。

体の老化を予防するアスタキサンチン

サーモンといえばサーモンピンクと呼ばれる綺麗な赤色ですよね。

実はこの綺麗な色がとても大切な栄養素が含まれている証です。
それが老化を防ぐもう1つの成分「アスタキサンチン」です。

パチンコ玉は長い間放っておくと錆びてしまいますよね。
人間も同じように不健康な生活習慣をそのまま放置していると体内に活性酸素が発生し、細胞が傷ついてどんどん錆びついてしまいます。
この体の錆び付きこそが「酸化」と呼ばれる「老化現象」です。

サーモンに豊富に含まれるアスタキサンチンは酸化を防ぐ力、いわゆる抗酸化力がとても強く、その力が一般的に抗酸化力が強いとされるビタミンEの約1000倍です。
さらに血流の改善血管を修復し、肌効果なども期待できます。

アスタキサンチンの吸収率を上げる裏技

このアスタキサンチンを上手に摂るための裏技があります。

アスタキサンチンは油に溶けやすいですので油をたくさん含んでいるマヨネーズと一緒に摂ると吸収率がアップします。
つまり回転寿司でおなじみのサーモンマヨネーズはアスタキサンチンを上手に摂れるお得な食べ方なのです。

また、サーモンとアボカドの寿司もオススメです。
脂肪分の多いアボカドがアスタキサンチンの吸収率を高めます。

寿司以外ではカルパッチョやマリネなどでサーモンとオリーブオイルを組み合わせるのもオススメです。

ということで、2つ目のスーパーパワーは体の老化を予防するアスタキサンチンです。

痩せやすい体を作るタンパク質

タンパク質は筋肉の主な材料です。
筋肉が増えると代謝がアップして自然と痩せやすい体になります。

サーモンにはタンパク質が豊富に含まれており、しかも牛肉・豚肉・鶏肉よりもカロリーが低いです。

さらにサーモンは夜に食べるのがオススメです。
実は就寝3時間くらい前にタンパク質を摂取すると効率よく筋肉が作られることがわかっています。

しかし寝る前にカロリーを摂ると肥満に繋がる可能性があります。
サーモンは高タンパク質・低脂肪なので夜食べても太りにくいのです。

あとがき

回転寿司で人気ナンバー1はマグロだと思っていましたが、意外とサーモンが1位でした。

さわみ、サーモンが大大大好物です。
はたして日本にサーモン嫌いがいるのでしょうか??

高タンパク質・低脂肪なのも驚きでした。
脂がたっぷりのっているので高カロリーだと思っていたのですが、肉よりも低カロリーなのですね。

登山の後に疲れた体を修復するために積極的にサーモンを摂ろうと思いました。

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