忙しい現代人必見!儲かる分刻みビジネス『がっちりマンデー!!』 | 頑張ることをやめたら人生楽しくなった

忙しい現代人必見!儲かる分刻みビジネス『がっちりマンデー!!』

2019/9/22放送の『がっちりマンデー』。
ゲストは森永卓郎さんそして 武井壮さん。


儲かる分刻みビジネスです。
最近、世の中には1日いくら、1時間いくらというビジネスがいっぱいです。
貸しオフィスにレンタカーに自転車などなど、時間当たりいくらのビジネスがどんどん増えてますよね。

そんな中、時間当たりの区切りはどんどん細分化しています。
ついに「分」のビジネスの時代がやってきました。

忙しい現代人必見!分刻みビジネスの世界がわかります。

1分単位通えるフィットネスクラブ

儲かる分刻みビジネス。
実は今、スポーツジムが1分30円驚きの分刻みです。

まず最初にやってきたのは港区白金台にある「ロネオ」という会社。
一見カジュアルな会社です。社長もTシャツでかなりカジュアルです。

社長っぽくない柿原社長がある画期的な分刻みビジネスを始めたというのです。
1分間でフィットネスクラブに通える、1分間利用できるというビジネスをしています。

普通、スポーツジムといえば1ヶ月いくらとか1回当たりいくらという料金が普通ですが、一体どういうことでしょうか?

「Nupp1 Fit」アプリ

早速そのジムがあるという千葉県松戸市にやってきました。
普通のジムですが、受付で待っていると何やら携帯用QRコードをかざしている人たちがいます。
見せてもらうとかざした瞬間、アプリが起動して時計が動き出しました。

これは「Nupp1 Fit」というシステムであり、ジウに入館するときにアプリで認証すると1分ずつメーターが上がって料金が増えている仕組みです。

トレーニング中はスマホで見られるから今何分経ったか今幾らかかっているかを常に確認することができてかなり便利です。
しかも、終わるタイミングはお客さんの自由です。
最後はまた、アプリのQRコードを受付にかざせば、その日の料金が確定します。

ちなみにこちらのジムは1分30円なので、1時間だと1800円という具合です。
これで入会金も月会費も一切ありません。
気軽にちょっとジムに通いたいというジム初心者にとってはリーズナブルです。

さらにNupp1という仕組みは関東地区の45店舗が導入されていて、どこでも使えます。

実は柿原社長野は自分でジムを経営してるわけではなく、システムを開発して様々なジムと契約して使えるようにしています。
お客さんに払った1分いくらの料金の30%を手数料として受け取るビジネスモデルなのです。

その手軽さが受け、今年の5月から始まったばかりなのに既に3000人がこのNupp1Fitアプリに登録しています。

ジム側にもメリットだらけ

しかし気になるのはジム側の儲けです。
今まで月会費で儲かっていたはずなのに1分にいくらのお金しか入ってこないとなるとちゃんと儲かるのでしょうか?

ジムにしてみると、今まで月会費でジムに通わなかった初心者を取り込んで売上アップにつながるのです。
フィットネスクラブの会費以上の利用になると、アプリ側の方で「クラブの会員になったらどうですか」と提案がお客さまに入ってくるので、まさにジムとWin-Winの関係を築いています。

今後もかなりの成長を見込んでいるそうです。
駅前でよく見られるジムや大手のジムとかが続々ご契約で決まってますので、将来的には年商1500億円を目標にしています。

ロネオはナップワンフィットでがっちり!

駅ナカで15分単位で自分の時間を過ごす

続いてやってきたのはJR新宿駅です。

鉄道といえば1日に1万本以上の電車を分単位できっちり動かしていますが、それとは全く別の分刻みビジネスにあのJR東日本が取り出したといいます。
一体どんな分刻みビジネスなんでしょうか?

駅ナカで15分単位で自分の時間を過ごせるという全く新しいビジネスを始めました。
新宿駅甲州街道口の改札を入ってすぐその左手になにやら電話ボックスのようなボックスが四つ並んでいます。

こちらはステーションブースといいまして、こちらの中でお仕事ができる新しいサービスです。
このボックスの扉を開けてみると、中には机と椅子があります。

このステーションブースは駅ナカでも仕事をしたいという忙しいサラリーマンの需要に応えて作られた小さなオフィスなのです。
しかも値段は15分で百五十円と結構リーズナブルです。

使い方は簡単です。

  1. ボタンをして何時まで使うかを選択
  2. SuicaやPASMOでタッチ

気になるブース内の設備はWi-Fi電源はもちろん、ノートパソコンとつないで大画面で作業できるようディスプレイも完備です。
もちろん天井も完全クローズドになっていて静かな空間で集中して仕事ができます。

確かにこれまでのサラリーマンの出先でのちょっとした作業といえば喫茶店ぐらいしかありませんでした。でもそれだとお茶代がかかるし、何よりお店を探すのにも結構時間のかかります。

ならば、外でのお仕事に特化した場所を用意してあげるよ、というのがこのステーションブースなのです。

なぜ15分単位?

ところで、ここで素朴な疑問。
なぜ15分刻みですか?

入ってみていただくと感じるんですけれども、意外と10分ではすぐ過ぎてしまいます。
カバンからコードを取り出して、あるいはパソコンを起動するだとか少しご準備いただくような時間がどうしてもございますので。

10分だと短く、会議前に1時間はさすがに長い。
ちょっとした直しや準備にぴったりな時間だということで15分にしました。

サラリーマンのハートをうまく掴んだこのステーションブーツは8月に導入されて以来、すでに2500人のお客さんが利用しています。

現在は新宿駅の他に、東京駅、立川駅、池袋駅に設置されていますが、来年には30の駅に導入予定です。
年間売り上げ1億円を見込んでいます。

今後もますますJR東日本はステーションブースでがっちり!

1分料理動画サービス

儲かる!分刻みビジネス
全て約1分のレシビ動画でがっちりな会社を発見しました。

続いての分刻みビジネスはこちら。エブリー株式会社です。

こちらの会社が作っているのはスマホやタブレットで料理の作り方を動画で教えてくれるDELISH KITCHENというサービスです。
こちらは2000万人以上が使ってます。

利用者数2000万人以上、月間動画再生数は6億回以上、流量会員は月額480円というから、これはかなり儲かっています。

そんなDELISH KITCHENですが、ある部分をきっちり分刻みにしているとのことです。
それは料理の動画をおよそ1分で必ず作るようにしています。

DELISH KITCHENは常時26,000本のお料理動画が見られますが、なんとそのほとんどがおよそ1分に収まるように作られています。

もちろん1分には理由があります

昔はパソコンで動画見ることが多かったが、今ではほとんどがスマートフォンで見られるので、お客様がスマホを持ちながら疲れずに見飽きない時間がおよそ1分なんだそうです。

1分に収めるための様々な工夫

でも作る時間は料理によってバラバラですが、
社内にマニュアルがありますので、マニュアル通りに撮影・編集して1分に収めています。

早回しはしない

1分に収める際に一つ大きなルールがあります。
それは「早回しはしない」です。

早回しをしてしまうとどうしても正しい調理の仕方がわからなくなってしまうので、通常のスピードでやるようにしています。

なんと動画を短くまとめなきゃいけないのに早回しは禁止。
どう編集すればいいのでしょうか?

わかりづらい部分はしっかり見せ、単純な作業は短縮する

しっかりと見せたい加熱時間のところだったり変化があるところに関しては、ゆっくり見せています。

しかし、一方で単純作業、つまり切るところや簡単な作業に関しては最初と最後だけを使って1分に収めるようにしています。

編集ポイントを作る

さらにもう一つ動画を1本にまとめるための必須テクニックがあります。

撮影する際、前に後ろに物を入れたり出したりします。
食材や手を画面の下から入れて下に出すことで、途中の編集がしやすくなります。

視聴維持率を分析して撮影・編集を工夫している

そんな様々な1分でまとめる工夫はあるデータに基づいて決定しています。

インターネット上で「視聴維持率」という、どこのタイミングで視聴者さんが見なくなったかがグラフでわかるようになってます。
このグラフを分析しているのです。

スーパーの売り場で人気

おかずを考える手間が省けるということで、スーパーの売り場で特売品等を使った料理動画配信サービスも大人気です。
商品によっては30%ほど売り上げが伸びている商品もあります。

このDELISH KITCHENの1分動画サービスは全国に1000店舗以上で利用されているというからはまだまだ儲かりそう!

DELISH KITCHENは1分料理動画でがっちり!

あとがき

分単位のビジネスは昔は考えられませんでした。面白い時代になりましたね。
どれも初めて知るサービスですが、機会があれば使ってみたいです。

この分単位ビジネス、他の分野にも使えそうですね。

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