ここを改善すれば面白くなる!残念な文章を書く人に共通する3つの特徴

『武器としての書く力』を読みました。数年前に購入してそのまま忘れていた積読の1つです。
本書の中に「文章が残念な人の特徴」が紹介されています。
どれも心当たりがあるものばかりでしたが、その中でも特に心に刺さった3つを取り上げて紹介します。
『武器としての書く技術』
著者:イケダハヤト
出版社:中経出版
文章が残念な人の特徴
何が言いたいのかわからない
長々と文章を書いていて何がいいないのか伝わらない。いますよね?(わたしもですが)
あれこれ言いたいことを言って、聞き手が「結局何を言いたかった?」となるような感じです。
そんな文章を書きがちな人は、下記の点を意識して書くと良いです。
- その文章で何を伝えたいか
- まず書きたいことを箇条書きにしてみる
- どういう流れがベストか考える
- 具体例などを入れながら肉付けしていく
- 伝わる文章に味付けしていく
まず、何を伝えないかを決めないといけません。1つの文章に1つのテーマが原則です。あれこれと詰め込んでしまっては逆に何を言いたいかわからなくなってしまいます。
そして伝えたいことを箇条書きにしてどの順番で書くかを決めます。これで文章の骨格は完成です。
そして、これに具体例をいれて伝える文章として整えていきます。
最後まで読まないと結論がわからない
ブログを見にきてくれる人はとても忙しい人。最後まで読まないと結論がわからないと呼んでくれません。
だからまず、タイトルで結論を言ってしまいます。そして、導入もそこそこに、結論から入ってしまいます。
これからの読者はとにかく時間がない。早く結果を知りたい。
そんな方たちのためにまず、結論。これを意識しておくことです。
そもそも内容がつまらない
どんなに良い文章を書いてもネタがつまらないと意味がありません。
「そんなこと言われてもそうそう面白いことなんて見つからないよ!」
そうですよね。普通に生きていたらそうそう面白いことなんて起きません。
だからこそ、普段から面白いことを探す習慣を身に付けることが大切です。日常生活の中で「ネタ探し」を意識します。
そうすると、面白い文章を書きたいと思うことで、自分が体験するあらゆる出来事が「ネタ」になることに気づけるようになります。
楽しいこと、嬉しいこと、驚いたことはもちろん、手痛い失敗をした時ですら芸人並みに「これはおいしいぞ!」と思えるようになります。
まとめ
ここでは3つだけ取り上げましたが、本書には10個の特徴が書かれています。
どれもこれも身に覚えがあることばかりで正直凹みました。
「そもそも内容がつまらない」って強烈ですよね。絶望的だと思いました。
芸人って改めて凄いと思いました。普段からネタを蓄えてテレビや営業で巧みにトークして大爆笑を生み出す。目に見えないところで涙ぐましい努力をしているんですね。
わたしも芸人を見習い、普段からアンテナを張ってネタを探し続けます。
本書を参考にして文章力を向上するべく邁進していきます!

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